マツダ プレマシー 「実用性重視だが、走りにもこだわりたいとい...」のユーザーレビュー

実用性重視だが、走りにもこだわりたいとい...

2003.10.20

総評

実用性重視だが、走りにもこだわりたいという方にはオススメの１台だと思います。ミニバンというと、どうしても「家族のための車」というイメージになってしまいがちで、実際、所帯染みた印象を受ける車も中にはありますが、プレマシーは外観も中身もスポーツテイストを持ち合わせ、実にバランスの取れた車に仕上がっていると思います。
７人乗るには窮屈ですが、そんな状況が年に１～２回あるかないかで、小さな子供が１～２人の若いファミリーや、カップルにはうってつけの車ではないでしょうか？
コンパクトゆえに女性にも運転しやすく、立体駐車場にも入庫可。現時点ではベストサイズのミニバンだと考えます。
（個人的には全長が4.2～4.4ぐらいの車が、あらゆる面で使いやすいと思います）
前述した足の硬さ、燃費の悪さというマイナス面、これは2.0リッターではなく、1.8リッターを選択したならば関係のない事かもしれません。

満足している点

外観は、ライバル車と比較して、ズバ抜けてカッコいいと思います。
嫌みのない純正エアロに、この車にはオーバーサイズと言えなくもない17　インチタイヤ＆アルミが外観を引き立たせるのに一役も二役も買っています。
上記の点にチタニウムグレーメタのボディカラー、それにあまり売れていないので珍しいからか、信号待ちや渋滞時に他のミニバンオーナーからチラチラ見られる事が多々あります。個人的に人が乗っていない車が好きなので、
こういう時は「買ってよかったかも」と優越感に浸れます。（自己満足かも
知れませんが）
また、評判通りのボディ剛性の高さも気に入っています。特にコーナリング時のしっかり感はミニバンを感じさせないくらいで、カッチリした造りの良さを味わえる瞬間です。
コンパクトなボディながらホイールベースが長めなので、室内は想像以上に
広く、２列目シートを後方へスライドさせると十分なレッグスペースを確保出来ます。
意外だったのがシートの出来で、硬めなのが功を奏してか、長距離運転でも疲れないのには満足しています。

不満な点

17インチのタイヤ＆アルミのカッコ良さの代償とも言えるのが、乗り心地の悪さ。硬めのサスとも相まって、路面のちょっとした凹凸も確実に拾い上げます。前車がラリー仕様の車だったので、個人的にあまり抵抗はありませんが、ミニバンとしてはかなり硬い仕上がりになっていますので、同乗者には気を使ってしまいます。
もし私が前車なしで、いきなりこの車に乗っていたなら嫌気がさしていたかもしれません。
それと、安っぽいエンジン音にはガッカリしています。2.0リッター最上級グ
レードであるにもかかわらず、「ブイィィーン」という音はあまりにもガサツで、まるで安い1.5リッタークラス。２世代前のエンジンみたいです。
せめてSPORTの名に相応しいスポーティーな音にして欲しかったです。
あと、車に詳しくない人にも指摘された地味なインパネ。使いやすさには満足しているものの、これだ！という特徴がなく、あっさりしすぎ。走りを予感させる何かがあってもいいのでは？
それと何と言っても最悪なのが燃費。マツダ車だから仕方がないのか、想像をはるかに超える悪さでした。
少しでも改善出来る方法があるなら教えて欲しいくらいに困っています。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験