水素自動車（水素エンジン車）が実用化と市販化が 出来なかった理由と訳を教えてください。

Question

何故水素自動車が実用化出来なかったのか
燃料電池自動車（FCV）は既に実用化と市販化が
出来てるのに対して水素エンジン車が実用化出来ないのは
可笑しいじゃないの？水素自動車の研究開発で止まったのは
一体何故なのでしょうか？
燃料電池自動車は実用化と普及が出来ているなら、
如何して水素エンジン車が実用化と市販化が出来なかったの？
具体的な事情と理由を教えてください。
自動車メーカーは燃料電池自動車の研究で実用化に成功したが
水素エンジン車だけ実用化に成功できなかったのは何故なの？

Answer 1

マツダでは、水素エンジン車を実用化しレンタル中です。

プレマシー ハイドロジェンRE レンジエクステンダーEV の開発
http://www.mazda.com/contentassets/f9917ef8c0cc4705936fd468f87af961/files/2013_no026.pdf


各社の開発動向は、燃料改質エンジンに変わって来ています。
ケミカルターボで、排気熱/ガスにより燃料から水素含有ガスを生成します。

Answer 2

BMWでは、実用化の一歩手前までは開発が進みました。

当初彼らは水素燃料電池車より水素エンジン車が有望と考え
開発を進めていました。
リースで量産レベルの車を提供もしていたようです。
http://www.hess.jp/Search/data/33-01-042.pdf

そういう意味では実用化できた、とも言えなくもないです。

しかし2009年に中止を決めました。
大量生産には適していないという理由のようです。

おそらく生産には高い技術が必要で、数百台レベルなら
まだしも、数万台や数十万台レベルだと困難があるので
しょう。

インフラに関しては水素燃料自動車と同じものが使えます。
圧縮水素ガスのスタンドや車載の水素タンクも同じです。
まあガソリンに比べ熱量が少ないので、燃やして走らすと
燃費や出力は良くないですけどね。

Answer 3

うわさですけどね・・・

ローターリエンジンだけが実用化できる目処が立っちゃったってことに、虎の尾を踏んづけたってこと。

昔ね。シングルローターでシャンテって軽自動車を作ったんだけど、大手に寄ってたかってつぶされたって有名な話がある。

だって、３６０ccで当時のパブリカなどの普通車を軽く凌駕する出力だからね。

軽枠に認めないとかいろいろ叩かれて、搭載をあきらめたってう・わ・さ。

ロータリーエンジン車が軽々とクリヤーしちゃうと困る企業がたくさん出るのよ。

それと、水素を扱うって、弱小企業で政治力が弱いとインフラ整備が難しいね。

最大手がやれば政治も動くけど。

ほぼそれが主因。エンジンにまつわる問題は解決できるって当時テレビのインタビューでマツダの技術者が言っていたから、ガソリン車並にはできる自信があったと思うよ。

Answer 4

出力的な問題

燃料タンクの強度によるコスト

水素補給のインフラ

意外に高い水素価格

などでは！

Answer 5

全ては「大人の事情」じゃないですかぁ。

いまじゃないんでしょうね単純に。
もっと稼がなきゃいけない人たちがいるんですよ。

ＳＴＡＰ細胞なんかもそう。

世の中はきれいごとで回ってないってことです。

出る釘は打たれる。

私はそうおもう。

水素ローターリーエンジンなんかも何十年も昔からモーターショー
出品されたりしてましたからねぇ。

Answer 6

水素はガソリン混合気と比べてめちゃくちゃ燃焼伝搬速度が速いです
ある意味｢爆発｣と言ってもいいぐらい.... だからレシプロエンジンでは非常に扱い難いのです
で、マツダはREで水素を燃やすことを研究していました コジェネ用に13Bベースの水素(燃焼)エンジンは出していました
無論それの自動車用エンジン化も狙っていたようですが、出力がガソリンREの1/6しかならず｢使い物にならない代物｣だったようです
それでいながら高圧タンクも装備しなければならない....となれば、おむすび大好きマツダ狂信者でも乗りませんわな

Answer 7

私の知る限りでは水素を燃焼させると水以外の有毒成分を処理できない
それとエネルギー効率が悪いので燃料電池にしたほうが効果が大きい

よって水素を燃焼させる方向にはならなかった