マツダ ユーノスコスモ 「最初で最後の３ローター！素晴らしい車 発表直後に１ケ月間無料試乗キャンペーンで選ばれ、購入前に思う存分試乗する事が出来ました。しかも希望の20Bを貸し」のユーザーレビュー

最初で最後の３ローター！素晴らしい車 発表直後に１ケ月間無料試乗キャンペーンで選ばれ、購入前に思う存分試乗する事が出来ました。しかも希望の20Bを貸し

2006.10.24

総評

最初で最後の３ローター！素晴らしい車
発表直後に１ケ月間無料試乗キャンペーンで選ばれ、購入前に思う存分試乗する事が出来ました。しかも希望の20Bを貸してもらえましたので、2度も新車コスモのビニールを外す経験が出来ました！当時の車としては爆発的な速さと、初めてロータリー特有のリニアな加速感、未来的な内装、日本車離れしたデザインに心を奪われました！１ケ月の試乗終了と同時に最上位モデルでフルオプションの20BのタイプEのCCS＆HFT付きを注文しました。ハンドルのハンズフリースイッチも良く出来ていて（当時はアナログ自動車電話でNTTとIDOしかありませんでしたが）、実に便利でした。

満足している点

シュミットバッハの本革シート、未来志向のインパネ、光ファイバー１本でハンドル周りの各スイッチを集中制御する技術、今では当たり前のサイドインパクトバーなどの安全対策、タッチパネルのカーナビ内蔵CCS、当時は珍しかった左右独立エアコンは斬新でした。その割りに評価されなかったのは当時の自動車評論家の某社崇拝主義に加え、時代が早すぎたのかもしれませんね。実は３２０馬力あるのを、当時の規制によりあえて２８０馬力と公表していたと販売店で聞きました。試乗のレポートを提出したことがきっかけで開発主査の方と広島でお会いする機会を得て、東京からコスモで広島まで出かけた事を思い出します。車を串刺し状態で回転させて塗装する方法など、最新の技術がこの車には投入されていました。ナビの拡張性がなかったのが残念ですが、ビデオ入力端子がセンターコンソール内にあったおかげで、しばらくは次世代ナビをつなぐことが出来ました。

不満な点

ともかく燃費が悪かったです。都内は信号や渋滞が多いので、3kmを下回る事もありましたが、高速走行では６キロ弱走れます。後にベンツ(W140)に買い換えるため友人に譲った（彼は今でも大事に乗ってくれています）のですが、彼に渡ってから数年してエンジントラブルが起こりました。20Bは３ローターで、ローター中央のカムシャフト（と言うのでしょうか、棒）が３：２の位置で折れてしまう故障。マツダの話では基本設計が２ローター+１ローターになっていて、棒もそれにあわせて接合してあり、その接合部で折れたとの事。20Bでは良くあったそうです。相当修理にお金がかかったようで、譲った友人に対して申し訳ない気分になりました。ノーズの長さの割にはトランクがとても小さいため、時々不便を感じました。（これは大陸に輸出できなかった一番の理由だと聞いています）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験