マツダ CX-60 「ディーゼル3.3Lストレート6」のユーザーレビュー

ディーゼル3.3Lストレート6

2025.10.26

総評

X3、3ツーリング、ティグアン、NX等を試乗して、CX-60に決めました。
自身4台目の3ツーリングか？！と迷いましたが、、、昨今の輸入車価格の高騰にも疲れて、、、
ある程度の趣味性、コストパフォーマンス、後部座席の快適性を重視。エンジンもとても魅力的です。
また、トルコンレス8ATの程よいダイレクト感も良い雰囲気。
乗り心地に関してはスポーツSUV基準で考えると良いといいますか、欧州車を長年乗り継いできた感覚で大雑把に言うと若干柔らかめ。初期のロールスピードが早めで気になるけれど、さらに上質さを求めると電子制御サスペンションが必要になってくるのではないでしょうか。純正オプションで選択できれば良いですね。
欧州車等の趣味性の高いマシンに比べると、工業製品としての美しさはあまり感じませんが、大きな不満はありません。
あ、、ダミーマフラーは気になるかな。。。

車両受取から1週間700km走行、トータルで考えると良い車買ったなと思っていますし、何よりもドライブが楽しいです。

満足している点

その唸り声を聞くために、毎回アイドリングストップ解除ボタンを押す。

なめらか、かつ、重厚なエンジンサウンドは3.3Lストレート6であることを実感、特にアイドリング時の獰猛さを予感させる唸り声に心が躍ります。
室内ではディーゼル特有のサウンドはあまり感じず、エンジンを回す気持ちよさは無いものの、まさかの獰猛なトルクと軽自動車並みの燃費の両立には驚くばかり。凄い。

内装は、デザインの上質さを求めて輸入車必須だった方々にも選択肢に入る質感レベル。ステアリングチルト、シートは当然電動です。
ただし、所有してみて重箱の隅をつつくと、本物感に欠ける部分を感じてしまうのは、価格から考えて納得すべきところでしょうか。

迫力のあるボディサイズはミドルサイズSUVを求めていたので良い感じ。
また、FRベースゆえのスタイリッシュさは満足度が高いです。

安定した乗り味はロングツーリングが楽しくて仕方ないですし、意外と軽快なハンドリングは想定外で驚いたところ。
やはりFRベースは気持ちいい。

今時の運転支援に触れ、凄いなと感動しました。
自宅の液晶テレビで、初めてNetflixを見た時の感動に似ている。
こんな時代なんだと(笑)

不満な点

・ダミーなマフラーテールエンドは、どうしてこうなった?
と思う。
・液晶メーターのオープニング演出のデザインが稚拙と感じる。
・レザーシートの本革は一部だけ(身体に触れる部分のみ)
・XDグレージュはセンターコンソール、ドアパネルの一部が木目調ですが、あくまで「調」ですので、悪くは無いですが「安価で背伸びしたインテリア感」を感じてしまう。(ニ⚪︎リをイメージしてしまう)

デザイン

4

走行性能

4

乗り心地

4

積載性

4

燃費

5

価格

5

故障経験