マツダ CX-60 「 CX-60試乗~FR・直6、8ATに期待してはみたけれど~」のユーザーレビュー

凌志 凌志さん

マツダ CX-60

グレード:XD SP(AT_3.3) 2025年式

乗車形式:試乗

評価

2

走行性能
2
乗り心地
2
燃費
-
デザイン
4
積載性
-
価格
-

CX-60試乗~FR・直6、8ATに期待してはみたけれど~

2025.9.8

総評
巷で初期仕様の熟成不足が話題になったCX-60であるが、2022年の発売から3年も経っているからきっと熟成の域に達している事だろう、CX-5とは較べ物にならないくらい質の高い乗り味を持っているのだろう、とかなり高い期待をもって試乗した。
CX-5はFFベース、直列4気筒エンジンなのに対し、CX-60はFRベース、直列6気筒が主体のラインナップである。トヨタだったら、メルセデスやBMWだったら、そこのところは絶対にあざといくらい差別化を仕掛けてくるだろう。
CX-60は、CX-5からの移行層も狙って開発したはずである。
ただ実際に(ごく短距離だが)乗ってみてどちらが良かったか。
判定はCX-5の圧勝だった。
ほんのチョイ乗りでは、乗り心地のフラット感とハンドリングのナチュラル感、ハーフスロットルのレスポンス感くらいしか試せる余地はなかったが、率直に言ってCX-60の良いところはロングノーズのプロポーションくらいしか思い浮かばなかった。
CX-5は上から2番目、CX-60はエントリーグレードではないかという対論もあるだろう。
車とラーメンを比べるのは無粋と承知しているが、私は初めて入るラーメン屋ではまず普通の醤油ラーメンを食べる。
麺のコシ、出汁の旨味、スープの端麗さ。それらがエントリーグレードで味わえないのなら、いくらトッピングしても良い味にはならないのだから。
車も同じで、CX-60にはPHEVやマイルドハイブリッドもあるが、エントリーグレードにこそ、その真髄はあるのではないだろうか。R32GT-Rに対してのRB20のGTE、ゴルフRに対しての普通のゴルフがそうであるように。
CX-60が、多くのCX-5オーナーに(上位機種がこれかという)失望と(なんだ、CX-5の方がいいじゃんという)安堵を与えたのは、マツダにとって痛し痒しという事態なのではないか。
値段はCX-5よりCX-60の方が高いのにね。本当に乗らなきゃ分からない。
満足している点
フロントノーズの長い伝統的な後輪駆動車のボディスタイル
不満な点
CX-5に比べ、路面の凹凸を正直に拾う印象あり。
同じくCX-5に比べ、鼻先がやや重い印象あり。
デザイン

4

FRならではのロングノーズのスタイリング。
走行性能

2

CX-5で良いと感じた部分が、ことCX-60になると残念ポイントになるのであった。
直6エンジンの重さがやや気になった。
乗り心地

2

振動を抑えきれていない。チョイ乗りでも厳しいコメントをせざるを得ない。
積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験

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