マツダ アクセラスポーツ（ハッチバック） 「実家の車がデミオの1500なので、カタロ...」のユーザーレビュー

実家の車がデミオの1500なので、カタロ...

2006.12.26

総評

実家の車がデミオの1500なので、カタログ見ながら
「デミオより100kg以上も重くなったらATじゃ走らないだろなぁ」と思ってたんですが
15ATを試乗した結果「これで十分」と思えるものでした。
不思議なことにデミオと比較しても全く100kgの重さを感じませんでした。
それどころかイイと思ってたデミオの走りの質感の粗が見えたくらいで、
「車はスペックだけじゃ分からない」を今更ながら再認識しました。
スペックだけ見て15を購入対象から外した方、是非一度試乗してみて下さい。

土台がしっかり作られた車の運転はこんなにも楽しくなることを
この価格で教えてくれるアクセラは今までの日本車になかった新たな価値を提起してくれています。
マツダというブランドイメージだけで敬遠するのは損ですよ。

満足している点

・カタログを飾れる派手な数字や装備が何一つ無いのに
　マジメに車を作り込むと、ここまで良いものが出来るという見本。
・1,2t超えのボディに1,5Lのエンジンなので直線加速では何のドラマもありませんが
　轍を乗り越えたり交差点を曲がるだけでも車体のシッカリ感が感じられます。
　14年間、日本車を3台乗り継いできましたが、ボディの良さを実感できた日本車は初めてです。
・車幅を拡げた分、タイヤの切れ角を大きく取れたのでしょう。
　このサイズで5,2mという回転半径は立派です。
（実はスイフトと同じ回転半径だったりする）
　数値だけでなく実際小回りが利き、取り回しに苦労しません。

不満な点

・輸出仕様の左に寄ったままのシフト位置は要改善。
　身長170cmの私の場合で何とか「慣れれば気にならない」程度ですが
　シフトノブは運転席、いやハンドルに近いところにあるに越したことはありません。
　私より小柄な方もおられるでしょうし、これは決して万人向けじゃない様に思えます。
　更にAT車のPの位置はMT車の1速より更に左前方にあるので
　私の場合、Pを操作する時は若干体を起こし気味になりました。
　気になる方は実車でチェックして下さい。
・速度計と回転計のゼロの位置が6時の位置にあるのは一見スポーティーでカッコ良く見えますが
　街中での常用域では針が左下をチョロチョロ動いてるだけで見難いし
　8時の位置にゼロがある普通の車に乗ってきた方々は初め戸惑うかもしれません。
　かつて33GT-Rが同じ手法でスポーツムードを演出していましたが
　アクセラの性格を考えるとこれはやり過ぎ。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験