TOYOTAのセンチュリーについて。

Question

センチュリーの評価って人によって凄く分かれますよね。
ある人はTOYOTA最高傑作でLSなんて論外だという意見もあればLSと比べれば古くさい化石のような車だとあったり。
ある人は日本車で唯一マイバッハやベントレーと並ぶかそれ以上の最強の車だと評していたり。
センチュリーは日本の誇りだとか、職人芸の傑作だと評されたり。
ドイツ人から見ても凄い車なんだとか。
知恵袋でもセンチュリーの質問が多々ありましたし自分もいくつかしてみましたが人によって見解がこれほど割れるものなのかと思うほどです。
実際のところどうなのでしょう？
自分の中ではセンチュリーが素晴らしい車であることになんら疑いは無いのですが、なぜこれほどセンチュリーが酷評されるのかも知りたいです。
どちらの意見も一理あるなと思わせるものばかりなので余計に解らなくなります。

Answer 1

センチュリー(現行型)オーナーです。
この手の車は中古車になるとかなり安くなるので意外と簡単に所有できるんですよね。
すみません話がそれましたorz

自分は車が好きでいろいろ乗っていますが、後で自分なりの評価は書かせていただきます。
さて、いろいろ評価が割れるのはおそらくこの車のコンセプトを考慮してない人たちがいるから、また実際に所有している人が少ないからだと思います。(所有してても社長さんとかお偉いさんが車の乗り心地なんかをネットに書き込むなんて少ないと思われる。)
この車は日本の道路で法定速度を守って走るということを想定しています。
ですから走行性能についてはベンツとかBMWみたいにオーナードライバー向けで、アウトバーンで２５０ｋｍでかっ飛ばす前提で作ってある車並みのものを期待している人たちが酷評しているものと思われます。
この車にスポーティーさを求めることがまちがってるんですよ。
内装についても安っぽいとかいう人がいますが私からすると？です。おそらく外車とかみたいに有機的なデザインを期待している人たちが酷評していると思われます。ドアもベンツとかと比べても全然ペラペラじゃありません。おそらく日本車偏見フィルターのせいでしょう。ただしオーディオとかが古臭い(機能が。)のは認めます。
それと他に意見が割れる原因になっているのがセンチュリーオーナーのレビューなのですがこれがややこしくて、センチュリーは１９９８年にフルモデルチェンジしているのですが、ネット上にあるレビューがフルモデルチェンジ前のものなのか後のものなのかわかりにくいのが原因で実際フルモデルチェンジまえは、運転しにくくマジで自分で運転するものではなかった(当たり前だ。基本設計は１９７３年のものだから。)のですが、おそらく所有してない人がフルモデルチェンジ前か後かの情報を確かめず聞きかじった情報を書き込んでいることだと思われます。

で、ここからが私の意見。
現行型はかなり運転しやすいです。スポーツカー並みではないにしろハンドリングは結構素直でよく角度も切れますし、安定性も抜群、ぺダルの配置も文句のつけようがありません。(アクセルのオルガンぺダルについては好き嫌いが分かれますが。)また、デザイン故周りが見やすいです。
また、ショーファードリブン時とオーナードリブン時とでエンジンの出力特性を変えれます。(具体的にはショーファードリブン時はとがった加速はせずオーナードリブン時はアクセルを踏んだ分だけスロットルが開く感じ。)因みにこれが結構便利なもので、人を乗せた時にショーファードリブンモードにしとくと不快な加速をしないので俺って運転うまいだろ<(｀^´)>ﾄﾞﾔみたいなことができます 苦笑
またセンチュリーは振動をなくすためにV12積んでますがこれがまた驚くほど振動しないし静か。(時々V6ベースとか言ってる人いますが、正しいのはストレート６ベース。ストレート６はもともと構造的に振動の少ないエンジン(シルキーシックスとか言われるほど。)でこれをつなげたV12も振動が少ない。)
また、やはりV12で5000㏄なだけあって加速はそこら辺のスポーツカー以上のものを見せてくれます。(280馬力しかネーじゃねーかとかいう輩がいますが、無理やり抑えてるだけで。トルクがデカいんです。)
乗り心地に関しては、日本の道路で法定速度を守って走っている限りでは超と言っていいほどいいです。
でも飛ばしてもいいには変わりないです。
ベントレーとかに並ぶのは確かだと思います。(あれらみたいに華々しいものではなくて硬派なものですが。)
デザインについては古臭いとかいう人いますが、1967年からほとんど変わってないんですよ。で、あれが古臭いか、伝統があって美しいかと思うかは人それぞれだと思います。因みに私は美しいと思う方の人です。ほかの車がタコみたいなデザインに思えます。また、自分、若いのでフェンダーミラーが逆に新しく感じますし、実際結構見やすいです。

内装についても外観があんなのなので有機的で華々しいデザインになるわけありませんが、実際に所有していろいろ観察してみると乗り手に最善を尽くしているとしか思えません。すまんが内装に関しては多いので、細かいことは割愛する。
因みに一番乗り心地悪い(というか一番重要視されてない)と思われるのが助手席です。

欠点は見ての通りデカいとかデザインが硬派でアレとか、ショーファーカーのイメージが強すぎて自分で運転してるとアレだとかはあります。

総じて現行型はいい車だと思います。AT車選ぶならこれがベストだと思います。(AT車には快適性を求めるものだと思うので。)自分で運転するにしてもしかり。上に書いた欠点なんか利点に比べたら微々たるものです。
頭かたいじじーどもが自分で運転するもんじゃねーとかLSのほうがいいとかよく言ってますが、ほっといていいでしょう。

質問者からのお礼コメント

おかげさまでなぜこれほど賛否が分かれるのか良く解りました。
実際に所有して乗ってみなければ解らない奥が深い車なのですね。
デザイン的には硬派で和という感じがしますね。

Answer 2

ハーレーは1940年代の技術を今の工作制度で作っている
それと同じなんじゃないの？
古き良きアメリカが好きな人はハーレー至高
漏れちゃんからすると
ふーん

ということになるＷ

Answer 3

良くも悪くも「時間が止まってる」のですよ、センチュリーは。
それは機械的にとか、そう言う話ではないです（その部分はさすがに年々新しくなってますので）
その車が持つ世界観・雰囲気が「止まっている」のです。
フロントグリル見たら一発で分かる。あれって、職人の手作りです。内装も一発で分かる。手で作ってます。それは「伝統工芸」の類いです。

要は、そこを「だから良い」と見るのか、「古くさい」と見るかの違い。
伝統芸を今に残すマスターピースであると同時に、行きた化石でもある訳です。

個人的には、V12エンジンだけでも良いのでレクサスLSに移植してしまえ・・と思ったりするのですがね。

Answer 4

目的によりますよ。
６０代以上位の社長さんが、運転手付きで乗るには最高でしょう。
静かだし、内装も、昭和のにおいがプンプンしてますし。
しかし、同じ運転手付きでも、年代が若ければ、社内の感じは、他の車の方が良いと思いますよ。
基本的には、運転手付きで乗る車ですから、そういうくくりの中では、比較対象がベントレーやマイバッハでしょうが、マイバッハだと価格が違いすぎますし、後席の広さも快適性も全然違いますから、比較の対象には本来なりません。マイバッハの方が、ショーファーでは、ずっと上です。アメリカに行けば、リムジンが社長の車だったりするので、センチュリーなんか問題外ですし。
元々、車には、最適な用途があるので、最高の車なんてありませんよ。

Answer 5

家具屋に行ったことある？

高級家具の専門店みたいなお店。
見ただけではわからないその高い値段も、座っていろいろな体勢をとってもらうと徐々にわかります。
激しく動いてみても微動だにしない、永く使ってても座面が潰れない。

センチュリーもそのたぐいです。
すこしだけの試乗程度でこのクルマをわかったつもりになってる人がいれば、それは雑誌の受け売りをまことしやかに自分の言葉に置き換えてるだけにすぎません。

酷評される人はただのやっかみ、妙に綺麗な言葉で称えてる人は雑誌の受け売りかエンスー気取り。

わたしはこのクルマ、嫌いではありませんよ。

Answer 6

人によって評価が分かれないクルマなんてあるんでしょうか？
プリウスしかり、GTRしかり
多かれ少なかれ、どのクルマにもある話だと思いますけどね

逆に誰も興味を持たない没個性的なクルマよりも
賛否両論が巻き起こるクルマの方が尖っていて良いでしょう

万人が悪く言わないクルマなんて
きっと面白くもなんともないクルマだと思いますね


誰も乗ったことが無いなんてウソですよ
メガウェブで誰でも試乗できますし

ちなみに私はセンチュリーに乗った時ゾッとするほど安っぽいと感じました苦笑
現代の車と比べるとドアとかペラペラですし
やっぱり設計が古い車は、今の車と比べるとクラシックカー的といいますか
私にとっては、ただの古めかしい車でしかなかったです
クルマの進化を感じます

Answer 7

誰も乗ったことが無いから。

ここにいるほとんどの人が、運転したことは無いでしょうし、後部座席にも乗ったことも無いでしょう。さらに、実車をマジマジと見たことも無いと思います、展示車両なんか無いですからね。遠くで運転手がはたきをかけているのを通りすがりに見るくらい。

なので、伝聞や雑誌の記事が情報源であることがほとんど。そのどの情報を目にしたのかで評価が割れるのでしょう。

これがカローラやクラウンであれば、誰もがショールームで見たり触ったりしたことはあるでしょうし、一度くらいは乗ったこともあると思います。そうなると基準となる評価軸があり、多少の好みの差はあれ大きな評価の開きにはならないはずです。

あと、高額な車になるほどに"やっかみ"というファクターが大きく左右します。評価が想像の域を出ていないことから、この振れ幅が大きいのです。
これがレクサスLSくらいになってくると目にする機会も多くありますから、静かで乗り心地はいい車だという絶対的な評価軸はあるわけです。好き嫌いは別にして…

センチュリーの場合、絶対的な評価軸が無いために「好き」か「嫌い」かが評価の基本になってしまうのです。

Answer 8

センチュリーはお抱え運転手が運転してオーナーは後部座席が常。

LSはお抱え運転手でなくても違和感全くなし。
また、10系から続くセルシオを馬鹿どもが下品な改悪するから威厳が保てない。