スカイラインにディーゼル復活 日本のグランドツーリングカー・スカイラインにディーゼルが復活するそうです。 故櫻井眞一郎氏が最後に 開発されたR31以来随分の復活になるみたいですね。

Question

スカイラインは最新の技術で最高の性能を追求する車ですから
ディーゼルが乗るというのも必然なんでしょう。
ハイブリッドも追加されるというのも、頷けますね。

気になるスペックはSクラスのディーゼルが載るそうです。
２００ｐｓの５００N・ｍという途方も無いスペックだそうです。
レクサスLSやシーマ並のとんでもない図太いトルクで、鬼のような加速をするんでしょう。
それだけ走れば燃費もそれなりでしょうが、それでもガソリンの倍位は走るんでしょうね。
今度のスカイラインは相当期待できますか？
また６気筒ディーゼルは開発されないのでしょうか？


http://www.nikkan.co.jp/news/photograph/nkx_p20120501.html

Answer 1

●エンジンは？
形式＝OM651，直列4気筒，2143cc，204馬力/4200rpm，500Nm/1600～1800rpm

これは，同クラスのエンジンと比較しても，非常に優れたエンジンです。

日本が誇るマツダのSKYACTIV-Dエンジンは下記の通りです。

形式＝SH-VPTS，直列4気筒，2188cc，175馬力/4500rpm，420Nm/2000rpm

●どこが違うのか？
一番の違いは，主目的です。

OM651（ベンツ）＝ 燃費と出力の向上
SH-VPTS（マツダSKYACTIV-D）＝ NOx排出量の低減

このためいろいろ異なりますが，圧縮比が異なります。

OM651 = 16.2
SKYACTIV-D = 14.0

SKYACTIV-Dエンジンでは，擬似的な予混合をおこなうため低圧縮比にして，燃料と空気の混合促進をします。このため燃焼室内で，局所的な高温個所ができにくくなり，NOxが生成しにくくなります。また燃焼自体が低温になるので，冷却損失が低減します。しかし機械的な膨張比が小さいので，燃焼圧力をトルクへ変換する効率（熱効率）が低下します。つまり燃費と出力が悪化します。

OM651では，NOx生成量が多いので，SCR（尿素水によるアンモニアによるNOx還元）を搭載します。ここのコストが馬鹿になりません。

●他車と比較すると？
BMWの535d（3.0L ディーゼルエンジン）と比較すると，イマイチかなという感じです。

535d＝5.5秒，313馬力/4400rpm，630Nm/1500～2500rpm ～ 時間は0→100km/h加速時間

この前型車によく乗っていましたが，ポルシェよりスペックでは劣りますが，燃料費を考えると，アウトバーンでも負けることがありませんでした。ただOM651なら，日本で十分なスペックといえます。

●6気筒ディーゼルは？
日本の道路事情を考えると，上記のOM651でも十分すぎるスペックです。V6型のディーゼルエンジンはすでにダイムラーにあります（OM642，2987cc，265馬力，620Nm）。しかもEuro6排ガス規制対応技術はすでにできていますので，ほとんど変更なく，日本のポスト新長期に対応できます。OM651でディーゼル人気が出れば，OM642の可能性が出てくるでしょう。

簡単ですが，ご参考になれば幸いです。

Answer 2

四気筒だよ?
Ｓクラスに載るわけないじゃん。

だいいち、日本に出るとは言ってないよね。
ヨーロッパではディーゼル無いと話にならないから、
雑誌などが騒いでいるだけ。

日本はVQ35のハイブリッドオンリーで立ち上げ、
その後順番に4気筒ガソリンターボ、VQ37VHR、ディーゼルじゃない?

VQ37とディーゼルは微妙だけど、
ディーゼル出るなら欲しい。

Answer 3

スカイラインにディーゼルですかぁ。
しかたなく無理やり乗せた初代ディーゼルエンジンのように不評を招かなければ良いんですが・・・。
今のディーゼルの必然性や技術からいけば心配なさそうですね。
いすゞのアスカターボみたいに乗ってて面白いディーゼル車ができるといいですね。

Answer 4

4発じゃCクラス用ですね。
同じセグメントなんだから
現行Eのブルーテック載せれば
V6ターボディーゼルなのに。
ただ街中8キロしか走らないけどね。