フェラーリやレクサスのLFAなどはなぜ鍵をまわしてプッシュスタートでエンジンをかけるのでしょうか？？ 普通はブレーキを踏んでプッシュスタートボタンを押してエンジンかけますよね？ BMWなど

Question

では先代モデルなどはスマートキーのようなものをダッシュボードにはめこみプッシュスタートする車種もありましたよね？それらっていうのはなぜそういうシステムにしたのでしょうか？

Answer 1

車載キーの電子化の発展過程では、シリンダーキーが有効でした。
現在のスマートキーの認証は車載器とキーの相互認証が行われ、セキュリティを向上させています。
過去のキーの電子化では、キーが認証コードを一方向に発信するもののため、シリンダーキーよりも低いセキュリティレベルのために、高級車を中心にシリンダーキーが残りました。
現在でも日本車のスマートキーは一方向認証があります。

BMW E90/E60頃のキーは、トリムボード上のソケットに押し込み、押し込みスイッチで認証アクションを起こす方式でした。
認証通信も現行のスマートキーよりも微弱電波であり、近傍での傍受の懸念が無い方式です。
ソケットに挿す事で、電磁誘導によるキーバッテリーへの充電も同時に行えました。
最近は、遠隔操作の利便性が向上し、微弱電波での傍受阻止より利便性優先に方向性が変わっています。

無線通信制御は、セキュリティ強化の歴史が一番現れている部分です。

(nyanchu_1026さんへ)

Answer 2

LFAの頃はまだ市販車のボタン型スターター自体が珍しかったからね。

Answer 3

corunesuさんの回答に補足

フェラーリがボタンで分割しているのは、かっこいいからではなく、車の動作走行にかかわるすべての操作をハンドルを握ったまま行えるようにするためです。

Answer 4

最初からスマートキーで作動するように設計されたクルマは、ボタン、ポンでエンジンをかけられますが、フェラーリやレクサスのLFAなどのおたずねのクルマについては基本のエンジンシステムがスマートキーに対応しているものではないから、キーを回す動作が必要です。本来なら、キーを回して、そのままエンジンをかけるのです。それを何を勘違いしたのか、スタートボタンを分離させた方がカッコいいと思って、そうなっているだけです。
なお、現行モデルのフェラーリ、ランボルギーニはボタン、ポンでかけます。
BMWの先代モデルでキーのようなものをダッシュボードにはめこみにしたのは、以前のクルマのほとんどが、キーでハンドルロックになっているタイプでした。
そのタイプのクルマはハンドルロックがかかって、ステアリングが少し切れている状況だと、次にエンジンをかける時に、キーを回すのが固く、重たいハンドルを少し切って、ハンドルロックを外さないとキーが回らないのです。（経験されてない人にはわかりづらいかもしれません。）それが、面倒なのでステアリングコラム部分からキーを分離したために、もうキーを回すということの意味が無くなったのです。ステアリングロックについては電気的に作動させるようになりました。
このステアリングロックをキーを回す事によって施錠、開錠していたわけです。そのまま回す事により、スイッチが入り、エンジンをかけるのです。施錠というのは、ドアだけでなく、ハンドルにもしていたわけですね。スマートキーのクルマはその両方を電気的にするわけです。

Answer 5

スマートキー車の盗難は、結構起きています。
同型のスマートキーを用意して、盗難対象車に認識させてしまえば、簡単に盗めてしまうようです。
その対策として、スマートキーと通常のキーの両方が揃ってエンジンスタートできるようにしているのではないでしょうか。