ブリヂストンのレグノに初めてエコタイヤGR-XTが設定されました。エコタイヤは転がり抵抗を低くする為に、グリップ力低下、乗り心地悪化を招くと思うのですが、GR-9000からの履き替えの印象は如何でしょうか？

Question

車はレクサスGS450hで、重量級です。

Answer 1

丁度、質問者様と同じＧＳ450ｈに乗っていて、最近、ＧＲ-9000からＧＲ-ＸＴに切り替えた者です。
たぶん質問者様もそうなのだと思いますが、私の場合、かなり昔からレグノ信者で、過去何回か他のタイヤに浮気しては、“やはりレグノにすればよかった”と後悔してきた者です。
さて、本題のＧＲ-XTの印象ですが、質問者様が危惧している（であろう）、転がり抵抗低減を優先するあまりに、乗り心地は悪化しています。約3年はいたＧＲ-9000からＸＴにディーラーで交換して頂いた、その帰り道にそう感じるのですから、新品同士でこの2本を比較すると、かなりの大きな差（ＸＴの方が劣る）を感じる筈です。具体的には、転がり抵抗を低減する為に、トレッド面を硬くし、その分サイドウオールを柔らかくしています。ですので、これまでのレグノが持っていた“しなやかさ”は失われ、路面の状態をストレートに伝えてきます。助手席に乗るパッセンジャーからも、“路面のざらつきが、足の裏から伝わるようになった”と言われましたので、この差は大きいです。プレミアムクラス（ブリヂストンで言えば、レグノとポテンザ）を選択するユーザー層は、多少の燃費など気にせず、レグノであれば、快適性を極めたタイヤ（ポテンザであれば運動性能を極めたタイヤ）を求めている筈です。スタンダードクラスとは、ユーザーが求める性能が全く違うのだと言うことを、メーカーが理解していなかったとしか思えません。
今回のタイヤ交換は、私の中では初めての“レグノに替えて失敗”を感じさせる失望感がありました。
（アクセルOFF時の空走感は、流石にＸＴの方が優れています）
（首都高のような荒れた都市高速では、少し横剛性が足りないように感じます。但し、２㌧弱の４５０ｈの場合であり、もっと軽い車であれば、これで十分なのかも知れません。）
（私の中でのベストレグノはＧＲ-8000です。グレイトバランス、と銘打っていた時代の製品ですが、運動性能と快適性能が非常に高次元でバランスされていたと思います。）

質問者からのお礼コメント

私の懸念が的中ですね。助かりました

Answer 2

先週9000からＸＴに履き替えました。走行約500キロ時点での感想です。
９０００で十分です。。。
わざわざエコにする意味が無い、と言った所でしょう。
私はＬＳの乗っていますが、燃費を気にしないので意味が無い。。。まして元々燃費が悪い車なので多少上がっていたとしてもどうでもいい領域です。
高速走行もしましたが、グリップに関しては９０００のほうが圧勝です。加速で違いが分かります。
静粛性、９０００よりは良くなったんだろう、と思われます。はっきりと分からないくらいの差かも･･･
乗り心地、小さな凹凸でも拾うようになった印象です。
結論、今の段階ではコストパフォーマンスに優れているのは９０００だと感じます。

まぁしかし、まだ５００キロ弱の走行なのでこれから良くなるかも、と願っています。
次に履きたいかは微妙ですが、十分いいタイヤだとは思いますよ。。。

Answer 3

個人的な感想ですが、

GR9000比ではやはり低燃費性が上がったのが最大の売りですね。

静粛性はすでにGR9000で完成の域にあったので、感じるほどの改善はあまりない印象で、GR9000の弱点だった乗り心地に気を使ったのか、グリップはコンパウンドのグリップはたぶん同等（タイヤを知らない人はこれを進化なしとみるが、グリップを落とさず、燃費をあげるのが難しい）なんですが、走行安定性がやや下がった気がします。

個人的にはGR９０００末期にはすでに発売していたＡＤＶＡＮｄＢを意識したとはいえ、やはりこのご時勢の低燃費タイヤの流れには勝てず、走行安定性や乗り心地のしなやかさはＡＤＶＡＮｄＢを超えるどころか劣ってますね（特に走行安定性）。

まあＧＲ－ＸＴは低燃費タイヤ、ＡＤＶＡＮｄＢは一部サイズが低燃費タイヤですから、グリップとかハンドリングはＡＤＶＡＮｄＢがいいですね。静粛性は車との相性（シャーシの共振）や音質の好みがあるから互角と思っていいと思いますが、燃費のレグノ、ハンドリングのｄＢといえるでしょうね。これは回し者じゃなくても履き比べればわかりますよ。