2016年12月
■2016年12月
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは「レンジローバー」の2017年モデルを2016年12月8日に発表し、受注を開始した。
2017年モデルでは最高出力258ps、最大トルク600Nmを発生する3.0リッターV6ターボディーゼルエンジンを新たにラインアップ。さらにデジタルメーター類だけではなく、フルスクリーンナビゲーションディスプレイとしても活用できる12.3インチTFTインストルメントクラスター、高速かつ直感的なタッチ操作が可能な10.2インチのインフォテインメントシステム「インコントロールタッチプロ」を全グレードに標準装備している。
「インコントロールタッチプロ」システムには通信機能の追加が可能(オプション)で、ロードサイドアシスタンスが必要になったり、乗員の急病時にオペレーターと会話したり、アプリを介して車両位置情報やトリップデータ、ドアやウインドウの開閉状況の確認、施錠やエアコンの遠隔操作が可能だ。
さらに後方から追い抜く車両を検知してミラーに警告表示を点滅させるブラインドスポットモニター、ドライバーが車線変更を続けた場合、ステアリングに逆方向の力をかけて衝突を回避するブラインドスポットアシストを新たに採用するなど、先進的な安全装備をパッケージオプションとして用意している。
2017年モデルではスペシャルビークルオペレーションズ(SVO)が設計、開発を手掛けた「SVオートバイオグラフィーダイナミック」が新たに設定された。このグレードには最高出力550ps、最大トルク680Nmを発生する5.0リッターV8スーパーチャージャー付きエンジンが搭載される。エクステリアはグラファイトアトラス仕上げのフロントグリル、ボンネットフィニッシャー、SVOサイドベント、レンジローバーでは初となるブレンボレッドキャリパーなどの専用アイテムを装着。インテリアは4色から選べるダイヤモンドキルテッドステッチを施したセミアニリンレザーシート、ノール加飾が施されたスイッチ類など、高級感のある仕上がりを見せている。
■2017年11月
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは「レンジローバー」に特別仕様車「SVOデザインエディション」を設定し、2017年11月17日に限定15台の販売予約を特設ウェブサイトで開始した。
「SVOデザインエディション」は、スペシャルビークルオペレーションズ(SVO)が手掛けた専用デザインを施した特別仕様車。「ヴォーグ」の5.0リッター・ガソリンエンジン搭載車と3.0リッター・ディーゼルエンジン搭載車をベースに、独創的なSVOデザインパックや21インチアロイホイールなどを装備して、デザインをより際立たせた。
またアドバンスドパークアシスト(縦列駐車・出庫、並列駐車支援システム)やドライブプロパック(ドライバーコンディションモニター、レーンキープアシスト)、歩行者検知機能が付いた自動緊急ブレーキ、ブランドスポットアシストなど、安全装備の充実化を図っている。
そのほか、ディプロイアブルサイドステップや通信機能が追加されたインフォテインメント・システム「InControl Touch Pro」をなどを装備して、利便性や快適性を高めている。