ホンダ、ヴェゼルのi-DCDの「上り半クラ走行」による故障が話題ですが、具体的には何キロくらいその上りノロノロ運転を続けたら停止してしまうのですか？

Question

MT車での半クラ走行も長くなると同じ事（クラッチ温度が上がりすぎる）が起こるのですか？

Answer 1

明確に何キロでなるか答えられる人はいないと思います。
ご存知かもしれませんが、バッテリー残量がない場合に2速発進とはなります。
2速の半クラですから上り坂でのクラッチの負担は高いです。
基本的に1速はモーター走行なのでクラッチが焼ける心配はありません。
上手くモーター走行を維持すれば2速に切り替わらず永遠モーター走行可能です。
最悪なのは夏場でエアコンを掛けつつバッテリー残量が無い状態での急な上り坂だと、例の問題が発生しやすくなります。
エアコンは電動コンプレッサーの為、駆動用バッテリーを消費してしまうためモーター走行の頻度が極端に少なくなります。

Answer 2

＞何キロくらいその上りノロノロ運転を続けたら
→正確には分かりませんが、ホンダi-DCD「乾式クラッチ」なので、クリープorストール状態でも（半クラッチ）うなぎ上りにクラッチ過熱すると思われます。


MT車での半クラ走行も長くなると同じ事（クラッチ温度が上がりすぎる）が起こるのですか？
→全くその通りです


湿式DCTだとそんなことはないのですが、三菱が採用した湿式DCTの開発者曰く「湿式なのでクラッチは問題ないが、例えば上り坂で延々とクリープ状態をキープするような状態だと温度が上がる」とのことでした。

→乾式クラッチは一気に温度が上がるので「クラッチを解放せざるを得ない」とのことで、三菱は湿式DCTを採用しました。（なんとキャンタートラックにもDCT採用しており、クラッチ耐久性は低く見積もって30万キロ以上）