インテグラについて dc5のタイプR タイプS共にエンジンはk20a ivtecが載ってるみたいですが、カタログ値を見ると馬力に雲泥の差がありました。

Question

同じvtec付きの車でもなぜ大きな差が出ているのですか？

またivtecとvtecの違いってなんですか？俗に言うﾝﾊﾞｱｧーーができないとかですか？

Answer 1

>ivtecとvtecの違いってなんですか？俗に言うﾝﾊﾞｱｧーーができないとかですか？

エンジン自体の仕組みと構造の違いなので受け取り側も知識がないと説明しても理解するには難しいと思います。

めっちゃ簡単にいうと、機械的に油圧で最適な燃焼にしていたものに、コンピュータという脳によってもっと細かく制御できるようにしたって感じです。
インテリジェントVTECです。

>同じvtec付きの車でもなぜ大きな差が出ているのですか？

タイプR用のエンジンはパワー志向なのと、タイプS用は省燃費志向で作られたからです。
そういうエンジンバリエーションです。
ステップワゴンなどに載ってるK20も基本的には同じです。

Answer 2

i-VTECは現在では定義がかなり広がってしまってので、あくまでもDC5に搭載されているK20Aに限定した話とします
i-VTECとは従来のVTECに連続可変バルタイを追加した機構です
タイプSとタイプRのエンジンの違いですが、連続可変バルタイはどちらも着いています

タイプSのエンジンは、従来のVTEC-Eの動作に近い機構で低回転域である2200rpm以下では、吸気バルブのうち片方を休止して3バルブ駆動させます
高回転域になる4500rpm以上ではインマニが可変して吸気抵抗の少ないショート側にインマニ管長を切り替えます
こちらは基本的に同世代のストリームやステップワゴンと同じエンジンで、ハイカムはありません
バルブはリフトしますが、低回転で休止しているバルブを駆使させるだけです
最大回転は6800rpmです
当時のホンダの2Lクラスの普通のエンジンです

タイプRのエンジンは、基本的に従来のDOHC VTECと同じ機構です
6000rpmでハイカムに切り替える仕組みです
最大回転は8300rpmです

両車のエンジン型式は同一ですが、共通部品は補器類レベルしか無いくらいに中身は別物です
タイプR用は、クランクシャフトはフルカウターでピン経が3mm拡大された専用品、ピストンもアルミ材へのシリコン配合量を増やした強化品、コンロッドも高回転対応の高強度材採用の専用品
ヘッドは砂型の砂を細粒砂にして高精度鋳造にして更にポート形状を変更
エキマニは等長、インマニも単管等長
カタログに書かれてるだけでも、これだけ違います

Answer 3

i-VTECはVTECにVTC（連続可変バルブタイミング・コントロール機構）をプラスした物です
両方とも油圧制御です

Answer 4

タイプRのK20はIN,EX共ハイカムに切り替わる
タイプSは位相だけ

Answer 5

IVTECは電子制御。VTECは油圧制御と聞いています。
油圧時代のは三菱のミラージュもそうですがオイル交換ケチるとハイカムに切り替わらずバルタイだけ変化するという状態になります。(三菱は結構有名でMIVECに対して半ベックとか言われていました)
電子制御の方はそういうところも改良されていますし可変バルタイもリアルタイムに可変して全域でトルクアップしています。

ただしIVTEC辺りから環境対策と言うのが引っ掛かってきてマイルドになっています。

イメージとしては昔のVTECは中回転と高回転のカムを切り替えてて今のは低回転と中回転のカムを変えてパワーダウン分は可変バルタイで補っている感じです。

昔のGE6やらEK9のレッドゾーン=最大トルクのエンジンはある意味ロマンがあったんですが今は大分最大トルクの発生回転数が下がっていると思います。

余談で三菱のMIVECはカム切り替えを捨てて可変バルタイのみとなっています…。と言うかいまだにカム切り替えを搭載しているのはホンダだけじゃないかなと思います。(VVTは可変バルタイだけだし…。)