インサイト走行時の電圧について

Question

中古でインサイトを購入しました。

電圧計を取り付けまして（ＯＢＤⅡに）走行していましたが、疑問が出まして。
解る方お願いします。

電圧概算
エンジン始動前 12.2Ｖ
走行時（空調ＯＦＦ）12.7Ｖ チャージ時 13.8Ｖ
走行時（エアコン始動）13.8Ｖ チャージ時 13.8Ｖ
走行時（エアコンＯＦＦヒーターのみＯＮ）13.8Ｖ チャージ時 13.8Ｖ

長々と書きましたが、疑問は、エアコンＯＮですと約1Ｖ電圧上がるのは？
一番の疑問は、エアコンＯＦＦでもヒーターがＯＮですとなぜ電圧を常にあげているのかと。
電圧上がって走行しますと、瞬間燃費もガタッと落ちます

この車は何をしているのでしょうか？

Answer 1

インサイトにはオルタネーターは付いていない

１００VのHVモーター駆動用バッテリーからDC-DCコンバーターで
１２V補機バッテリーへ充電をする仕組みになっている


電気使用量の少ない通常時は12.7V
電装品を使うと14V近くに電圧を上げて補機バッテリーへチャージする


エアコンについてはコンプレッサーはエンジン駆動だが
送風用ファンは補機バッテリーの負荷になるため
電圧を上げている

質問者からのお礼コメント

インサイトは信号停止時、エンジンオートストップしますが
エアコンのコンプレッサーＯＦＦでも電圧が上がる意味何とか理解できました。

Answer 2

クルマの発電機（ダイナモ・オルタネーター）はエンジンが掛かっていない時は発電していないのでバッテリーの電圧だけです。
エンジンを掛けエアコンもライトも点いていない無負荷の状態では、エンジンも回転数が上がっていないのでほぼバッテリー電圧と変わりません。
しかし、エアコンＯＮやライトを点けると電圧不足を補うために若干エンジン回転数が上がるようになっています。
その為発電電圧が上がります。
一般的にアイドリング（無負荷）ではエンジン回転数が８００回転前後ですが、エアコンＯＮ等で負荷が掛かるとバッテリー上がりを防ぐため約１００回転上がり９００回転位になります。
そのため電圧が1Ｖ位上がるという事です。

因みにインサイトのＯＢＤに来ている電圧はエンジン内に有るモーター起動用バッテリーの電圧ではなく、オーディオやライト・ラジエーターファン等12Ｖで作動する電気機器用バッテリー及びオルタネーター電圧です。
電圧が上がると燃費が悪くなるのもオルタネーターを回すため抵抗が増える＝燃費悪化となるわけです。