プリウス、インサイト等のメインバッテリーの寿命がきて使い物にならなくなったら外して走る事は可能ですか?

Question

バッテリーの重さはどれくらいあるかわからないけど、結構軽くなる?
むしろハイブリッドユニット全て外せたら（無理だろうけど）実際ハイブリッドと燃費そこまで変わらないのでは?

昔、CRXの軽量化バージョン（北米）でリッター30kmとかありましたよね。

Answer 1

プリウスのハイブリッドシステムは動力分割機構というエンジン出力を駆動と発電に分配する機構が搭載されています。
駆動用バッテリー(メインバッテリー)は、モーター駆動の他、エンジン始動に用いられています。
そのため、駆動用バッテリーが枯渇したり使えなくなると、エンジン始動や後進が全くできなくなります。
駆動用バッテリーを外すとアラートが出て、ハイブリッドシステムそのものが動作しません。

インサイトは、エンジンのフライホイールを駆動モーターへ置き換えた構造です。
駆動モーターへの駆動用バッテリーからの電力供給がなくなっても、普通のガソリン車と同じになるだけです。
エンジン始動は駆動用バッテリーの電力で駆動モーターにより始動させますが、駆動モーターが使えないと、緊急用に搭載さえているセルモーターが12V系バッテリーの電力でエンジン始動させます。
エンジン始動すれば、ガソリン車と同じに使う事ができます。
要は、フェールセーフにできているのです。
ただ、後継ハイブリッドシステムのi-DCDでは緊急用セルモーターと後進ギヤが削減されて、FIT3ハイブリッドではプリウスと同様に駆動用バッテリーが枯渇したり使えなくなるとエンジン始動や後進ができなくなります。

ちなみに、30型プリウスの駆動用ニッケル水素電池は約40kg、初代インサイトで約30kg、2代目インサイトで約22kgです。

(popon0909さんへ)

Answer 2

プリウスのバッテリーの重量は確か40kg程度です。
プリウスはバッテリーがなければセル代わりの発電機が動けないので始動が出来ません。仮にエンジンが掛かったとしても発電機と車軸のトルク配分が崩れて発電機が空回りし、車軸にトルクが伝達出来ずに動けなくなる可能性があるでしょう。もちろんモーターが動かないのでバックはできないです。
インサイトの場合は動けるかもしれないです。

Answer 3

プリウスはバックはモーターでしかできないから無理ですね。

Answer 4

プリウスはミッションが組み込まれていないので構造的に不可能です。
ハイブリッドは、渋滞の多い都会で燃費を稼げます。バッテリー無でも地方なら燃費は落ちませんが、都会なら大きく低下します。
プリウスはプレミオの２０００とほぼ同等の加速で、サイズも同クラスですが、都心部は２倍、高速は1.5倍程度の燃費です。

Answer 5

聞いた話ですが、30プリウスをエンジンだけの走行にしたら、人が手で押してれば動かないようで、エンジンがパワーを出すようにはなってないようです。他のハイブリッドはエンジンメインで、だから燃費も良くないです。

Answer 6

>バッテリーの重さはどれくらいあるかわからないけど、結構軽くなる?
むしろハイブリッドユニット全て外せたら（無理だろうけど）実際ハイブリッドと燃費そこまで変わらないのでは?

ハイブリッド vs ガソリン仕様比較 カローラアクシオ

1.5 ハイブリッド

車両重量：1140kg
エンジン
種類：直列4気筒DOHC
エンジン形式：1NZ-FXE
総排気量：1496cc
使用燃料：レギュラー
燃料タンク容量：36L
燃料消費率（JC08モード走行）：33.8km/L

1.5 X

車両重量：1090kg
エンジン
種類：直列4気筒DOHC
エンジン形式」：2NR-FKE
過給器：なし
総排気量：1496cc
使用燃料：レギュラー
燃料タンク容量：42L
燃料消費率（JC08モード走行）：23.4km/L

と上記のとおり、ハイブリッド車は車両重量差 は50Kgも重いですが 燃費はリッター10.4kmもいいです。

常識で考えても、わざわざ高い装置をつけてもつけなくても燃費が変わらないならだれもハイブリッドを開発しないし、買わないので売れない。