これはやっぱりType R
期待通りで、非常にうれしく思います。
どこまでも曲がっていくクルマです。限界が高い。
このクルマで限界付近の挙動を楽しみな
2008.7.2
- 総評
- これはやっぱりType R
期待通りで、非常にうれしく思います。
どこまでも曲がっていくクルマです。限界が高い。
このクルマで限界付近の挙動を楽しみながら乗るなら、サーキットに行くのが良さそうです。
燃費を気にするなら、2000rpm付近を常用するくらいで、カタログスペックを上回る省燃費で走れてます。なおかつ街乗りの流れに乗って加速するのに十分なトルクは発生します。
走りを楽しみたいなら、3000rpm以上からはぐいぐい加速するようになり、本領発揮はもちろんVTECでハイカムに切り替わってから。加速感も音も楽しい!
○外観
ここのレビューでも数名の方が書かれてますが、実物はより良く見えます。かっこいいです。
見慣れてきたら、ライトの存在感がもう少し有るといいかな?と思うようになりましたが。
○内装
歴代Type Rと比べると、ずいぶん装備が増えたように思えます。
クルマの走りを快適に楽しむための装備は十分あり、また、収納が思いのほか多いです。
○話題の足周り
ならしが終わったあたりからは、自分の好みの感じになってます。
全ての人が、間違いなく固さを感じるとは思います。善し悪しの感じ方は個人差が大きいと思いますが・・・私はこういう足は大好きです。安心感がある。
- 満足している点
- ○走り
まさに、Type R!この車の魅力はこれに尽きます。
加速とコーナリングで、重さを感じることはありません。
ブレーキを残したままコーナリングすれば、それこそ視界がぶれてしまうくらいの勢いで曲がっていきます。
1,2,3速がクロスしてローギア化されたことで、街乗りでもテンポ良くシフト操作する楽しさが有ります。
ブレーキもよく効きます。効き方は、ガツンではなく、グググッという感じ・・・で理解して頂けるでしょうか?
ABS作動時でも、開放しているのがよくわからないくらい、しっかりブレーキが効きます。
ブブーンという作動音はしっかり聞こえてきますが。
- 不満な点
- ○ブレーキ
長所と矛盾しているようですが、減速のためのブレーキングでクルマの重さを若干感じます。
急制動での若干の止まりにくさだったり、ブレーキ温度の上がり具合によるタッチの変化(ふわふわ感)が早く現れたり。
ブレーキホースは早く変えたいところです。
○使い勝手
小回りの悪さと、前方の見切りの悪さは、感じることがあります。
なれるまでは、狭い駐車場から出す時など、斜向かいと隣の車にそれなりに気を遣います。
あと、フロントのAピラーは、右折時に視界の邪魔に感じることが有ります。
もうなれましたが・・・
○足の堅さ
自分は好きですが、正しく理解して頂くため、あえて短所で挙げます。
純正のままですが、始めはあまりの堅さに閉口。同じ足の試乗車より固い!
普通にブレーキしながら、路面の若干目立つ凹凸に乗るとABS作動・・・伸び側が固くて接地しないことがあるみたいです。驚きました。
しかし、1000kmに近づくあたりから落ち着き、フロントにしなやかさを感じるように。運転者にとって安心感のある、走るには非常に快適な足です。
ならし後も相変わらずリアは堅く、後席の同乗者には気を遣いますが、変にABSが効く程ではなくなりました。
○部品の価格
アフターパーツの価格が高い。EGシビックフェリオからの乗り換えでしたが、部品の価格帯が全く違います。
消耗品であるタイヤも高く、普段乗りのコストを落とすため17インチにインチダウンを検討してます。
短所の方を多く書いてますが、それを全て帳消しにしてもまだ余りある、走る楽しさを持ったクルマ!
非常に気に入っています。
- デザイン
-
-
- 走行性能
-
-
- 乗り心地
-
-
- 積載性
-
-
- 燃費
-
-
- 価格
-
-
- 故障経験