ホンダ ビート 「現代の自動車とは違った『味』を持つ車」のユーザーレビュー

Bird-man Bird-manさん

ホンダ ビート

グレード:標準車(MT_0.66) 1991年式

乗車形式:試乗

評価

5

走行性能
-
乗り心地
-
燃費
-
デザイン
-
積載性
-
価格
-

現代の自動車とは違った『味』を持つ車

2019.6.27

総評
このBEATという車は『運転する』という行為をダイレクトに伝えてくれる本当に良い車であるとつくづく思います。

アクセルペダルにダイレクト且つレスポンシブルに反応してくれるエンジン。

ハンドル操作に対して素直に且つダイレクトに反応してくれるハンドリング。

サーボの効きすぎないダイレクトな感触のブレーキ。

要するに『走る』『曲がる』『止まる』が全て、運転者の操作に対して極めて素直且つ正確に反応してくれる為、『車を操っている感覚』を色濃く感じることが出来、それがBEAT独自の気持ち良さに繋がっている様に思います。

古い車で、オープン2シーター。

決して安楽で便利な車ではありませんが、車好きの生活に彩りを加えてくれること間違い無しの車です。
満足している点
走行性能・乗り心地に記載した様な色々な要素から生み出される、この車でしか味わうことが出来ない『味』がしっかりとある点。

不満な点
特に無し
デザイン

-

走行性能

-

BEATに搭載されているエンジンはE07A型 660cc 3気筒SOHC12バルブエンジンで、『MTREC』(Multi Throttle Responsive Engine Control) というシステムを採用することで、NAエンジンでありながら軽自動車自主規制枠上限となる64psを8100r/minという超高回転で絞り出す独創のパワートレインです。

この『MTREC』について少し説明しますと、各気筒ごとに独立したスロットルバルブを持つ3連スロットルに、現代のバイクでも採用されている燃料噴射制御マップ切換方式を採用することで、高出力と高レスポンスを狙ったシステムです。

E07Aエンジンのボア×ストロークが66.0mm×64.0mmというショートストローク型エンジンの為、素性そのものからして軽快で軽い吹く上がる特徴を備えていることに加え、前述の『MTREC』の3連独立スロットルと燃料噴射制御マップ切換方式を採用している効果、更には現代車では絶滅してしまったワイヤー式アクセルが組み合わさることで、アクセル操作に対し極めてダイレクトなレスポンスを味わうことができるものとなっています。

ほんの少しのアクセル操作に対して、エンジンが即座に『フォン』と吹け上り、車がダイレクトに加速する感覚は何物にも代えがたい本当に気持ち良いものです。

またミッションは5MTですが、ショートストロークでありながら、「グニャ」とした感覚を排除したダイレクトな操作感を実現しており、シフトアップ時にも引っ掛かりの無いスムーズなシフトチェンジが可能ですので、ビートを操る気持ち良さを更に高めてくれるミッションと言えます。

現代のターボ車のようなトルクで車を持っていくような速さ、面白さはありませんが、NAエンジン+MTRECならではの極めてダイレクトでレスポンシブルなエンジンを「ビーン・ビーン」と高回転まで回しながらミッションを「スコッ・スコッ」とシフト操作するという感覚はBEATならではのものであり、街中を運転しているだけでもその気持ち良さ、楽しさを味わうことが出来ることもこの車の走り味の特徴だと言えます。
乗り心地

-

走行性能の欄にパワートレインがダイレクトと記載しましたが、ハンドリングに関しても非常にダイレクトで操る楽しさを味わうことができるもの言えます。

パワーステアリングを排したステアリングは路面の状況、タイヤの状況を、振動と反力として的確に伝えてくることに加え、ハンドルを切ったら切った分だけ遅れなく車が反応する感覚はまさにダイレクトであり、車を操る楽しさを味わうことができると評することのできるものです。

ただし、決してガチガチなダイレクト感とは異なるものであり、ハンドル操作に対しロールはするものの、「グラッ」と傾く不快なロールでは無くリニアなもので、軽いものが思い通りに反応するというしなやかでありながらダイレクト感もあるという、速さを求めたものでは無く気持ち良さを前面に押し出したハンドリング設定と言えます。

乗り心地もサスペンションのスプリングレートが低く、減衰力も比較的低い設定の為、決して悪くは無く、ホイールベースの関係からどうしてもピッチングのひょこひょことした動きは出ますが、特に路面の凹凸をうまくサスペンションとボディーで逃がしている感覚で、鋭い突き上げといったものは感じることがありません。

このハンドリング・乗り心地に関しても、ワインディングまで足を延ばさなくても、街中を運転しているだけで気持ち良さ、楽しさを味わうことが出来るものです。
積載性

-

少ない容量ですが、トランクを備えていますので、ちょっとした荷物程度でしたらトランクに積むことができます。
燃費

-

価格

-

故障経験

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