ホンダ エアウェイブ 「チープだが優れた実用性を備えたワゴン」のユーザーレビュー

k1_bass k1_bassさん

ホンダ エアウェイブ

グレード:G(CVT_1.5) 2006年式

乗車形式:仕事用

評価

4

走行性能
-
乗り心地
-
燃費
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デザイン
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積載性
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価格
-

チープだが優れた実用性を備えたワゴン

2018.6.24

総評
多くの長所と短所を併せ持った車だと思います。

営業車としては、今も通用する優れた性能を持っています。私の車は前オーナーの方がしっかりメンテしながら乗られていたようで状態も良かったのだと思いますが、ほとんどノートラブルで26万キロを走破しています(定期点検と7000km毎のオイル交換は欠かしていませんが)。

足回りと快適性能は要求水準に個人差のある部分だと思いますが、私は上記のように大規模なカスタマイズをしなければ満足出来ませんでした。手を掛けた分愛着も深くなりましたが・・。

その辺りが気にならない方、あるいはカスタマイズを厭わないという方には、経済的な実用車としてオススメできます。すでに発売から10年前後経過しており経年劣化がそれなりに進んだ個体が多いと思いますが、今なら殆ど捨て値のような価格で買えますので、ゴム製品やダンパー等をリフレッシュすればまだまだ現役で使える車だと思います。
満足している点
気持ちの良いエンジンと、積載性能と、高い経済性です。
不満な点
足回りと快適性能です。
デザイン

-

走行性能

-

優秀な動力性能とチープな足回り、という評価になります。

・優れたエンジンとCVT
→L15Aエンジンは、ホンダらしく静かで滑らかなフィーリングを持つ優れたユニットで、過不足の無いトルクとパワーを備えており、CVTとのマッチングも良く、滑らかで気持ちの良い加速感が得られます。トルコンがないので出足はもっさりですが、Sモードならそれなりにスムーズにスタート出来ます。

VTECのハイカム切り替えがおそらく2500〜3000回転辺りで、高速走行時は意外なほど頼もしい加速をしてくれます。

・チープな足回り
→高速走行時のコーナリングといった高負荷時にサスが仕事をせず、タイヤのグリップ頼みで曲がっていく感じで不安でした。サスのしなやかさがないため、タイヤ、特にリアの接地性が悪いと感じました。下記のダンパー等のチューニングでまともになりました。

・不良品と言ってもいいジャダー
→発進時にアクセルを踏むとクラッチが繋がらず、数秒してからガツンというショックとともに突然繋がる定番の症状がほぼ慢性的にあります。
乗り心地

-

・しなやかさのないゴツゴツした乗心地
→ダンパーのセッティングに難があり、バネレート(特にリア)が異様に高いため振動吸収性が悪く、常に路面の凸凹を拾います。ゴトゴトと揺れる感じはまるでトラックのようでした。足が突っ張っていて悪路では身体が大きく揺すられます。シートも硬く低級な振動を身体に伝えて来ます。はっきり言ってノーマルのままでは酷い乗心地でした。タイヤ交換(レグノなど)、ネオチューン施工、ブッシュ類交換、ストラトタワーバー・リアピラーバー追加などのカスタマイズでようやくまともになりました。

・ロードノイズの大きさ
→常に「ゴーッ」という反響音が響いて耐えられなかったのでデッドニング(ラゲッジ含むフロア全面、ドア・ピラー周り)を敢行、ようやくロングツーリングでも快適なレベルになりました。

・硬くて柔軟性のないシート
→硬くてストロークが無いので振動吸収性に欠けます。腰痛には辛かったので、対策としてシートカバー(クラッツィオ)を付け、シートとの隙間に業務用ウレタン各種を詰めて自分好みに改良しました。

・リアの突き上げ
→膝周りには十分な空間がありますが座面が短いためあまりくつろげません(リクライニング出来るのはいいです)。鋭くゴツゴツした突き上げが顕著です。一度家族に運転させてリアシートに座ってみたら、あまりに酷い乗心地に驚愕しました。おそらくはリアのバネレートの高さとその衝撃を受け止めきれないサス取り付け部の剛性不足あたりが原因かと思われます。シートカバー+ウレタンで改良しましたが根本的には解決出来ないため、未だに座る人に申し訳なく思うレベルです。

・安っぽいインテリア
→プラスチッキーで傷もつきやすく、全体的に質感は低いです。
積載性

-

現在でも5ナンバーワゴンとしてはトップクラスの積載量。ゲート下端も低く荷物が積み込みやすいので、営業車、趣味車として優秀です。一度車中泊をしましたが、シングルサイズのマットレスを敷けば十分休めます。
燃費

-

とても燃費の良い車です。
高速道路で80〜90kmキープで21〜24km/リッター。100km平均で17〜18km/リッター程度は走ります。市街地走行は、アイドリングストップがないので10〜15km/リッター程度に落ちますが、エコ運転+まめな手動アイドリングストップを行うと、高速道路8:市街地2の使用で、総合19〜20km/リッターくらいまで伸びます。ガソリン車としては優秀だと思います。
価格

-

故障経験
エアコンのガス漏れ(車齢13年目:補充で様子見中)。それ以外はノートラブル。丈夫な車です。

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