どうして軽自動車は

Question

衝突安全性に課題があるにも関わらず

街中どこでも走れるように
なっているのですか?

Answer 1

国土交通省で定めた最低基準がいくつかありますが、そのうち車の右半分だけ衝突させる「オフセット衝突基準」が56km/hです。
詳しく知りたい場合はPDFファイルで資料があります。
https://www.mlit.go.jp/jidosha/kijyun/saimokubetten/saibet_104_00.pdf

国土交通省の最低審査の他に「自動車事故対策機構」というところでアセスメント試験をしていますが、この試験は64km/hです。最低基準56km/hの2倍の衝撃を受けます。
軽トラを除く軽自動車は、基本的にオフセット64km/h基準に適合させてます。
https://www.nasva.go.jp/mamoru/assessment_car/list/1?brand_id=&model_id=&type_id=2&keyword=
最も設計に余裕がない軽バンでもこのレベルでクリアしてます。
https://www.youtube.com/watch?v=GK1iQxbCypo

基本的に同格の車同士の事故を想定しているので、大型トラックと衝突したらそれなりに大事故になりますが、それを言い始めると普通乗用車でも無事とは言えないので、キリがない。
昔の360ccや550cc軽自動車、足元は鉄板1枚の軽トラを知ってる私から見ると遥かに良くなってるわけで、ニュースや新聞記事を見ても昭和時代から見れば大事故が減ってると実感してます。

ちなみに軽トラでは先代アクティが唯一オフセット64km/hをクリアしていて20年前のモーターショーで試験車両を展示していました。
https://www.hinanet.ne.jp/~k-truck/Crush.JPG
しかし、農家の高齢者から「小回りが利かない」「室内が狭い」とクレームを受け、現行モデルはワンランク下の56km/h基準に堕としてしまいました。
仕事の都合で嫌でも乗らなきゃいけないので、56km/hで良いとした国土交通省に怒ってます。

質問者からのお礼コメント

よく読んで勉強させていただきます。
様々な方向から洞察を加えていただきありがとうございます。

Answer 2

自動車そのものが衝突安全性に課題があります。だからメーカーは必死になって研究開発をしています。

軽自動車に限った話しではありません。

Answer 3

それを言ったらバイクや自転車はどうなの？

徒歩もだめなのか？

軽自動車も単独では衝突安全基準を満たしています。

相手が軽自動車よりおおきいと不利なだけです。

だから、街中軽自動車しか走って無ければ死亡事故も減ると思います。

Answer 4

コンパクトカーも安全性はさして変わりませんけどね。

Answer 5

こんにちは。

＞衝突安全性に課題があるにも関わらず

安全基準に達していないなら販売は出来ませんけどね。

＞街中どこでも走れるように
なっているのですか?

進入禁止以外の車道は走行できると思いますが・・・・・・・・

Answer 6

どうして軽自動車は衝突安全性に課題があるにも関わらず

アセスメントの試験に合格基準

市販販売可能


アセスメントの試験に合格基準満たない

市販販売不可能

Answer 7

>衝突安全性に課題があるにも関わらず

では何故、各メーカーは衝突安全性を謳っているのでしょうか。
貴方が「課題がある」と言うならば根拠を示しメーカーへ伝えて下さい。