現在位置: carview! > 新車カタログ > フェラーリ(FERRARI) > ローマ > 専門家レビュー・評価一覧 > 洗練されたGT性能の高いフェラーリ

フェラーリ ローマ 「洗練されたGT性能の高いフェラーリ」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

西川 昇吾
西川 昇吾
自動車ジャーナリスト
評価

5

デザイン
5
走行性能
5
乗り心地
5
積載性
4
燃費
3
価格
3

洗練されたGT性能の高いフェラーリ

2022.1.21

年式
2020年4月〜モデル
総評
フェラーリらしさはしっかりとあるのだが、いい意味でフェラーリらしさが薄いのがローマというモデルだと思う。GT的な性能が高いにもかかわらず、スーパースポーツとしても十分な性能を持っている点はさすがフェラーリと言える。フェラーリファンはもちろん、他のメーカーのハイパフォーマンスクーペを乗ってきた人にもオススメできるモデルと言える。
満足している点
なんといってもそのデザインが最大の魅力ではないだろうか。個人的には近年のフェラーリの中でも最高傑作と言えるデザインであると思う。また、新世代のメカニズムが生み出す洗練されたドライブフィールはスポーツカーとしてはもちろんだが、GTカーとしての性能も高いものと思われる。いい意味でフェラーリらしからぬ特徴をもったフェラーリなのがこのモデルの良さと言えるであろう。
不満な点
ローマに限った話ではないが、フェラーリは全体的に乗るのを躊躇するという傾向にあると思う。それは金額的なものではなくて、リセールバリューを考えた結果なのかと思われる。そういった風潮がなければフェラーリはもっとドライバーズカーとして魅力的な存在になることができると個人的には感じている。
デザイン

5

シャークノーズに組み込まれたLEDヘッドライト、フロントグリルのように開けられたダクト、往年のモデルたちを彷彿とさせるポイントを残しつつも洗練されて未来的な印象さえも受けるデザインは独自の世界観を体現している。フェラーリはこのローマのデザインをタイムレスなデザインと表現しているが、その通りでどこかクラシックで、どこか未来的なデザインを仕上げてくるセンスはさすがとしか言えない。
走行性能

5

フェラーリの最新モデルであるから走行性能に文句をつけることはそうないであろう。フェラーリの中で見るとローマの走行性能は「洗練されていて、新時代のフェラーリという印象を受ける」という声を聞く。往年のフェラーリファンにとってそれが良いのか悪いのかは分からないが、「初めてのフェラーリ」としてはベストバイな走行性能を見せてくれるのではないか。
乗り心地

5

フェラーリの中では随一の乗り心地なのではないかと思う。最新モデルであり、GT的なキャラクターに振ったそのコンセプトから乗り心地は非常に重視された性能の一つなのであろう。世代的にも新しく走行性能が洗練されたという声も聞くがそれは乗り心地も同じ。それまでのイメージのような扱いにくいフェラーリとはおさらばという感じだ。
積載性

4

2+2の2ドアクーペと考えると、比較的実用的な積載性を持っていると言える。2名乗車で旅行にいくのであれば基本的には事足りるだろう。リアシートはあくまでもエマージェンシー用として考えるべきである。フェラーリとしては実用的なモデルであると言えよう。
燃費

3

この手のモデルを購入するのであれば燃費は気にしてはいけないと言えるであろう。とは言え、フェラーリとしては最新バージョンとなるターボエンジンや新世代のトランスミッションなど、新しいメカニズムの採用は燃費性能向上にも寄与しているものだと考えられる。
価格

3

2500万円プラスアルファ、実売3000万円を切る価格設定はフェラーリとしてはリーズナブルという印象を受ける。決してバーゲンプライスという訳ではないが、他のハイパフォーマンスカーを乗ってきて「次はフェラーリを買ってみようかな」という人にとっては新車購入でも検討しやすい価格帯ではないのであろうか。
西川 昇吾
西川 昇吾
自動車ジャーナリスト
1997年生まれ、大学時代から自動車ライターとしての活動をスタート。現在はWEB・紙の各種媒体で様々なジャンルの記事を執筆するほか、車両解説動画にも出演し、喋りの分野にも挑戦中。愛車のマツダ・ロードスターで定期的にサーキット走行をし、ドラテクの鍛錬も忘れない、目指すは「書けて、喋れて、走れるモータージャーナリスト」
フェラーリ ローマ 新型・現行モデル