日本のトラック業界って最悪（長時間労働、過労死、安給など）な感じですが、アメリカはどうなんでしょうか？ やはり日本と同じ感じで、底辺職として定着しているのでしょうか？

Question

あと関係ないけど西海岸（ロサンゼルス）から東海岸（ニューヨーク）にかけての大型車での配送の仕事とかってあるのですか？
距離があるから航空便になるのでしょうか？

Answer 1

クラスAの免許を持っています。
同じ物流系ですが、違う職種に就いてます。

うちの会社の倉庫にやってくるドライバーさんたちの中には荷卸の待ち時間で本を読んでる方がたくさんいらっしゃいますよ。
底辺職がなにかわかりませんが、底辺の仕事をしている人はまぁ読書はしないでしょう。

私が働く会社と取引のあるトラック会社の運転手さんは西から東まで一人で運転することはまずありません。
各社とも中継地点をたくさん持っていて、例えばL.A.を本拠にしているドライバーさんはカリフォルニア・ネバダ・ユタ・アリゾナ・コロラド・ニューメキシコ付近をうろうろし、仮にニューヨーク行きのトレイラーを引いて東に向かっても上記の州のどこかの中継所で西向きのトレイラーを引いて帰ります。

航空便は例えばですが、LAXからJFKにしか荷物を運べません。陸送だとその間のいろんな地点のものをいろんなところに運ぶので陸送（運転手）の仕事は絶対になくなるものではありません。

質問者からのお礼コメント

皆さんありがとうございます。

Answer 2

う〜ん…
残念ながらアメリカでは完全な底辺職ですね。

過去にアメリカでclass「A」(大型)の商業免許が欲しくて、向こうの親族を頼りにトラックスクールを見に行きましたが、
憧れた世界の現実を知り、日本に定住する事にしました。
やはり労働条件や、トラックドライバーの置かれている社会的立場は非常に低いです。

今も向こうにいる知人の話では、
現在のアメリカでトラックドライバーの職に就きたいと言う人は、
ほとんど不法に流れてきた中南米系移民が多いそうですよ。
彼らは偽造免許で就職するため、それが更にドライバーの社会的立場を下げるという悪循環…

今や数少ない白人系のドライバーは、それでもプロとしての誇りを持って仕事をしていますが、
条件の良い契約をゲットできるのは、やはりコネや人徳や長年の経験値が豊富なドライバーだけですね。
そんな彼らも、安い賃金でいいから働きたいという移民系に仕事を奪われる現実…
同じ給料なら、もっと楽な仕事もあるという事実…

もちろん西海岸から東海岸まで長距離を走るという仕事はありますよ。
2〜3ヶ月に一回くらいしか家には帰れませんけど。
ルートも時間も、走行制限が厳しいので、
映画やドラマのような自由度も無く、
私の個人的な感想では面白みの無い仕事でした。

Answer 3

トラック運転手が置かれている状況は、先進国ならどこも似たり寄ったりです。特にアメリカ、オーストラリア、ヨーロッパは個人営業のトラックも多数あるので、余計に弱い立場に置かれやすいのです。ただ人手不足が深刻化してきたことで、改善の動きも見られます。

---引用---
マースク闘争 (アメリカの事例)
bit.ly/1TJ67RX
運がよければ１日に３本のコンテナを輸送し（１本につき50ドル）、午後９時30分には家に帰ることができる。３本運べば150ドルになるが、そこからトラック代、ガス代、通行料、保険料などを差し引くと、ほとんど手元に残らない。

トラック運転手が走りながら眠る場所 (ヨーロッパの事例)
bit.ly/1XC5JdG
彼らの外国での仕事は３週間続く。その間の休みは２日。「終わったらトラックをオランダまで走らせ、バスでポーランドへ帰って１週間休む」。ダスコの労働条件は普通だ、と彼らは言う。「月給は１６００ユーロから１７００ユーロ（約１５万８０００円から１６万８０００円）」だ。
ルーマニアの運転手は「イタリアの雇用主は月給を３０００ユーロ（約２９万６０００円）から２７００ユーロ（約２６万６０００円）に下げようとしている」と愚痴をこぼす。そして、録音マイクのスイッチを切った後にこう続けた。「今、休みなしで１カ月３０日間働いたんだ」
---引用終わり---

もちろんどの国・地域でも同一産業でよりマシな所得の労働者はいるので、これが標準とは言いきれませんが、日本と同じようなことはあるということです。そしてこれも日本と同じですが、あまりにも不人気な仕事になり運転手不足と高齢化に陥り始めているのです。待遇の改善と言う面では必ずしも悪い兆候ではありませんが、社会全体としては問題があります。

---引用---
仕事が欲しい？アメリカでは空前のトラック運転手不足
ti.me/1WFd3pp
(雰囲気意訳)
全米トラック運転手協会に寄れば、運輸産業は物流需要の増大に対応するため、48000人の運転手不足(2024年には退職者により17万5000人にまで拡大する)を埋めるのに躍起になっている。全産業平均年齢中央値は42歳だが、トラック運転手は49歳だ。
協会の調べによればトラック運転手の平均年収は7万3000ドルで、産業全体の平均値は4万ドル。しかしこれも十分な資格を持つ者を動機付けるには弱いようだ。
---引用終わり---

Truck Driver Salary in United States
bit.ly/20aHBO9
indeedのデータだと運転手平均5万ドルで、長距離運転手(OTR)は6万1000ドル、個人運転手の平均は27万ドル。但し個人運転手はそこからトラックの購入費、保険料、燃料代、整備費などを捻出しなければならない。所得指数は2013年半ばに下落した後は回復傾向にある。

長距離トラックはただでさえ労働条件が悪い方です。拘束時間が長く、中々家に帰る事ができません。アメリカでは景気回復で金銭面では改善の余地も生まれているようですが、それ以前に賃金の下落が起きていたと、日本人運転手が専門誌のコラムで言っていました。底辺職と言うか、どうせ労働条件が悪いならもっと楽なところがある。稼ぎたいなら他を探した方が良い、ということでしょうか。

Answer 4

底辺職ですか…
随分とお偉い方なんですかね？
物流のおかげで、何不自由なく物が買えるんですよ。
航空貨物機会社に従事してますが、空港に着いた世界各国の荷物はトラックが目的地まで運んでくれます。
荷主の要望で、無理な配車をお願いする事もあります。
トラックが無ければ、あなた達の元に食料品も石油も何も届きませんし、コンビニすら成り立ちません。
世の中に底辺職なんて物はありません。
底辺職と言う位なら、トレーラー乗ってみますか？簡単に左バック出来ると思いますよ。

Answer 5

いいえ
アメリカのトラック業界はいい賃金が出ます
トラックの後ろを家に改造している人が多いです

数日間トラックで寝泊まりをするので
大型のベッドや暖炉までつけてる人がいます


日本もかつてはそうでした
トラックを持っていれば一生飯が食える
といわれたもので
トラックを改造している人が多くいました

嘘だと思うなら
70年代の正月定番映画
「トラック野郎」
を見てください

日本で運送業が底辺になったのは
80年代に自民党が法律を改悪し
運送業者の取り分を全部企業に盗み取らせたからです