フォルクスワーゲン社の違法排ガスソフトが大問題になっています。

Question

窒素酸化物の低減に使用する尿素水が低価格で市販されています、日本では一般的な自家用乗用車の場合車検ごとに尿素水を補充すれば充分と言われています。なぜフォルクスワーゲン社は違法ソフトを使う必要があったのでしょうか？、違法ソフトを使うメリットは何で、ソフトを正規なものに変更した場合どんなデメリットがあるのでしょうか？

Answer 1

報道されているところによると

VWのエンジンはユーロ5相当のエンジン

そのエンジンでユーロ6以上に厳しい米国、恐らく世界一厳しいカリフォルニアの規制を通して北米で拡販しようとしたんだろう

米国の規制は10年後、20年後でも当初の規制値同様にクリアしなければならないらしい

VWの主力は小型大衆車で触媒や浄化設備に金をかけることができない

その車をカリフォルニアの規制値に合格させ、さらに触媒等の浄化装備を長持ちさせる

旧式エンジンで一挙に車の拡販、排ガス浄化、触媒などを長持ちさせると一挙に3つのことを狙って無理を重ねたということでしょう

使ったプログラムはボッシュが作成したテスト用のプログラム

これを使わなくてもユーロ5相当の浄化能力はあるらしい

すべての自動車に言えることですがすべての走行状態で法規制相当の浄化力を維持しているガソリン、ディーゼル車はありませんよ

高回転、高加速時はどこの車でも排ガスは多く、汚くなります

VWほどあらかさまにごまかすプログラムは使っていませんが

質問者からのお礼コメント

良くわかりました、有難うございました。