2026年5月
■2026年5月
ステランティスジャパンは、DSオートモビルの新世代フラッグシップモデル「N°8(ナンバー エイト)」を新たに設定して、2026年5月28日に発売した。
今回発売された「N°8」は、日本では2025年の東京Fomula-Eや2026年1月の東京オートサロンにて先駆けて披露。DSオートモビルの新たなモデル命名理念である“N°”に基づくモデル名を「N°4」に続いて採用しており、“8” は無限(∞)を想起させる造形を持ち、車体として優れたバランスや静粛性、そして持続可能性への意思を表現したという。グレード構成はブランドの最上級に位置する「エトワール」に加えて、マルチポイントランバーサポートやベンチレーション、ステアリングヒーター、FOCAL Electra 3Dプレミアムサウンドシステム(HiFi 14スピーカー/ 690Wアンプ)などを含む「アブソリュートコンフォートパッケージ」を用意。ボディサイズは全長4845mm×全幅1900mm×全高1585mm、ホイールベース2905mm。
パワートレーンは、前後に高効率電動モーターを搭載したデュアルモーターAWDシステムを採用。フロントモーターは最高出力207kW、最大トルク343Nmを、リアモーターは最高出力83kW、最大トルク166Nmを発生し、システム合計の最高出力は350PS。リチウムイオン電池バッテリーの総電力量は97.2kWh、WLTCモードでの一充電走行可能距離は750km、交流電力量消費率は158Wh/km、0-100km/h加速は5.4秒と公表されている。
エクステリアでは、SUVとクーペを融合したプロポーションが特長で、DSオートモビルならではの先進的なライティングデザインが際立つ。ヘッドライトには3つのライトユニットとともに、8つのダイヤモンド型LED装飾を水平に配置したライトシグネチャーを形成。また、左右に備えたV字の縦型LEDデイライトやDSライトブレードがワイドなフォルムを強調している。さらに、フロントには光のラインが流れるように輝くDSルミナススクリーンを搭載し、中央には発光するDSロゴを施した。リアには、DSオートモビルでは初となる垂直ラインを取り入れた3D LEDテールランプを採用している。足元には、20インチアロイホイールを装着した。
インテリアは、フランスのクラフトマンシップ “サヴォア・フェール” が息づく、静けさと上質さに満ちた空間に仕上げたという。ダッシュボードからドアトリムに至るまでをシームレスに構成し、車内全体が一体感のあるコックピットを創出。最上級のナッパレザーをシートやダッシュボード、ドアトリムなど広範囲に使用するとともに、パールトップステッチやパリの伝統装飾に着想を得た“クル・ド・パリ”パターンを随所に施している。シートは、DSエアロスポーツラウンジコンセプトに基づいた一体型ヘッドレストデザインを採用。高密度フォームとアジャスタブルボルスターにより、長距離走行においても快適性を維持すると紹介されている。ヘッドレスト下部には、ネックウォーマーを初装備した。インフォテインメントには、ブランドとして初めて16インチワイドタッチスクリーンを備えたDS IRIS SYSTEM(アイリスシステム)を搭載。スマートフォンのような操作ロジックを採用し、ウィジェット(機能や情報を画面に表示するショートカット機能)のカスタマイズにも対応している。
ボディカラーは、「ノアールペルラネラ」や「クリスタルパール」、「グリパラディオム」に加えて、新色の「ブランアルバータ」と「ブルー トパーズ」の全5色を設定。「ノアールペルラネラ」以外はいずれもブラックルーフと組み合わせる。