ダイハツ ソニカ 「時代に翻弄されたクルマ?」のユーザーレビュー

時代に翻弄されたクルマ?

2018.2.4

総評

“爽快ツアラー”のコンセプトどおり、乗って楽しいスペシャリティスモールだが、時勢に乗れず、モデルチェンジがないまま消えていった悲運のクルマ（販売期間は3年弱...）でもある。乗り換え検討中に存在を思い出し、調べれば調べるほど魅了され、捜索から2日目にして年式の割に低走行物件を発見、即決。エンジン不調がなければ、あと数年は乗り続けたいクルマだった。（追加）下取り後、一週間を待たずに中古車市場からフェードアウト。今思うと、乗り換え促進の罠にまんまと引っかかったのかも...(；_;)~~

満足している点

ハイト系真っ盛りの時勢に逆行する、スタイリッシュな低いフォルム。きびきびした足回り。小気味よい7速マニュアルモード。アイストなしでも良好な燃費。ベンチ形状なのに長距離でも疲れにくいフロントシート。ステアリングスイッチ（オーディオ操作のみ）付きの純正MOMOステ。収納の多さ。

不満な点

（フロントグリル）前期モデルは全面メッシュで、まさにカピバラ(笑)。後期モデルのグリルを物色するも、実現することなく乗り換え。（マニュアルモード）シフトの前後で操作するタイプだが、加速が前、原則が後ろと、慣性の法則に逆らった方式だったこと。パドルシフトだったら言うことなしだったと思う。（キーフリーシステム）クルマに近づくと開錠、離れると施錠というシステムがとにかくウザかった(笑)

デザイン

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走行性能

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低いフォルム、前後スタビ等のお陰で、安定した高速走行、コーナリングもクイックだった。

乗り心地

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15inchタイヤ、スポーティ方向に振ったサスペンション、スタビも若干固めのため、ゴツゴツした乗り味。インチダウンするユーザーも多かったと聞く。

積載性

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燃費

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平均16km/ℓ（最高19km/ℓ）。カタログ燃費（23km/ℓ）に対する達成率は7,8割といったところ。アイストなしなら優秀なほうか？

価格

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故障経験

マフラーからのオイル漏れ。付き合いのあるトヨタディーラーに持ち込んだところ、エンジン廻りの修理が必要、料金は30万円超(!)とのこと。ダイハツディーラーにセカンドオピニオンを求めるも内容は変わらず。止む無くムーヴに代替えとなった。