ダイハツ ムーヴ 「ダイハツ ムーヴ(6代目)」のユーザーレビュー

蒼い亡霊☆ 蒼い亡霊☆さん

ダイハツ ムーヴ

グレード:X“SA II”(CVT_0.66) 2015年式

乗車形式:その他

評価

4

走行性能
-
乗り心地
-
燃費
-
デザイン
-
積載性
-
価格
-

ダイハツ ムーヴ(6代目)

2017.6.25

総評
軽ハイトワゴンの有力車種。
パッケージング・動力性能・燃費性能・安全装備のバランスに優れている。
車両価格や維持費も考慮すると、下手な小型車(登録車)を選ぶより満足度は高い。
満足している点
・視界・室内の広さ
・動力性能
・アイドリングストップ(ECO IDLE)の性能と低燃費
・安全支援システム(SAⅡ)の性能
不満な点
・フロントシートヘッドレストの角度
・特徴のあまりないデザイン
デザイン

-

走行性能

-

愛車修理・点検が長引いたため、図らずも代車として借用。
通常はレンタカーとして貸し出されている車両のようで、もちろんグッドコンディション。
走行したのは横浜市内の通勤3往復・約220kmであった。

1人で乗っている以上は出足・加速とも自然かつ思い通りで、
NAモデルながらエンジンパワーには全く不足を感じない。


更なる加速が欲しい場合はアクセルを踏み込んでもいいが、
ステアリング右側の「PWR」ボタンを押すことでスムーズにパワーアップするのが好印象
(「D assist」と言う機能らしい)。


グラスエリアは広く、Aピラーは立っていて、三角窓も大きく広い視界を持っている。


安全性関連の運転支援システムとして、横滑り防止機能や
グレードの特徴的な装備「スマートアシストⅡ(SAⅡ)」が搭載されていた。
横滑りの方はその状況にはならなかったので機能性は未知数だが、
SAⅡは多少機能を体感できた。
前方の停止車両(または障害物等)に対して減速動作をせずに接近すると、
警告音が鳴って警告灯が点灯。
私はそこでブレーキングしたが、それ以上遅れると車両側で制動するようだ。
また、前方車両が発進後に「もたもた」動かずにいると、
警告音が鳴って発進を促されることも。
加えておそらく誤作動だが、路肩側から追い抜いていったバイクに反応して警告音が鳴った。
SAⅡに頼り切るのは危険だが、安全に寄与する部分は大きいと感じた。
なお、前面はフロントシールド上部中央の単眼カメラと
フロントグリル内のレーザーレーダーでモニタリングしている。




後方にもソナーが備わり、自宅車庫後退進入時に周囲の壁に反応して
バックできなくなるという弊害はあったが、「踏み間違い事故」防止には有効かもしれない。


メーターパネルからすると車線逸脱防止機能もあるようで(今回は試す機会なし)、
軽自動車と言えども侮れない充実した装備となっていた。


ミッションはCVTでスムーズ。
インパネシフトはストレートで扱いやすい。


パーキングブレーキはフット式なので前席足元横方向は広々だ。


インパネ中央上部には2DINサイズのナビが備わる。
この位置が視認性・操作性とも扱いやすい。
乗り心地

-

軽自動車としてはロングホイールベースの設計となっている。


しかしながら、ハイトワゴン(トールワゴンとも言うらしい)であるため着座位置が若干高めに
設定されており、前後方向のピッチングは「通常乗用車」と比較すればどうしても感じやすい。


シートは前後ともベンチでスライド・リクライニング出来、
極端に大柄な人でなければ広々座れる。
クッションの性能は長距離を走れなかったので未確認だが、
包み込むと言うより横方向に広がっているイメージ。


唯一の不満な点は、ヘッドレストがシートバックに対して前傾し過ぎていること(調整不可)。
後頭部が常に圧迫される状態となり、前述したピッチング時には「たたかれる」感覚さえあった
(私の後頭部が出過ぎているだけだろうか?)。
それを避けるためには上半身を後傾させるしかなく、
全体として最適なライドポジションを選べないことが残念であった。




足回りはとてもしっかりした印象で、前述したピッチングに比較すればロールはかなり
抑えられていて、少し高めのボディながら揺さぶられる感覚はなかった。
ショックの吸収もしっかりしていて、市街地でキビキビ走れる。
155/65R14の低燃費タイヤとの相性もいいと思う。


ワゴンでありながら静粛性も高く、エンジン音・ロードノイズなどは60km/hまでの範囲では
一切気にならない(高速は未走行のため不明)。

動力系の特徴として、「ECO IDLE」と呼ばれるアイドリングストップ機能があり、
スタンバイ状態(走行中タコメーターに「ECO IDLE」と点灯)から停止するとエンジンはオフとなる。
オフとなっている時にはストップした積算時間が右側に加算されていく。

この機能の長所と感じたところは、
・減速時の停止前のごく低速(10km/h程度)で先にストップするため、
 AT車特有のトルコンクリープとせめぎ合う瞬間がなく、
 MT車のニュートラル(またはクラッチオフ)と同様にスムーズなブレーキングが出来る
・ストップ中もエアコンが稼働出来る
・再始動時の反応が素早い
など。
なお、ストップさせるには一定以上ブレーキの踏力が必要であり、
少しでもブレーキを抜くと再始動する。
また、ステアリングを切る動作にも反応して再始動した。
唯一短所に感じたのは、再始動後は一定距離走行後でないとスタンバイ状態にならない事。
例として、赤信号の列に並ぶ際に前方車両直後まで近づいて徐行した後「本停止」する際は
徐行の時点でストップすることがあり、ごく短距離の徐行で再始動してしまい、
その後の「本停止」までにスタンバイの距離に達しない場合は
その赤信号ではアイドリングストップが使えない。
「ECO IDLE OFF」ボタンもあるが、前方に集中すべき停止直前に操作するような場所にはないので
ステアリングにあった方が良いかもしれない。
積載性

-

リアがついに横開きドアでなくなってしまっていたのは少し寂しいと感じた
(ムーヴと言えば横開きドアと思っていたので)。


積載性は四角く大きな開口部のためとても良い。
リアシートスライド・可倒での広さ調節に加え、床下収納もある。


前席はインパネ両脇、後席は各ドアにカップホルダーが備わる。




燃費

-

220km走行し、8.01L給油した。
単純計算で27.47km/Lである。
積算燃費計の動きをみると、コールド状態からの始動直後が最も悪く、
アイドリングストップの有り無しで大きな差が出ているようだった。
なお、愛車・参号機の同区間平均燃費は10.5km/L程度である。
恐るべし、現代の軽・・・
価格

-

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