ダイハツ ミライース 「ダイハツのやる気が詰まったクルマ 軽自動車の中では安い価格帯のラインナップだが、デザインも安っぽくなく、燃費向上に向けた様々な仕組みや安全装備（ＡＢＳ」のユーザーレビュー

ダイハツのやる気が詰まったクルマ 軽自動車の中では安い価格帯のラインナップだが、デザインも安っぽくなく、燃費向上に向けた様々な仕組みや安全装備（ＡＢＳ

2011.9.22

総評

ダイハツのやる気が詰まったクルマ
軽自動車の中では安い価格帯のラインナップだが、デザインも安っぽくなく、燃費向上に向けた様々な仕組みや安全装備（ＡＢＳ全タイプ標準、デュアルエアバック標準）の充実など、軽自動車にかけるダイハツの熱意を感じるクルマです。
２００９年の東京モーターショーでコンセプトカー「ｅ：Ｓ（イース）」が発表されてから、およそ２年。その市販版が「ミラ　イース」ですね。公称燃費はハイブリッドに頼ることなく３０．０ｋｍ／Ｌ。同価格帯のアルトＦタイプがＡＴで21.8km/Ｌ、であることを考えると、アルトの約５割増しの燃費ということになり、これは立派だと思います。
エンジンやプラットフォームなど、基幹部品の多くは「ムーヴ」のものがベースとなったそうですが、車名に関しては認知度が高い「ミラ」のブランド名をかぶせたということでしょうね。
イースの最廉価版であるこのＤタイプの価格は、７９万５０００円。アルト最廉価モデルのＦタイプが８０万８５００円とほぼ同価格。違いは、安全増備のＡＢＳがイースには装着され、アルトＦタイプには標準装備されない点。その代り、アルトにはイースに標準装備されないＣＤカーステとキーレスエントリー、ホイールキャップなどが装備されます。
でも個人的には燃費が５割増しでＡＢＳ標準のイースを選択します。
６５８ｃｃ直３エンジン（５２ｐｓ、６．１ｋｇｍ）は、かねてより燃費に定評のある「ムーヴ」のＫＦ型ユニットがベース。圧縮比を１０．８から１１．３へと高めつつ、インジェクターから噴霧する混合気を微粒子化するなどして燃焼効率をアップ。
この圧縮比アップはどうやら世界的な燃費向上の流れでもあるようです。
多くのクルマで採用されるようになったアイドリングストップ機構は、ブレーキングから車速が７ｋｍ／ｈを割った時点でエンジンを早止めしてしまう「ｅｃｏ　ＩＤＬＥ」機構を採用。停止する前に止まるエンジンで、ガソリン消費を少しでも抑えよういう考え。
電力の受け入れ能力に優れる新型バッテリーも開発。減速エネルギーをより効率的に回生できるようになっっています。　
最廉価モデルで車を比較すると、その車種の素性がよくわかると思います。

満足している点

＊高燃費車であること
＊安全装置（エアバック・ＡＢＳ）が全モデル標準装備である点
＊ゆったりとした室内空間（制約のある中でのこの広さを実感すると、私は楽しくなります）
＊内装はシンプルだが、安っぽいとは感じない

不満な点

＊この価格でこの内容なら文句なしだが、他社同様に、廉価モデルで後席ヘッドレストが省かれている点は減点ポイント。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験