ダイハツ ミラ 「レビュー:ダイハツ ミラ(L700)」のユーザーレビュー

レビュー:ダイハツ ミラ(L700)

2016.9.10

総評

シンプルだけど、味わい深いクルマです。

快適ではないし、スポーティでもなければ刺激的でもないんだけど、何故かどこまでも走り続けたくなる。

そして、愛着がわいてくる。

自分は貨物、乗用と2台乗り継ぎましたが、機会があればまた乗りたいですね。

満足している点

レスポンスが良く、純正マフラーでもやたらと良いサウンドのSEエンジン。

街中やワインディングではキビキビ走るのに、直進安定性が高く、どこまでも走り続けたくなるフィーリング。

いじりがいのあるシンプルさ。

不満な点

最近はだんだん程度の良い個体が減ってきて、少しずつではあるものの、中古車市場が高騰してきているところ。

気軽に乗れていじり倒せるのが魅力なのに、気軽に乗れなくなってきてしまいました(´･Д･)」

デザイン

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走行性能

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エンジンはEF-SE型、シングルカム6バルブで48ps、5.7kgm。

パワーは全然無いですが、低速トルクが豊かでレスポンスが良く、とても扱いやすいです。

このクルマはシャーシが驚くほどしっかりしていて、街中やワインディングではキビキビと軽快に走り、高速道路では軽自動車とは思えないほど真っ直ぐ安定して走ります。

同じ年式のスズキ車から乗り換えると、その直進安定性の高さには感動すら覚えます。

パワステも油圧式で、適度な重さのある自然なフィーリング。

刺激的ではないですが、運転していて素直に楽しいです。

乗り心地

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アイドリングの振動がひどいです。

まるで一昔前のディーゼルエンジンのクルマのようにブルブルします。

これはエンジンマウントがオイルフィルターの真下にあるため、フィルター交換時に垂れたオイルがマウントを硬化させてしまうのが原因のようです。

また、風切り音もロードノイズも結構大きめで、静かなクルマではないです。

シートもハッキリ言ってダメ。
長距離では苦痛を伴います。

それでも、どこまでも走り続けたくなるのが不思議。

積載性

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剛性がある分、トランクスペースは削られているのか、スズキ車比で横方向の広さが足りないです。

Aピラーを立てたデザインのお陰で室内スペースは広く、窮屈感はないです。

インテリアの収納はちょっと少なめ。

燃費

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バンに乗っていた頃、最高で24km/L走りました。

平均して16〜20km/Lだったので、個人的には大満足です。

価格

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故障経験

パワーウィンドウスイッチが壊れるのは定番ですね。

タペットカバーのパッキンからオイルが漏れるのも定番。

エンジンチェックのウォーニングが点灯したら、ほぼ間違いなくフロント側のO2センサー不良でしょう。

壊れやすいところはだいたい決まっていて、構造がシンプルなので直すのも簡単で、わかりやすいクルマです。