ダイハツ ハイゼットトラック 「手軽に乗れる4WD軽トラ」のユーザーレビュー

BH6A BH6Aさん

ダイハツ ハイゼットトラック

グレード:スタンダード“農用スペシャル”_4WD(CVT_0.66) 2023年式

乗車形式:マイカー

評価

4

走行性能
5
乗り心地
3
燃費
3
デザイン
4
積載性
3
価格
3

手軽に乗れる4WD軽トラ

2026.4.2

総評
トルクフルなCVT、オフオン両刀の電子制御4WDと今までの軽トラと一線を画す仕様で非常に面白い車です。
軽トラだけあって気軽に乗りやすく、街乗りからオフロードまで色々な所で活躍してくれています。
満足している点
・46馬力しかない貧弱なエンジンのはずなのに噴き上がってくれる制御のCVTのおかげでトルクフルに加速してくれます。どの速度域でもパワーバンドを使った走行が可能なのでトルコンATどころかギアの繋がりが悪いMTなんかよりよく走ります。
・舗装路が混じる雪道や雨の日に手軽に入れることのできる電子制御式4WD。オンロードだけでなくオフロードでも安心な4WDロックやデフロック機構がCVTに付くので今までの軽トラにはない独自の優位性があると思います。
・日本の風景に溶け込めるのでどこを走っても不審がられない点が気に入っています。
・抜群に良い小回りで転回がしやすいです。
・後方視界が良く、バックが非常にしやすいです。後ろが荷台なのと形状が四角なので数十mのバックであってもなんの心配もないです。
不満な点
・フェードしやすい12インチタイヤ用のソリッドディスク。まともに峠を下れるレベルじゃないのでメーカーは13〜14インチタイヤ用のベンチレーテッドを純正にすべきだと思います。
・グリップ力が非常に低い12インチのバンタイヤと放熱性の低い鉄チンホイール。13〜14インチ化して放熱性の高いホイール推奨です。
・軽トラは取り付け方的にこういう物なのかもしれませんがシートに前後方向にガタがある点。フルブレーキ時や加速時に振れる為体がブレますし、長年乗っているとガタが大きくなってきそうで気になります。
・駆動輪の片側が浮くとミッション内の多板クラッチが滑りCVTのベルトを保護する機構の為、スタビリティコントロールを切ったとしてもタイヤを滑らせることができない点。
・キャリイに比べるとかなり車両重量が重い点。スタンダード2WDのMT同士で比べてもハイゼットトラック(以下HJ)780kg、キャリイ740kgと40kg差。キャリイはMTとATの重量差がどのモデルでも0〜10kgほどだがHJのCVTはMTより20〜30kg重い。その結果、自分のHJ農繁仕様のCVT車はキャリイ最重量のスーパーキャリイのMT/ATの850kgより重い860kgとかなりのヘビー級となってしまいます。(下記参照)

HJスタンダード5mt2wd…780
スタンダードcvt2wd…800
農用5mt4wd…830
農用cvt4wd…860
ジャンボ5mt2wd…830
ジャンボcvt2wd…850
ジャンボ5mt4wd…860
ジャンボcvt4wd…890

cvt:20〜30kg増
農用化(4wd•リーフ4•デフロック):50〜60kg増
4wd:30〜40kg増
ジャンボ:30〜50kg増

キャリイkc5mt2wd…740
kc4at2wd…750
農繁5mt4wd…790
農繁4at4wd…790
スーパー5mt2wd…800
スーパー4at2wd…810
スーパー5mt4wd…850
スーパー4at4wd…850

at化:0〜10kg増
4wd化:40〜50kg増
スーパー:60kg増
デザイン

4

エクステリアについては特に言う事はないですが強いて言うならグレードによってつくメッキが気に食わないです。シルバーや黒なら気になりませんがカラードだとメッキが合わないと感じてしまう。
ヘッドライトやフォグランプは優秀。オートレベリング機構かつADB付きなのでかなり使いやすいです。走行時スモールのみの点灯ができないのが欠点。
ウレタンステアリングの形状が優秀です。コブが絶妙でよく手に馴染み位置も把握しやすいです。キャリイと違って剛性も充分です。
エアコンパネルはまさに理想の形で全ての操作がわかりやすいです。全部の車にこの形状を採用して欲しいレベルで良いです。
紙パックが入るドリンクホルダーや横に長いインパネの小物置きは実用を考えた作りで使いやすいです。
他にもダッシュボード運転席正面のスペースにスマホホルダー(マグネットのみのシンプルなタイプ)を付けるとスマホナビ使用時に視界に入りすごく使いやすいです。
走行性能

5

CVTと4WD機構がどちらも優秀。
CVTはアクセルを踏むとエンジンを噴き上がらせる仕様なのでどのタイミングでもペダルの踏み代次第でトルクフルに走れますり
ギア比も優秀。下は腹を打たないレベルの未舗装であれば不足は感じず、上も100キロ巡航は余裕で最高速はパワー的に120キロ、下りであればメーターを振り切るぐらいは出てくれます。
4WDはオンロードで手軽に入れることのできる点が素晴らしいです。軽自動車では珍しい(ハイゼット系および同じCVTを供給されているエブリイの他にはダイハツMAXのサイバー4WDくらい?)電子制御式4WDを採用しており常に駆動力を路面に伝えることができます。ビスカスのような駆動遅れもなく、既存のパートタイムのようなタイトコーナーブレーキングも気にしなくて良いのでどの面に関してもオンロードでは優秀な4駆だと思います。
オフロードに関しても直結四駆モードにデフロックまで付くので自分の使用範囲内ではよっぽど不足のない性能です。

足回りに関してはしなやかなフロントサスと強靭なリアサスで不満はありません。フロントが若干柔らかい気がするので空気圧でフロント高め、リア低めにすると丁度良い感じになります。

ブレーキはとても貧弱で未だに12インチのベンチレーテッドではないソリッドディスクなのが信じられないです。昔に比べて軽トラの車重は増えているのでメーカーはブレーキを強化するべきでは?ちょっとした峠でも少し全開で走るだけでフェードしやすくブレーキは強化推奨です。
乗り心地

3

軽トラなりに良い乗り心地です。重量配分的にフロント下りになりやすいので空気圧をあまり荷台に荷物を載せないのであればF2.4/R2.2が自分の場合は適正だと感じます。自分の使用状態に合わせてこまめに空気圧を調整するのが楽しく、快適に乗れるコツだと思います。
積載性

3

軽トラなので想定以上の点も以下の点もありません。
荷台泊もできるので楽しく使えます。
燃費

3

12〜15くらい。巡航中でも割と低ギアなのでこんな物かと。
タンクにガソリンを入れにくいのは少し欠点。
価格

3

130〜140万程度だったと思います。
唯一無二の特徴を持ちながらも安めの軽乗用車同じくらい値段なのは少しお得感ありますね。
故障経験
特になし。
最初は新開発のCVTがオフロードで不安でしたが全く問題ない耐久性だと思います。

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