ガスケット抜け以外で、エンジンオイルが冷却水に混じる事はありますか？

Answer 1

エンジンのウォータージャケットに亀裂が入ってオイルやブローバイガスがウォータージャケットにリークした場合は冷却水にオイルが混入する場合があります。
例えばヘッドシリンダーのジャケットにクラックが入って、ロッカー室のオイルがリークする事で、冷却水にオイルが混入します。
この場合、水温が低くく、ウォータージャケットの圧力が低い状況でオイルがジャケット内の冷却水に混入しますが、冷却水の圧力が高い場合は、ジャケットからロッカー室に令却水がリークする為、オイルパンのオイルも白濁(乳化)しているでしょう。
又、ミッションのATFは、ラジエターのロアタンクで冷却しており、ATFクーラーに亀裂が入った場合は、冷却水にATFが混入する場合があります。
この場合も冷却水の圧力が上昇することで、ミッション側に冷却水が混入してATFが白濁している可能性が高いでしょう。
他にもディーゼルエンジンでオイルフィルターのアダプターに水冷式のオイルクーらが備わってるエンジンだと、クーラーに亀裂が入って、冷却水にオイルが混入する場合もあります。
エンジンの内部は、冷却水が通るウィータージャケットと、ブローバイやオイルが存在するロッカー室は、アルミの壁一枚で区切られている為、こういった部分の壁面に疲労クラックや、冷熱サイクルによる熱歪で亀裂が発生した場合は、冷却水にオイルが混入することがあります。

Answer 2

ヘッドに取り付けられたシリンダープラグに穴がほげたら、エンジンオイルがコーヒー牛乳になります。

オイルクーラーに穴がほげたら、場所によってはラジエター側にエンジンオイルが混入します。

ヘットガスケットの痛み具合によっては、ラジエター側にエンジンオイルが侵入します。