軽ワゴンのハンドル

Question

軽ワゴン（昔のアトレー）に乗っています。この前代車で借りた軽ワゴン（アクティー）もハンドル（両タイヤ）？が少し左に
向こうとします。理屈はこういう解釈でよいでしょうか？タイヤの下がすぼんでいる（ポジティブ）両タイヤとも
外へ転がろうとする→運転席だけ人が乗る→右が沈んでキャンバー角が真っ直ぐもしくは重い人なら（ネガティブ）になる
右タイヤは内側へ転がろうとする→両輪とも左向きに転がろうとする（右がネガティブまでならなくても真っ直ぐ転がろうとするから
左輪が外側へ転がろうとするのでやはり少し左に向こうとする）
これで良いですか？あと外側が減ってきたらタイヤをホイルからはずして反対向けていいですか？

補足

普通車なら影響ないかもしれませんが昔の軽ワゴン」は右輪の真上に運転席があって 乗ると１３ミリくらいはフェンダーが沈みますがやはりキャンバー角は変化無しなのでしょうか？

Answer 1

フロントだけの、アライメント（キャンバー、トー）を考えると、大体その考えで正しいと思います。

１０円だまをタイヤと考え、キャンバーがゼロだと真っ直ぐに転げます。

キャンバーがつく、１０円だまが倒れると、倒れた方向（キャンバー）に転がろうとします。倒れが大きい（キャンバーが強い）ほど、円弧が小さく回ります。

自動車は左右にタイヤがあり、ポジテブキャンバー（タイヤの下がすぼんでいる（ポジティブ）両タイヤとも）の場合、タイヤは外側に転がろうとする。
しかし、自動車のタイヤはステアリングリンケージで左右繋がっているので、サイドスリップを、起こしてしまいます。
これを解消する為、トーをつけて、キャンバーによる転がり方向をトーで補正します。

モーメント相殺の理論 【キャンバーによる外】－【トーによる内】＝【抵抗ゼロ】
しかし、こうした相殺の理論は、決して間違いではありませんが、現在タイヤの形状が変わり、キャンバーは大変小さな数値になってきています。大きなモーメントの相殺はしません。
大事な理論です。

■その自動車の、通常速度域で、トーゼロを目指します。

普通車で、比較的足回りがしっかりした自動車でも、自動車に乗車したり、ゆすっただけで、キャンバーを始めとする、四輪トータルアライメント量は、変わります。

その為、四輪トータルアライメント計測、調整時は、ドライバーの体重と同じウエイトを載せて、キャンバー、トーなどのアライメントの変化量を最小にして計測調整します。

道路が傾斜しているので、左に走ると言うのは、間違いです。

確かに、水はけを良くする為、道路の断面は、かまぼこ状になっていますが、キャスターなどを操作して、真っ直ぐに走るよう設定します。ロードクランプルの補正です。


磨耗したタイヤは、キャンバースラストが出て、正確に計測出来ません。新品タイヤを付けてください。（正しく転がりません。転がり特性が変化しています。）


●リヤアクスルがホーシングタイプの為、ほとんどの軽は、リヤの【スラストアングル】が出ていません。リヤの進行線リヤタイヤが進もうとする線）が出ていません
その為、フォークリフトのハンドルを切った状態になっています。

●フロントは、ブッシング、ボールジョイント、ダンパーが磨耗しており、トー、キャンバーが狂っています。

セットバックとオフセットが出ています。以上のことから、まっすぐに走行しないと思われます。

タイヤは反対に組んで使わないほうがようです。走行不安定になるばかりか、とっさの時ブレーキが効かず事故をおこしては、高い物につきます。

アライメント

http://www.e-waza.com/whas/whats.htm


http://www.e-waza.com/basic/alignment_basic.htm


http://www.e-waza.com/application/alignment_application.htm

フレームショップオオニシさんＨＰ

http://www9.ocn.ne.jp/~f-shop/alignment.htm

ホーシングタイプも、機械加工でアライメントを調整します。
http://www15.ocn.ne.jp/~f-shop/thread.htm

質問者からのお礼コメント

詳しくありがとうございます。納得できる点がいくつもありました。また質問したとき
もよろしくお願いします。

Answer 2

ちょっと難しい質問ですが、人が乗った程度ではキャンバーはほとんど変わりません。左へ進もうとするのは、道路は雨水等を端に排水するために中央線側が高くなっています。よって、車はハンドルを離すと左へ走ります。アライメントの狂った事故車は例外ですが。
外側が擦り減るのは、サイドスリップ(横滑り)量が大きい、片輪のみなら右折または左折が多いとゆう事です。