フランスの車で、プジョーとシトロエンとルノーでは、例えば308とC3とメガーヌでは、デザイン以外で、際立った特徴差は有りますか？

Answer 1

例えば、で例に挙げられた３台のうち、Ｃ３はＢセグメントで一回り小さめ、３０８とメガーヌはＣセグメントです。

シトロエンのＣセグメントはＣ４になります。少しだけ低速で試乗しましたが、足回りの当たりが非常に柔らかく、さすがはシトロエン の新技術であるプログレッシブ・ハイドローリック・クッションを採用した意味がある、という感じ。シートのアンコが厚く、遮音性も高く、室内は非常に快適と思います。
Ｃ３はＣ４より快適性が劣る、騒音やエンジンの振動が大きいと思いますが、この車の良いところは、運転した反応が非常に自然であること。Ｂセグメントの中では、ドライバーズ・カーとしてベストの選択になります。
シトロエン全般は、内装に安価な素材を使われていることが判るので、そこが残念なところ。


プジョー３０８は間もなく、新型が国内発売になります。当方は現行型も運転したことないです。
私自身は２０８に乗っていますが、これもサスペンションの当たりが柔らかく、快適。ただしシートの形状は良いものの、アンコが薄く、腰のあたりに余裕が有りすぎ。
プジョー全般はプレミアムカーを指向していて、内装にお金を掛けるようになりました。内装デザインは共通するものがあり、車体のサイズが大きくなるほど、内装も伸びやかに、高価格の材料が使われるようになります。

シトロエンとプジョーは、同じ資本の下の会社のため、車両のプラットフォームは共通であり、エンジン、トランスミッション、運転支援装備は同等です。トランスミッションはアイシンのトルコンＡＴを使い、最近は８速が主流です。ガソリンエンジンは1.2ℓ３気筒が多く使われていて、低速からの加速では、３気筒特有のビート音があります。


ルノーは、知り合いが先代のルーテシアに乗っています。スポーツモデルであることもあり、乗った感じはプジョーやシトロエンに比べると、はるかにハード。輸入元が日産子会社のため、メガーヌ、ルーテシアともに、国産車とは違う路線で攻めたいのだと思います。
ルノーも、最近は内装にお金を掛けるようになったようです。
ルノーは日産、三菱のグループ会社のため、プラットフォームはこれらと共通です。ただしトランスミッションは、ルノーの日本輸入モデルではＤＣＴを使います。確か７速。ルノーはメガーヌ、ルーテシアでは４気筒エンジンのため、エンジン音は一般的と思います。

質問者からのお礼コメント

詳しく、有難うございました。感謝します。他の方も有難うございました。参考になりました。

Answer 2

デザイン以外で乗り味はプジョーもシトロエンも同じPSAグループなので使っているものも共有されているのであまり変わりません。
プジョー・シトロエンとルノーの違いは、エンジンが違うのとミッションも全く違います。また、シートも結構違いますね。
因みにプジョー308で比較するならば、シトロエンはC5X（新型C4はプラットフォームがBセグメントなので）、メガーヌでしょうか。
どれも個性的な車なので面白いと思います。因みに価格がNew308とC5Xは４００万円を軽く超える予定なので、メガーヌよりかなり高くなります。