2013年1月
■2013年1月
ヤナセグローバルモーターズはキャデラックブランドの最上級モデルとなるXTSを2013年1月23日から発売した。
ヤナセグローバルモーターズには、STSなどの保有ユーザーがたくさんいるため、そのユーザーが次に乗るクルマとして導入を決めたもの。XTSの導入によって、ヤナセグローバルモーターズは独自にキャデラックのフルラインナップを完成させたことになる。
XTSはGMの高級車ブランドであるキャデラックの最上級車種に位置づけられるクルマで、かつての「STS」「DTS」の後継を担うとともに、全く新しいコンセプトを導入して開発されたフラッグシップセダンだ。
ボディは全長が5mを超える堂々たるフルサイズの4ドアセダンで、外観デザインは専用のエクスクルーシブグリルを採用するなど、キャデラックらしい見るからに堂々としたデザインが採用されている。20インチのポリッシュ&クロムアルミホイールも存在感を際立たせるものだ。
インテリア回りも本革や木目パネルなどの自然素材を採用するとともに、入念な作り込みによってキャデラックならではの高いクォリティが表現されている。FFの駆動方式を採用したフルサイズセダンなので、後席の居住空間もたっぷりだ。トランクもゴルフバッグ4本を縦に収納できる広さを備えている。
搭載エンジンは、V型6気筒3.6リッターの自然吸気DOHC。直噴仕様によって最高出力227kW(308ps)/358N・mの余裕あるパワー&トルクを発生し、電子制御6速ATと組み合わされる。
装備は新たなインフォテイメントシステムである「CUE」(キャデラック・ユーザー・エクスペリエンス)を搭載するとともに、開放的なウルトラビュー電動サンルーフや地上デジタルチューナーを備えた専用のナビゲーションシステム(オプション)などが用意されている。
安全装備も衝突の危険を察知するとシートを振動させて警告するセーフティ・アラート・ドライバーシートをはじめ、車線逸脱警告機能や前方衝突事前警告機能、サイドブラインドゾーン・アラートなど、高級車にふさわしい先進的で充実した安全装備が設定されている。