キャデラック のみんなの質問

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素朴な疑問なのですがどうしてアメリカ車は故障が多いのですか?最近では中国に抜かれましたがそれでも世界第二位の新車販売台数の国のメーカーで歴史もあるのにどうして故

障ばかりする車を作るのでしょうか?キャデラックのディーラーでCTSの事を聞くと営業マンが前の型とは比べものにならないくらいトラブルは少ないですと言われましたが前期型と言っても現行型が2008年からなんでついこの前まで作られてた車です。近所でJeepチェロキーXJを乗ってた人に聞いたらとにかく故障だらけと言ってました。これも2000年まで作られてた車です。オイルショック以降急速に衰えたアメリカの自動車メーカーと言いますがもう30年以上経ってますが全く改善しようとしないのですか?それでも販売台数一位はGMだし、なぜだか不思議で仕方ありません。アメリカは国土が広く砂漠もあるので頻繁に故障したら日本よりも大変じゃないかと思うし、これだけグローバルになればいかにスタイルが良くてもアメリカ人は自国の車を買わないと思うのですが。それかアメリカ本土では日本車も頻繁に壊れるからあまり変わらのですか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

電気系統の不具合に関する書き込みがありますが、90年代頃にはアメ車も防水カプラを採用しており、日本で使っているからと言って、接触不良による電気系統の不具合はあまりありません。故障は設計の考え方や部品の信頼性不足に寄るところが大きいです。
日本車はそれこそカローラクラスのクルマでさえコネクタの端子には接触不良を防ぐため金メッキをしているくらいです。海辺で使っていても関係ありません(海辺だから特に故障が多いなんて話を日本で聞く事はありませんよね)。

アメリカではそもそも車がないと生活できない上、人口も日本の2倍はいますから、車が売れやすい環境である事は確かです。自動車をセルフメンテする人も多ければ、修理代も日本よりは安い。
そのような場所で、早くから3社独占状態になり競争がなくなってしまったため、企業の姿勢が非常に良くない方向へ行ってしまいました。道路は広いし、ガソリンも安いので、冗漫なパッケージの燃費の悪い車でもいくらでも売れた訳です。しかも部品の精度も良くないので壊れるのですが、高いヨーロッパ車を買っても結局壊れるし、自国の車を買わざるを得ないような状況もありました。
そこで日本車が登場し、状況は一変します。小さいけれど大人4人きちんと乗れるし、壊れないし、燃費も良い。アメリカで一気に日本車が売れたのはアメ車が持っていないものをすべて持っていたからです。

まだそれでも関税の乗せられている日本車は車格の割に高いし、エンジンもボディも大きい方が良いと言う信仰もあってアメ車は確かにそれなりに売れていたのですが、結局腐り切ったビッグ3は小型車を作るノウハウがないのにどこに協力を求める事も無く、何を思ったか高級路線の補強ばかり(フォードがジャガーやアストンを買収したりクライスラーがベンツと提携したり)したりして結局経営難に陥り、どこもかしこも潰れかけるまで気付かなかったという感じです。

結局、そこまでダメになったのは、関税によって自国の会社をずっと保護して来たアメリカと、それに甘えてバカになってしまったビッグ3の体質のせいでしょう。つまりアメリカ人がアメ車を買っているのは「安いから」に他なりません。絶対値の問題ではなく、同レベルのクルマで比べたときに、アメ車が一番お買い得な選択肢になるという事です。日本で買うと430万もするフォード マスタング(V6 305馬力)、本国ではたったの22000ドルちょっとです(現在のレートで160万程度)。この価格でスポーティなカッコいい速い車が買えれば多少壊れても誰もが飛びつくでしょう。これ、現地生産しているトヨタ カムリ(直4 2.5L)と同レベルの値段ですからね。

もちろん、リーマンショック以降大ダメージを受けたアメ車業界はかなり真面目になって来ています。最近きちんと「良いクルマ」と言えるものを作って来ていると思います。少なくとも消費者に訴えるメッセージ性をきちんと持ったものが増えて来ていると言っていいと思います。
キャデラックも元々はアメリカで売れりゃ良いくらいのクルマだったのですが、最近では真剣に世界マーケットを見据えて作っていますしね。キャデラックがニュルを走ってセッティングする時代が来るとはある意味驚きですが、時代の波がアメ車に変革をもたらしている証拠でしょうね。

質問者からのお礼コメント

2011.10.30 14:13

非常に納得のいくご回答ありがとうございました。やはり内需だけを考えてた巨大化し過ぎたメーカーのツケでしょうね。今後のアメ車に期待します。他の皆さんも貴重なご意見どうもありがとうございました。

その他の回答 (3件)

  • 日本のほうが湿度が高すぎるため
    アメリカ仕様を日本に輸入した場合
    ライトなどは、日本の基準の物に交換されますが

    コネクター、カプラ、ユニット、などに
    水分が入り込み、電装関係、配線関係が悪くなり
    故障の原因になりやすいです

    アメリカはエアコンもオプションの車が意外とあります
    (高級車は別ですが)

  • 確かに日本車の方が壊れにくいのですが
    日本車も輸出すると、壊れやすくなります。

    理由は、車の99・9%船で輸出されます。
    そのため、まず、工場で完成されると、港に
    保管されます。
    そして船が来ると積み込みされ目的の港まで運ばれます
    到着した港で保管され、売れるとその販売店まで陸送されます。

    つまり、その間、約半年以上、常に海風に晒され塩害を受けています。
    これが、故障の主原因になります。
    よく電気系統のトラブルはそれが原因です。

    アメ車に限らずドイツ車もよくパワーウインドウが
    壊れるのもそのためです。

    昔、ソニーがICラジオをアメリカに輸出したら、
    故障が続発。
    原因を調査したら、船に乗せて輸出したため、
    塩害にやられたのが分かった。
    とゆうのは、有名な話です。

    最近のドイツ車などは、車体全体を覆うカバーに
    包まれて保管、移動して塩害を避けてます。

    日本車の輸出はいまだにボンネット、屋根、リア、に
    フイルムを張って、ボヂィ塗装だけ塩害から守っている。
    ドイツ車の様に全体は守っていない。

    ですので、日本車も輸出車は壊れやすい。
    現地生産車は壊れにくいです。

    アメリカ車も国内ではそれほど壊れません。
    (しかし、日本車よりは壊れやすい)

  • 日本人は日本車を基準に考えるので、外車は故障が多いと感じます。
    日本車は出来すぎた車ですよ。
    外車はそれが当たり前なんですよ。


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