軽トラに箱乗せてキャンピングカーにしてる方がいますが、あれは箱は荷物扱いでしょうか？ というのは、外装扱いですとエアロの様に横は数センチはみ出せる？

Question

のかなと思いまして。荷物扱いならNGでしょうけど。
軽トラもキャンピング登録できるのでしょうか？できるとすればメリットは何でしょうか？

Answer 1

まずは、違法改造で警察に検挙されるかどうかと、車検に通るかどうかは本来同じでないといけないと思うのですが、結論から言うと道交法と車検の解釈は別物だと思った方が理解が早いと思います。

どちらにも対応したいと思うのであれば、それぞれに対応していかなければなりません。

軽トラをキャンピングカーにする事自体は可能だと思いますが、車中泊できる以外にメリットは無いと思います。
あるとすれば、構造変更により車体の一部としてキャンピングシェルを取付する場合は、車体総重量の変更も可能で、350ｋｇ以上の物を取付しても車検を通せる場合があります。

また、キャンピングカーの要綱を満たす為の内部の構造物を外さなくても車検を受けられる事です。

継続車検で小型貨物車など（白ナンバー）に車枠を変更しないで車幅を変更できるのは一部の指定部品だけです。

エアロパーツやオーバーフェンダーなどがそうですが、車枠の変更なく軽規格のまま軽微な変更の範囲として継続車検を受ける場合でも、はみ出せる範囲は片側9ｍｍしかありません。

この幅が変更できる指定部品にはアルミコンテナなどは含まれません。
アルミコンテナやキャンピングシェルは指定部品では無いのです。
しかしボルト留めや溶接、リベットなどで固定したコンテナは車両の一部とみなされてしまいますので、積載物扱いとはできません。

車検時に片側1ｍｍでもはみ出せば、幅出しで軽自動車枠の適応外です。

車体の大きさは1ｃｍ単位で四捨五入で計測されますが、幅だけは指定部品以外は1480ｍｍ以上に1ｍｍでも出ていれば引っかかります。


幌は指定部品です、本来は幌も車幅変更が出来る指定部品ではありませんが、幌の骨組が車幅の範囲に入っていれば、シート部分の1ｍｍや2ｍｍのはみ出しは暗黙のルール？で黙認されるそうです。
※幌の幅出しについては明確な確認が取れていません。

貨物車登録のままシェルなどを積んだ場合、本当は車検の度にシェルを下ろさなければなりません。
重い物になればフォークリフトなども必要でしょうから、シェルがジャッキアップ構造を備えていないのであれば、重機が必要で毎年の車検が大変です。
その代わり、必要が無い時はいつでも平ボディにできる訳で、実用面での用途が広がります。
貨物登録の積載物扱いで、分離式で重機やジャッキアップ構造を持つ物を所有さなっておられる方の方が有用性は高いと思います。

また積載物扱いであれば、車体前後の長さ方向に1割はみ出せますから、容積も大きく取れます。

軽トラをキャンピングカーにするのも一つのやり方ですが、それよりは軽自動車枠のキャンピングトレーラーにした方が維持費も安く室内も広いです。
ヘッド車が壊れてもトレーラーなら他の車に連結するだけで、原動機が無い分故障も少ないです。

高い改造費を掛けて軽トラを改造した方が安上がりなのであればともかく、100万円程度から新車の軽キャンピングトレーラーが購入できる時代ですので、あえて改造するメリットは感じないですね。

自分で安く改造しる人もいかつてはいましたが、違法改造が横行してから基準が厳しくなり、現状ネットで聞いた程度の知識や乏しい工具でDIYでキャンピング登録とするのは非常に困難になっています。

ハッキリ言えば殆どの人が挫折してDIYではできない事です。
やって見ると分かりますが、軽く大きく丈夫に作るのはとても大変な事で、やり方を知っていないと簡単にはできません。
トラックの架装にボディ架装屋の商売が成り立つのは、個人レベルでは難しい事だからです。


おそらく軽量角パイプや2X4フレーミングなどでDIYで簡単に出来るとお考えだと思いますが、検討した所で、あなた様個人のお力では実現が出来ないと思います。

私は本職は運行管理者ですが、時々ヒッチメンバーやトレーラーを作って自分で図面を引き登録しています。
最近多忙な上にこういった要望が多く、手が回らない状態です。
お近くにお住まいで、ご自身でお作りになりたいのであれば、ご相談に乗ります。
貨物車に積載物扱いにして、大きな容積を取れて、かつ軽い物の作り方を直接会ってお教えします。

条件はありますが、教えるだけなら代金は頂かないですよ。
また、私の受けている分の仕事をやってもらえるなら、代金をお支払いします。

Answer 2

基本的に荷物扱いです。

軽トラもキャンピング登録はできますけど
個人で登録するのはものすごく難しいです。

まず、足回りの検査とブレーキの制動試験なども必要ですし
荷台部分に人がのるのでしたら、クラッシュ試験なども必要になります。

Answer 3

軽自動車登録のままなら、外装であっても1センチたりともはみだしはNGです。

軽トラックベースのキャンピングカーで左右前後共々思いっきりはみ出している製品がありますが、それらは軽自動車登録を諦めて白色の登録自動車としています。