BMW 3シリーズ セダン 「BMW 320d X-Drive(G20 LCI)雑感」のユーザーレビュー

BMW 320d X-Drive(G20 LCI)雑感

2025.3.31

総評

70/100

満足している点

ステアリングフィールの良さ。

不満な点

圧倒的にパワーと音が足りない。(それを求めるクルマではないと思うけれど)

デザイン

5

フロントは、最近のBMWにありがちな直線や角を多用したデザインとなっておりかっこいいのだが、過去の3シリーズを踏まえると3シリーズにしては尖った顔つきをつしてて少しアグレッシブすぎたところがあり早く飽きがきてしまいそうなデザイン、といった印象だ。個人的にはどこか丸みを帯びやわらかさを感じつつどこか速そうな雰囲気があるE90/Mスポーツのデザインが一番好みである。
とはいえ、かっこいいにはかっこいい(流石BMW)。なかでも、特に気に入ってるのは、ヘッドライトのインナーブルーが印象的で夜間に見るととてもかっこいいところだ。
あれはかっこいい(厨二病)。
リアもツギハギ感というかパーツごとのメリハリがしっかりしすぎてるかなと思う。リアバンパーの下部のピアノブラックのディフューザーがG20/Pre-LCIまではしっかりと区別されていたのだが、ボディカラーの部分に侵食するような感じになっており、ややかっこ悪い。が、やはり灯火器のデザインがいいのでまあヨシとする(親バカ)。
サイドはボディのプレスラインとドアハンドルの位置がズレてるのが微妙に気に食わない。

BMWは不思議なことに、デビュー当時は気に食わなくても段々と総合的にみたらかっこいいはかっこいいし見てて飽きないデザインではあると感じるようになるから不思議なものだ。

走行性能

3

普段の日常使いでも楽しめる。日本国内のワインディングロードの速度域ではちょうど軽快さを感じて走れる。
ロードスター等のスポーツカーほどクルマの軸から曲がって鼻先が驚くほど入っていく感じはないけれど、他社のDセグとは段違いにステアリングフィールがいい。これはアクティブステアリングの恩恵かと思われる。
ミッションもベースグレードの3シリーズでもこんなに変速がスムーズなのかと感心するレベルでショックもなくシームレスですが、エンジンがディーゼルなのでシフトのアップ・ダウンの変速を楽しむようなクルマではない。
こちらはアクティブステアリングの弊害かと思われるが、◯00を超えてくるとフロントがフラフラしてきて非常に心許ない。さらに、パワーが圧倒的に不足していることもあり、高速道路はあまり楽しくない。

我が家のラインナップでは時々無性に乗りたくなるランキングは1位。

乗り心地

3

足の感触等は自分がとても鈍かあまりわからないタチなので割愛するが、可もなく不可もなくと言ったところで、よく言えばバランスがいいとも言えるだろう。

積載性

4

燃費

5

ディーゼルなので当然良い(どれだけ珍走しても17は出る)

価格

3

故障経験