アウディ S1 スポーツバック 「ディラーで試乗しました」のユーザーレビュー

KATS-I KATS-Iさん

アウディ S1 スポーツバック

グレード:S1 スポーツバック_RHD_4WD(MT_2.0) 2014年式

乗車形式:試乗

評価

4

走行性能
-
乗り心地
-
燃費
-
デザイン
-
積載性
-
価格
-

ディラーで試乗しました

2017.9.12

総評
MTは絶滅危惧種。
MTでAWDの5ドアハッチバックは、
悲しくなるくらい車種が限られます。
VW ゴルフR
アウディ S1
そしてマツダ。
選択肢としてS1は良いのではと思います。
満足している点
家内のプジョー206SW S16 MT(2005年製)の買い替えが目的でディラーで試乗させていただきました。試乗は、家内の運転の助手席で5km。運転5km。走行したのは片側2車線のほとんど平坦な道でした。

1)外観★★★★★
 このクラスのハッチバックとしては、極めてオーソドックなデザイン。Audi全般の特徴ですが、ボンネット、フロントガラスの傾斜が少なく直線的。ボンネット、フロントガラスの傾斜もポロ、ゴルフに比べると立っているように感じました。箱型のデザインです。フロントグリルは、A4.A6のデザインを踏襲。一目でアウディと分かります。尖ったところがなくミニ、クリオ(ルーテシア)、208程の個性は控えめです。プジョー206の美しさはありませんが、A4、A6よりは直線的で、このクラスでは、他に引けをとらないくらいおしゃれです。長く乗っても古さを感じない気がします。206のデザインは秀逸で今でも古さを感じないし、将来プレミアムがつきそうですが、そこまでの完成度には達していないです。

 使用する状況があるかわかりませんが、ヘッドランプウオッッシャーが装備されています。
 これも使用する機会などまれですが、フロントの牽引フックが格納されている。
 インタークーラー付きターボだけどボンネットに冷却用の風穴がない。

2)内装★★★★
 コックピット回りは十分洗練されていて安っぽさを感じない。
 回転メーターとスピードメーターの間のディスプレイに、走行情報が表示され最近のトレンドを押さえています。

3)居住性★★★★★
 ステアリングは、上下・前後の調整が可能。シートは、運転席、助手席とも、座面の前後、上下、背もたれの傾斜が調整できます。
 スポーツカー的なポジションに下げることも出来るし、ハイルーフの自動車並みにポジションをあげることも可能です。好みのポジションへの調整が思い通りになります。
 シートの出来は素晴らしい。プジョー206と遜色ありません。10時間くらいの長距離ドライブでも疲れを感じないと思われます。
ハッチバックなので後部座席は狭いですが、シートの硬さも十分で、背もたれを立たせているし、ヘッドレストも申し分ないです。2-3時間の乗車でも全く問題ないように思います。プジョー206でも後部座席に乗車した人には好評でしたが、同等に良いと感じました。
4)計器類★★★★
 MTのシフトレバーの位置、レバーの長さは理想的です。プジョー206のMTのレバーは1-2cm長く少し扱いづらかったです。
 ペダルの位置も申し分ないです。ヒール&トーも問題は感じませんでした。
 方向指示器、ライト、ワイパー、エアコン、オーディオなどの計器は触っていないので不明。
 ダッシュボード上にあるカーナビのモニターが格納できて、ダッシュボード上がフラットになるのは気に入りました。


不満な点
1)外装★★★
 ヘッドライトで十分なのかもしれませんが、フォグランプがない。
2)タイヤ★★
 225・35・R18。
 通勤(片道20km)、帰省(片道1000km)、スキー(片道1000km)の一般ユーザーからすると標準タイヤの扁平率が高すぎるような気がします。ただヨーロッパ仕様でも標準がR18なので、これを標準に足回りのセッティングをしたと思われますが。少し過激。A1と同様R16でよいと思う。
3)乗り心地★★★
 プジョー206のようなしなやかさがないような。一般道の凹凸を通過したとき、凹凸を通過した感触は音、手ごたえで伝わるのですが、206の場合、サスペンションは上下動しているけれど、車体の変化は感じず、勝手にサスペンションが凹凸を通過している感じでした。しなやかな猫足。S1の場合206に比べれば、サスペンションの上下にに応じて車体も動いているの感じました。ただその処理は、瞬時に修まるので不快とは感じませんでした。
 扁平率35のタイヤではなく、40か45ならもっと穏やかなのかも。
 もっとも、いくつかの代表的な国産のコンパクト車に比べたら素晴らしく良いのですが。
4)操作性
 206の油圧式のステアリングとの比較ですが、電子制御のステアリングなので、軽く感じます。手ごたえがない感じ。初めての電子制御ステアリングなので、相違を慣れるしかないのでしょう。

 
デザイン

-

走行性能

-

1)アクセル
 電子制御のアクセルなので多少レスポンスはマイルド。特性に慣れれば問題ないように思います。
2)クラッチ
 MTのギアの入り方は秀逸。ポジションにカチッ、カチッて入る感触は心地いいです。
3)ブレーキ
 電子制御のブレーキの車に乗るのは初めてなので。それとブレーキを多用する場面もなかったの未評価。試乗で違和感は全くなかったです。
4)ステアリング
 電子制御のステアリングは初めてです。油圧制御とは違うので仕方ないですが、油圧制御のような重さはなく軽いです。これも慣れの問題ですね。油圧制御の場合、最初遊びがあり、切り込むに連れて重くなる。今回の試乗では油圧に比べて軽いと感じましたが違和感はなかったです。
5)ターボ
 2速で4000回転くらい上げました。3000-3500でターボが効いている加速感がありました。でも非常にマイルドです。ターボ特有のカックンとゆう感じではないです。ターボを感じさせず、加速とトルクが出ている感じ。日常使いでは問題ない感じでした。
6)加速性
 馬力、トルクの数値を見れば当然ですが、206よりははるかに良いです。
7)4WD
 ところどころで、後輪も駆動を受けて仕事をしているのがドライバー伝わります。非常にいい味付けだと思います。前輪、後輪にどれくらい駆動がかかっているのか感じられます。これまでフォレスターとコンチェルトの4WDを運転していましたが、前後輪の駆動の状態をドライバーは伝えてくれませんでした。これはこの2台に比べると素晴らしいです。
乗り心地

-

1)安定性
 問題なし。車体鋼性、サスペンションの出来が良いのでしょう。加速時に軋み、振動、異音が全く感じられないので、空気抵抗を感じない。車体の軽さを感じます。
2)サスペンション
 助手席では問題ないのですが、運転していると、道路の凹凸を通過したときのショックを感じました。扁平率の高いタイヤの影響なのか、ごつごつ感です。スポーツタイプの車ではこのごつごつ感がないとだめとゆう方もいるので、味付けなのかもしれません。慣れの問題かも。
積載性

-

後部トランクのスペアータイヤ収納部に、バッテリー、電装装置が格納されています。
スペアータイヤはなくパンク修理キッドが標準装備。
ポロGTIもスペアータイヤはないのですが、こちらは、2段式トランクになっていて、スペアータイヤ収納部分も荷室になるので、ポロGTIよりは収納スペースは狭い。
まあ、このサイズのハッチバックとしては標準的な容量と思います。
燃費

-

不明
価格

-

故障経験
無し

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