Q1 ジンバブエは「刷りすぎ」じゃなく「供給力の壊滅」が原因ですか？

Question

宝永の物価騰貴は5年で2倍 年率20－35％程度で
オイルショックの狂乱物価程度で
ジンバブエの220万％には 程遠いじゃないですか？

つまり宝永の5年で2倍の通貨増発を参考にしても
5年で1600兆円 毎年320兆円 国営偽札つくりやっても
物価上昇率は20－35％
毎年100兆円以下なら 年率数％のインフレにしかならず
ジンバブエになんかならないじゃないですか！

だから「宝永は激しい物価上昇が起きた」と書いて
「激しいって 年率何％なの？ ジンバブエみたいに
年率220％だったの？」というのは書かないで
読者を印象操作で 騙そうとしていませんか？

つまり貨幣が1年で1000倍に増えるのは困難だが
商品供給が1/1000になるのは 割と簡単に起きる

１）フランス軍がドイツの工業地帯を占領。ドイツはストで対抗
２）B29爆撃で 工業地帯が廃墟に
３）文盲の黒人農奴が 自作農に昇格したが
農薬や肥料のラベルが読めず バッタ大発生で農業壊滅
４）TPPで国内農業を壊滅させたあと、戦争になって
穀物船を潜水艦で撃沈されて 芋1本100万円のジンバブエ

そもそも 500円玉の地金価値は 3.7円しかなく
500円玉1枚発行するごとに 政府は490円以上の
「国営偽札つくり利益＝通貨発行益」を得ている

それを大規模にやったところで
現代日本は B29爆撃で 供給力壊滅してる訳じゃないから
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
敗戦直後とは違って 商品供給能力過剰だから
年間100兆円未満なら 年率数％のインフレにしかならず

国営偽札作りやっても ジンバブエにはならない

だから「国営偽札作りは ジンバブエになる」
と言っている連中は 知ったかぶりのデマ野郎で

「オイルショックでトイレットペーパーがなくなる」
「もうすぐ 政府が預金封鎖する」と言いふらした
/言いふらしている デマ野郎のような 知ったかぶりの
うそつきの 銃殺刑で罰するべき 公害人間で

日本国が 衰退から脱出するのに必要な
借金1000兆円返済や 国防再建や エネルギー自給や
少子化対策のための 切り札の「通貨発行益」を
邪魔している国民の敵で

政府紙幣や 政府1兆円硬貨の
日銀買取に反対している グローバル派は
悪臭を撒き散らす浮浪者の
100万倍の汚らしい公害人間ではありませんか？

刷ったらジンバブエは デマで
TPPによる農業と工業の空洞化とか
供給力の壊滅こそ ジンバブエへの道で

アメリカのように 日本も
国を空洞化で壊滅させる 輸入きちがいの
間違いだらけ 知ったかぶり嘘つきデマ野郎のグローバル派を
権力から引きずりおろすべきではありませんか？

最後に 大事な事なので 要点を もう一度聞きます
刷りすぎじゃなく 供給力の壊滅こそ ジンバブエの原因ですか？
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
政府紙幣刷ったり 政府1兆円硬貨を毎年100枚発行しても ジンバブエに
なりませんよね？

------
Q2 日本国の需要不足による 不景気の解決には
政府が 刷った金で 国内生産者から 買い物しまくるべきでは
ありませんか？

別に土建に限らないです

携帯電話通信会社が 通信サービスを売るために
携帯電話をタダで提供しているように

政府が国有林伐採ソーラーの電気を売るために
国民がガソリン車をPHVに改造するために必要な
汎用のハイブリッドパワーユニット＋SCIB電池を
無償で官給すれば

「円安になったらガソリンが値上がりして生活が
苦しくなる」という国民に

ジョブスがコカコーラの取締役をスカウトするとき
「砂糖水なんか売ってないで 世界を変えよう」
と誘ったように

「ガソリンなんか買って アラブ王に貢いでないで
世界を変えようじゃないか！
PHVに改造して 国有林伐採ソーラーの電気で走れば
おまえは最早 ウルトラマンより無敵になり
円が暴落しようが オイルショックが起きようが
おまえは全く困らなくなるじゃないか！（ｗ
そして 日本はエネルギー自給が可能になって
石油が噴き出たように好景気になるぜ！」
とイノベーションを呼びかければ

「ケインズは トヨタの税金で 土建が得するから
田中角栄は ロッキードで引きずりおろせ」
みたいな 話にはならなくなる

公共事業は 経団連を好景気にするようにだって
設計しうる


政府が船の建造費と移設費と海底送電線建設費を
数兆円出して

浜岡と東海2号の 原子力発電機を 台船に移設して
静岡沖合い300kmに移設する公共事業で

爆発した場合の 国家損害を100兆円から
2兆円に縮小する沖合い移転で

造船 電線を儲けさせるのも可能では？

Answer 1

江戸時代の本当の通貨流通量は、当時の文書記録が断片的にしか残存しておらず、様々な仮定を含んだ計算なので正確には判らない。

明治新政府、大蔵省がいくつかの仮定を元に見積もった結果では、

宝永七年（1710年）における流通量は金1351万両、銀39万4千匁、金に換算して計2008万両。

宝永の改鋳が一段落した正徳4年（1714年）における流通量は金1181万両、銀77万8千匁、金に換算して計2477万両。

新貨幣を発行するばかりでなく、旧貨幣を回収するからこのように金貨の額面の減少もあり得る。銀貨は確かに4年で名目上の額面では約2倍に増加した。全体では1.2倍強でしかないが。

しかし、この時代は慶長銀（品位80％）、元禄銀（品位64％）、宝字銀（品位50％）、永字銀（品位40％）、三ツ宝銀（品位32％）、四ツ宝銀（品位20％）が混在流通したのである。しかもそれぞれ品位に応じて区別して流通した。だから名目上の額面で論じても意味がない。

例えば宝永7年の米相場は元禄銀では52匁だが、正徳5年には四ツ宝銀で220匁となった。額面上では4.倍以上になっており、これを一般的には宝永のインフレと言っている。しかし、元の元禄銀で換算し直すと1.3倍にしかなっていない。この1.3倍は恐らく冷害などによる減収が原因だろう。

さらに、一々秤量する正銀の現物ではなく、信頼の有る（財力の有る）商人らは銀手形の信用取引が次第に増加していった時代でもある。正銀の名目上の額面だけに目を奪われていたのではまともな議論にはならないことはお判りだと思う。

江戸時代はインフレがあったとはいえ、265年間で高々10～20倍程度と非常に優秀な部類です。名目の通貨の増加量も先に示した程度である。ジンバブエとは程遠いから、江戸時代を例に持ち出してジンバブエと比較すること自体適切でない。

ですから、重秀だの白石だの元禄だの宝永だの江戸時代の貨幣をここで持ち出して議論されるのは、お控えになった方がよろしかろうと思います。

古k最近日本各地で中国人を中心として多くの外国人を見かけるようになった。彼らのマナーなど社会問題も表面化しているが、とにかく中国人の若者らの元気さは目を見張るものがあり、また中国人の学生はよく旅をして見聞を深め勉強もよくする。日本の学生はどうだろうか。夏休みはアルバイトに追われ安い賃金の派遣労働者の予備軍と化し、希望も見られない。日本の学生は教科書の記述を無批判に覚えるような表面的な学習しかできない。だから元禄・宝永のインフレ、享保のデフレというような単純な構図でしか理解できないのである。

日本が中国に水をあけられたのは、若者の元気さが象徴している。

Answer 2

「徳川時代の貨幣数量－佐藤忠三郎作成貨幣在高表の検討－」によれば、宝永７（1710）年の日本の金銀流通量は金貨 1505万両＋銀貨 1075.5万両= 2580.5万両。

日本銀行調査局の試算によれば、宝永改鋳による出目は591万両（うち金貨による出目235万両、銀貨による出目356万両）。

従って宝永改鋳で増加した貨幣流通量は591÷2580.5≒22.9%。

「宝永の5年で2倍の通貨増発」は事実ではない。



江戸時代に行われた貨幣改鋳のうち貨幣流通量が倍以上に増加したのは幕末に行われた万延改鋳だけ。

万延改鋳の2年前の安政５（1858）年に5275.3万両だった金銀流通量は11年後の明治2（1869）年には1億225万両に増加した。

「近世の物価と経済発展―前工業化社会への数量的接近」によれば、安政6(1859)年から慶応3(1867)年までの8年間の物価上昇率は匁建てで約6.6 倍となっている。



https://www.imes.boj.or.jp/research/papers/japanese/kk18-4-2.pdf