草刈機と遠心クラッチに詳しい方にお聞きします。 例えば作業中、草が噛みこんで回転が停止する事が

Question

あります。この様に作動部が停止すれば、遠心クラッチは
離れ、エンジンの動力は伝達しなくなると思うのですが、
この時、アクセルが開かれた状態なら、負荷のかからない
エンジンは高速に回り出すかと思います。
しかし、実際は「ウーン」とうなる音がするだけで、エンジンは高速
で回転することはありません。エンストもしません。
何故ですか？

Answer 1

Q１ 作動部が停止すれば、遠心クラッチは離れ、エンジンの動力は伝達しなくなると思うのですが、

A1 ここの理解が違います。エンジンの動力は遠心クラッチにいも伝わっていて、遠心クラッチはドラムを回そうとしています。しかしながら負荷が大きいので回しきれない、エンジンは何とか頑張って動いているのです。

この時遠心クラッチが低速で滑っていることもあります。

車かバイクを運転されれば判るのですが、負荷がかかった状態でエンジンを回すと動かない、タイヤがスリップすることもないという状態と同じです。

トルクが出ないので刃は回ってない、エンジンは何とか動いているという状態です。

Q2 この時、アクセルが開かれた状態なら、負荷のかからないエンジンは高速に回り出すかと思います。

A2 従って、アクセルが開いた状態で負荷はかけられて、刈刃は止まっています。負荷になっている絡みついた草をアクセルを開いたまま取り除くと、エンジンは草の抵抗が少なくなった時点で、クラッチ滑りも無くなりエンジンも刃も高速で回ります。

こういうことは事故のもとになるので、草かが絡みついて刃が回らなくなったら、アクセルを戻して、エンジンを切って絡んだ草を取り除く必要があります。

質問者からのお礼コメント

機械の状態を把握する事が安全仕様に繋がると思い、
疑問を投稿してみました。
今後も、安全な作業に取り組みたいと思います。
ありがとうございました。

Answer 2

上手く説明できませんが 動力伝える役目の遠心クラッチですが
逆にブレーキの役目のような状態になったためと思いますが。
車やバイクは回転するドラムを踏み込むことで シューを広げ制動させますが
それと似たことが起きてると思います。