アウディa3のアンダーカバーが雪の轍で破損してしまいました。新しいのを付けるか悩んでいるのですが、こちら雪国住まいの関係上また今後の大雪で新しいのを付けても、また破損すると思い、付け

Question

ておりません。このまま装着無しでも水たまり等、無茶な道に入らなければ大丈夫でしょうか？どうか回答よろしくお願いします。

Answer 1

輸入車専門の整備士です。アウディ、ベンツ、ワーゲンを所有しています。こちら札幌ですが、カバー破損は冬では交換を勧めません。補修できるなら補修。補修不可能なら春になったら取り付けします。
このカバー、エンジンを保護するアンダーカバーではなく正式にはサウンドアブソーバーと言います。音と空力の為のカバーです。
外してあっても普通に乗れば大丈夫です。エンジン下にあるセンサー類も水に濡れても壊れません。このカバーの一番の効果は熱気抜きなんです。エンジンルームの熱を下に抜いています。欧州車はすべてそうです。上でなく下に抜いています。これがないと夏場に高速道路を走っていてもエンジンルーム後方に熱が溜まっていきます。抜けはしますが、あるのと無いのでは効果が全く違います。また、夏場にアスファルトからの熱からエンジンルームを守る効果もあります。
以上の事から雪が多い環境であれば今は必要ないと思って結構です。横置きエンジンかと思いますが、A3の場合はアンダーカバーは関係なく、フロントバンパーを下から打つような衝撃にだけは注意してください。バンパーが強固に付いているため、その内部のコアサポートに衝撃が入り、これまた強固に付いたコアサポート内のラジエターにも衝撃が加わり徐々にダメージ与えます。ゴルフ含めて冬に下から突いてしまってラジエターサイドにクラックが入り、クーラント漏れを起こしている車両は札幌では当たり前のように入ってきます。漏れに気がつかない方も多いですが(笑)

質問者からのお礼コメント

素晴らしい回答とても助かります。ありがとうございました。
もう一人の回答者様もありがとうございました。助かります。

Answer 2

1.4TSFIと2.0TSFIエンジン搭載車では少し違いますが、エンジン下にセンサーやアクチェーターが存在し、アンダーカバーが無いと、道路の水溜まりや雨天走行時、フロントタイヤが跳ね上げたしぶきが直撃するのでトラブルの原因となる恐れは増大します、アウディやVWゴルフのエンジン下アンダーカバーは早いと３～４年で硬化（経年劣化）し少しの衝撃で割れ易いのは感じます、逆に言うと定期交換部品と思っても良いです。
ネット通販で台湾製とかのOEMアンダーカバーが安価で手に入り、しかもそれの方が樹脂がノーマルより柔軟で、衝撃で割れ難いと（私見）とも感じるので一考されても良いかも。