アウディ A3スポーツバック 「街でも高速でも峠でもマルチにこなす相棒」のユーザーレビュー

ネム兄 ネム兄さん

アウディ A3スポーツバック

グレード:スポーツバック 1.4 TFSI_RHD(AT_1.4) 2011年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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街でも高速でも峠でもマルチにこなす相棒

2016.3.16

総評
都心も郊外も峠も「攻めなければ」気軽に楽しくドライブできる車です。
見た目の古さが原因なのか、現在の中古車相場でもかなりお手頃に購入できる車ですが、嫌味のない輸入車に乗ってみたい人に、ゴルフ6と共にかなりオススメのモデルです。

DSGの感覚に慣れてしまえばCVTでは味わえない気持ちの良い加速を楽しめますので、仕事や買い物の帰りに「ちょっと遠回り」したくなる車です!
満足している点
黒い内装と赤い照明がとにかくカッコ良い。プラスティック板を使った部分もメッキ装飾や縁を曲げるなど細かい仕掛けで安さを感じません。室内の狭さもよく意見が出ますが、全体的にウィンドウの縦幅が狭く感じるためで実際には頭上スペースにも余裕がありますので乗り込んでしまえば適度に包まれ感のある運転席環境です。この感覚はセダンの日産フーガやEクラスよりもフェアレディZ(Z33)に近い感覚で、この室内環境の違いがゴルフではなくA3を選んだ要素の一つになりました。

16インチの最下位グレードなのに運転が楽しく、純正の足回りでも「攻めなければ」都心環状線を楽しくドライブできます。アイドリングストップは再始動時の音は少し耳に入りますが、渋滞時などは機能を停止すれば鬱陶しさは半減することでしょう。

防眩ミラー、サイドミラーヒーター、オートライト、ブレーキホールド、ウェルカム&リービングライトという最下位グレードとは思えない装備が付いている点も良いですね。

純正カーナビのオーディオは音にこだわらない自分には静寂性の高さも手伝ってかなり良い印象です。少なくとも社外カーナビのEクラスよりも間違いなく良いです。
不満な点
DSGのギクシャクに関して耳にしますが、これは「MT車に乗っていると認識する」ことでかなり克服できます。MT車では当たり前のアクセル+クラッチの操作を機械がやっているタイムラグがそのまま発進の遅さに繋がっているのでATの感覚で乗るとギクシャクしてるように感じます。スムーズに発進させる感覚は、

「アイドリングストップ解除(ブレーキを緩める)からブレーキを離すまで1秒。
 それからアクセルを踏むまで1秒」

大体この感覚でスムーズに発進できています。

個人的に感じる大きな弱点は「ブレーキホールド」が効かない時がある点で、マニュアル車の感覚でエンジン回転数が低いとクラッチを繋いでも後ろに下がるのと同じで、アイドリングストップから再始動してすぐにアクセルを弱く踏んでしまうことで発生することが多い様です。

解決策はマニュアル車では「アクセルを強めに踏んで回転数を高くする」ですが、クラッチで調節できない分これではガツンと行儀の良くない加速になりますので、同乗者がいる場合はサイドブレーキの使用をオススメします。

が・・・
肝心のサイドブレーキが助手席側に付いていてアームレストが邪魔するため、坂道発進で念のために使用する際には助手席の人に腕が当たって気を遣わせてしまうかもしれません。
デザイン

-

走行性能

-

1.4TFSIは必要十分。。。なんて曖昧な表現は必要なく、街中ではゼロスタートこそアイドリングストップ+DSGで一呼吸遅いですが、加速しだせば余計な雑音もなく暑い壁1枚挟んだ向こうから聞こえる低回転のエンジン音と共にスムーズに加速します。高速では加速こそ背中をシートに押し付けられることはありませんが、流れに乗れないことは全くなく、100km〜120kmまでの追い越し加速も、回転数ばかり上がって速度が追いつかないCVTとは違って後ろに迷惑をかけない心地よい加速をもたらします。

同じFFのプリウスに乗ると左カーブやバック時に内側に切れ込み過ぎる事がありますが、A3の場合はほぼFRと同じ感覚で操縦可能で、ドイツ車らしい絶対的直進安定性もあります。サイズは小さいですが車両感覚も掴みやすく安心して運転&駐車できますので、運転に自信がない方にもオススメできます。
乗り心地

-

静寂性ですが、街中50km近辺では1,100回転〜1,300回転近辺でほとんどエンジン音が聞こえない状況で速度を維持し、メルセデスベンツEクラスの静寂性をも凌駕します。ロードノイズもかなり静かで快適な街中ドライブを味わえます。高速は100mk巡行で約2,000回転前後のエンジン音は街中と同じく気になることは全くなく、タイヤのロードノイズが多少大きいですが後席との会話に困ることはありません。一言で表現すれば「音と耳の間に1枚壁がある感じ」でしょうか。

足回りに関しては、1.4TFSIの16インチタイヤでも「しっかりした足回り」という感じなのでS-lineでは硬いと感じる人がいるかもしれません。それだけ16インチのモデルが良くできている印象です。振動はタイヤの恩恵もあって「しっかりした足回りと路面の間にスポンジが入っている感じ」で無駄な揺れは抑えつつ操作性は失われていない印象で、ロールはそれなりにしますが左カーブでも重心が傾きすぎる感じは全くありません。
積載性

-

ハッチバックですが十分なトランク容量がありますので、家具やキャンプ道具を積まないライフスタイルなら困る事はないでしょう。日本車ほど収納はありませんし、センターのドリンクホルダーアームレスト使用時は全く役に立ちませんので、カー用品店で丸型対応のドリンクホルダーを購入したほうが良いと思います。
燃費

-

都内走行で常に10km〜11km。
首都高渋滞にハマって7km〜8km。
高速中心で15km〜18km(クルコン使用でもう少し伸びるかも...)。
そんな感じです。
価格

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故障経験
まだありません。

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