アウディ A3(セダン) 「小排気量ターボで経済的」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

栗原 祥光
栗原 祥光(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

5

デザイン
5
走行性能
4
乗り心地
5
積載性
4
燃費
2
価格
3

小排気量ターボで経済的

2022.6.23

年式
2021年5月〜モデル
総評
コンパクトセダンのお手本といえるパッケージング。1リットル直3エンジンのモデルは、実にフレンドリーな乗り味とプライスなので、アウディを身近に感じることができるかも? 初めてのアウディはもちろん、ダウンサイザーにも魅力的に思える1台だ。
満足している点
コンパクトなボディサイズは使いやすく、それでいながら十分な室内スペースを確保している。何よりアウディブランドのセダンが乗り出し400万円代後半というのは嬉しい限り。
不満な点
基本的に工賃などは高めの印象。エクステリアとインテリアに若々しさを感じさせるので、人によっては「もう少し落ち着いた方が」と思うかもしれない。
デザイン

5

大型のフロントグリルを初めとして、誰が見てもアウディとわかる1台。インテリアもアウディらしい上質な仕上がりで満足度はかなり高い。オススメはメーターパネル内にナビを表示させるバーチャルコクピット。他車でも見られる機能だが、先鞭を切ったアウディらしく、使い勝手と見やすさで他の追従を許さない。
走行性能

4

パワーユニットと駆動方式は、最高出力110馬力の1リッター3気筒ターボ+マイルドハイブリッドのFFと、最高出力190馬力の2リッター直4ターボの4WDの2種類。自動車税が安い1リッターのハイブリッドモデルは、ボディサイズと出力から考えると心配に思うが、走り始めると意外と闊達。もちろん2リットルには及ばないものの、街乗りで不足のない加速は楽しめる。経済性を重視しつつアウディテイストを愉しみたい方には好適な選択だ。
乗り心地

5

Sラインはスポーツセダンらしい硬質さでオンザレールの気持ちよさが味わえる。ノーマルグレードは実にフラットフィール。メルセデスともBMWとも違う、日本の道路事情や日本人の好みにあった乗り心地を提供する。
積載性

4

ラゲッジスペースの容量に不足はなし。もちろん後席を畳んで容量を増やすこともできる。注目すべきは間口の広さと低さで、荷物の出し入れはとてもしやすい。
燃費

2

燃費は街乗りで1リットルのハイブリッドモデルでリッター17km前後、2リットルでリッター10㎞を下回ってくる。ハイブリッドは常にモーター感を感じさせ、ドライバーに対して常に「エコ」を意識させる。燃料はいずれもプレミアムなのはいうまでもない。
価格

3

ハイブリッドモデルで347万円から、というプライスに目が奪われる。ただしこれはナビなどはなく、満足するオプションを入れていくとプラス70万円程度は覚悟した方がよい。よって実質420万円〜のクルマであり、乗り出しは470万円〜といえそうだ。
栗原 祥光
栗原 祥光
自動車ジャーナリスト
東京都出身。中央大学理工学部卒業後、電気回路エンジニアへ。30歳を前にオーディオ専門誌とタウン情報誌、同Webサイトの編集者へと転身。現在はフリーのカメラマンとライターとして、年間100台近い自動車・バイク取材のほか、モータースポーツや各種イベントの取材を精力的に行っている。好きなクルマはライトウェイトスポーツと大型SUV。
アウディ A3(セダン) 新型・現行モデル

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