アウディ A3 のみんなの質問

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戦車の砲塔旋回は、エンジンの動力で回しているんですか?

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電気モータもしくは油圧モータで動かしています。

現用戦車は、ほぼ電気モータによる駆動になってきましたが、ドイツのレオパルト2A4までとアメリカのM1エイブラムスは油圧モータを使用しています。M1A3エイブラムスは電気モータにするという話もあったと記憶していますが計画が頓挫しています。

油圧駆動には、油圧モータを駆動する油圧ポンプをエンジン動力で回す方式(ドイツのティーガー、パンターが採用)とエンジンで発電された電気で電気モータを回し油圧ポンプを回す電気油圧駆動方式があり、先のレオパルト2及びM1エイブラムスは電気油圧駆動方式です。本邦の61式戦車も同方式でした。
油圧駆動は精密油圧回路による微速調整から大旋回速度が得られ、かつ応答性が良いという性質から好まれ、M1エイブラムスが現在も使用する所以です。しかし、高圧油圧回路を有するため被弾による油圧パイプの損傷や接合部のずれから作動油が噴霧される(作動油が赤色だったため“ストロベリーシャワー”と呼ばれました)ことにより戦闘時に火災を招くことが実戦(中東戦争でのイスラエルの実例)で報告され、レオパルト2及びエイブラムスは油圧ポンプ及び作動油タンクを乗員室内には設置しない方式を取ったり難燃性の作動油に変えたりと、出来る限りの安全策をとっています。

油圧駆動も電気駆動もモータ能力およびアクチュエータ能力で性能が違ってしまいます。アメリカは油圧制御にかなりの自信を持っているらしく、火災の欠点があるとはいえ、油圧駆動に固執しています。
本邦の61式戦車の場合、アメリカ戦車(M4シャーマン)のパクリでしたが微調整に難があったので砲手は熟練した操作が必要でした。また、電気で油圧ポンプが回せるとはいえ、直流電気モータを使用していたのでバッテリーのみでの旋回はやむを得ない場合を除き禁止されており、通常、動力旋回時にはエンジンを回しておく必要がありました。
実は、74式戦車も微調整から最大速度までの制御ができる電気モータが当時国内外ともに無いと判断されており、電気油圧駆動になる方向だったんですが、国内企業に建設機械用の低慣性サーボモータがあることが分かり採用しています。交流モーターなのでバッテリー電源のみでも旋回操作ができます。

その他の回答 (4件)

  • エンジンの動力というよりバッテリーの電力により駆動しています。

    バッテリーをONにしないとエンジンをかけることは出来ませんが、逆に言えばエンジンをかけずともバッテリーのみONにすれば動力による砲塔旋回が可能になります。

  • どっちもどっちな回答がw

    全部に突っ込むのは面倒なんだけどwわかりやすいのだけ。

    >油を(油に限らず、ボイル=シャルルの法則により)高圧にすると、温度が上がります。

    断熱圧縮が起こるのは気体で、液体はほぼ起こりませんw

    >作動油は被弾時に火災を引き起こしますし、

    燃料じゃないんだからw 長時間高温にさらされれば燃えるけど、被弾してばっと燃えあるようなことはありません。

    まあ、どちらも「元は油圧、今は電動」という部分だけで後の長文は話半分にしておいたほうがいいですw

  • ボイル・シャルルは撤回します。
    油圧器機の油が高温化して引火しやすくなるのは、工学系の知識がある人間には常識でしたが、常識過ぎて理屈を安易に勘違いしてました。
    https://www.juntsu.co.jp/qa/qa1301.php

    高温化して引火しやすくなることや、第四次中東戦争でM48の方がセンチュリオンより引火しやすかった理由は油圧駆動のためと分析されたのは常識なので。
    まあ、間違ってボイル・シャルルなんて余計なことを書いた私が悪いんですがね。

    以下、訂正版。

    昔は人力。
    今は電動です。


    1950年代までに作られた戦車。ナチスドイツやアメリカは油圧モーターもありました。

    油圧モーターと言うのは高圧の油を流すことで回る油圧器機で。
    そこに油を流す油圧ポンプが必要に成ります。


    この油圧モーターを回す油圧ポンプを動かすのに、
    ・主機(エンジン)で直接回す。
    ・主機で発電して電気モーターを回す。
    ・補助エンジンで直接回す。
    ・補助エンジンで発電して電気モーターで回す。

    主機(エンジン)で直接油圧ポンプを回す形式はナチスドイツの戦車でしばしば見られましたが。
    エンジンの回転を上げないと砲塔が速く回らないため、戦記劇画など読んでいると、あたかもエンジンで砲塔を回しているような感覚になります。


    なお、電動の場合も発電を主機でやっている場合と補助エンジンの場合があります。


    先の方は勘違いしていますが。
    油圧は動き始めに(油が圧縮されてしまうために)油圧モーターの回転が遅い。
    止めたつもりが油が少し膨張するために少し動いてしまう。
    癖があり、そんなに細かい操作に向かず、
    ・最後の微妙な補正は手動ハンドルでしている。
    ・慣れて来ると最初と最後の動きの癖を理解して人力の補正無しで照準出来るようになる。

    と言う具合に、別に油圧は細かな動きが出来る訳ではありません。


    なお、動き始めに遅い減少は油圧を上げることで防げるため、F-1マシンのセミオートマなどは極端に高圧な油を使っています。

    戦車もそこまで行かなくても砲塔を動かすならかなり高圧になります。


    油圧器機の油は、普段は難燃性なのですが。
    油を加圧して使うと(背圧弁による減圧時にエネルギーが熱に変わるなどして)油温が上がります。

    難燃性の油でも、高温の状態では燃えやすくなるので、被弾すると、燃えやすい油が勢い良く漏れてしまい、火災が起きてしまいます。

    特に、第四次中東戦争でアメリカの戦車がエジプト軍のミサイルや無反動砲で大損害を受けたため、後継は電動になります。

    また、そもそも高圧に耐える油圧器機を作る手間など考えたのか、早くから電動にしていた国もあります。

    昔は油圧にしろ電動にしろ微妙な補正は手動でしたが。

    現在は特に走りながら主砲を撃つための技術を突き詰めたため、電動で細かい制御をします。

  • 大元はエンジンが動力源で、油圧または電動モーターで砲塔を旋回させています。

    戦車も最初期には人力で旋回させていましたが、エンジンの回転軸でポンプを駆動し、油を配管で配ってバルブで調整しながら油圧モーターで回すようになりました。また、作動油は被弾時に火災を引き起こしますし、電線による配線が簡便なおで電動モーターも普及しました。また、並行して電気モーターで油圧ポンプを駆動する方式が現れたりもしました。
    21世紀現在は、電動モーターの回転を半導体素子によって細かく制御できるようになり、概ねは電動が主流ですが、それ以前は電気スイッチだと細かな操作が不得手で、微妙なバルブ操作が可能な油圧方式が(火災リスクを無視すれば)好まれたようです。

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