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アストンマーティン ヴァンキッシュ 「ヴァンキッシュは好きな人にはおススメします。」のユーザーレビュー

JD    Jack Daniel. JD Jack Daniel.さん

アストンマーティン ヴァンキッシュ

グレード:なし 2001年式

乗車形式:マイカー

評価

4

走行性能
4
乗り心地
4
燃費
4
デザイン
5
積載性
4
価格
3

ヴァンキッシュは好きな人にはおススメします。

2016.3.19

総評
・オーナーから購入希望の方に
「このクルマが好きで堪らない」という理由がなくしては、購入してはならないクルマです。

オーナーから直接購入した方が良いかなぁ。
※クルマは機械ものなので故障はします。
 納車整備の予算外に100万円は1年以内の修理費用で持っておいた方が安心。
 それは新車価格が高額なクルマは皆 部品が高いので当たり前です。
※クルマの知識がをある程度あって、多少の整備が出来る人でなければ、ショップの思う壺。
湯水のごとく故障や整備でお金を使います。
※10年以上経過しているアストンはディーラーでの保障には入れませんので全て自腹です。

  ヴァンキッシュは発売開始が2002年なので、初代 ヴァンキッシュはディーラー保障に入っている人はいません。Sで最終型の2007年も入れません。

また、保証入るのに事前整備でOKもらうまでに多額の出費が要るのでメリットはないかも。

※燃費を気にする人にはお勧めしません。
※クルマでは女性にはもてません。というかマニアしか車種はわかりません。
※本当の速さを求めるのであれば、ポルシェをお勧めします。
※快適性を求めるのであれば日本車(特にレクサス)をお勧めします。

良い部分はそれほど、流通台数は多くはありませんので値段は下がりにくいです。
ヴァンキッシュは世界でも1500台以下しか残っていないと言われています。
もともと、2600台程度しかS含め生産していませんし、クルマは1年で3〜5%程度 少なくなる減衰率を踏まえるとそうなるのかなと思います。

更に昨年に程度が良いヴァンキッシュは海外に運ばれている様です。
日本には30台あるか無いかだと思っています。
実際に走行しているのは20台以下。
あとは、販売店で新たなオーナーを待っています。

もしかすれば、20年持てば 1億円になるかもしれません。(笑)
私はこの10年間で、ヴァンキッシュに集会以外ですれ違った事はありません。

手造りアストンが欲しくて堪らないという人が見ているという事を前提におすすめにしておきます。
この評価は難しいです。
満足している点
・何と言っても、迫力あるデザイン。素敵すぎます。

オトコの憧れるクルマではないでしょうか。
変な恰好で乗りたくありません。オシャレしようかなと思わせるクルマです。

・不動の時間が修理で10年間で2年と6か月ありましたが、戻ってくるとそんな不満を吹き飛ばす魅力があります。

また、ニューポートバグネルというアストンマーティン の工場で生産された車種は市場価値が高いです。
手造りの生産ですから、非常に時間をかけて生産しています。クルマの中での世界遺産と思います。



不満な点
まず、ヴァンキッシュというだけで、大抵の整備工場は敬遠します。
専用テスターが無いと、調整出来ない整備が幾つかあります。
・エンジンの放熱設計が良くない。デザイン重視してなのか。
・ミッションとクラッチの構造
ヴァンキッシュはマニュアルミッションがベースでハンドルシフト構造にしているだけで、オートマチックミッションではありません。
オートマッチクモードで乗れると錯覚して、多用するとクラッチ、ミッションの故障率が跳ね上がる設計。

・交換前提部品の作業性の悪さ。
・アンダーパネルの大きさと外す苦労(シビレます)
・部品代がアストンマーティン車種では初代ヴァンキッシュは断トツに高い。

エンジンルーム内の熱が課題で110度くらいまで上がります。電子部品や樹脂部品、ゴムパーツは10年間隔で交換となります。

デザイン

5

デザインは最高です。
時間経過と共に更に魅力を増してきます。

あのブリスターフェンダーは最高です。
斜め後ろから見ると惚れます。
ドアミラーの幅までリヤフェンダーは拡げています。

内装は可もなく、不可もなく。
今の時代のアストンと比較すると高級な見せ方はしていません。
オーソドックスのブラックレザーです。
この時代は最後のコノリーレザーでしょうか。
座席は座り心地は良く、200キロ距離を連続で走行しても疲れません。
不満は樹脂部分が弱く、フェラーリと同じくベタベタなります。
走行性能

4

・走行性能は、1990年代の設計で2000年代の販売のクルマとは思えない性能で現代のクルマとも走行性能は引けを取らないと思います。
・スポーツモードにした時にグイグイ押し出す力はもはや、今のクルマには無い味付けかと思います。
・パワー感はV12気筒のバランス取れた設定です。
ダイレクトインジェクションコイルが1本故障しても分かる様な繊細さです。
本当に良く出来たクルマのエンジン設定です。
逆に言えば、調子悪くなっても乗っているとどんどんダメになっていくタイプのクルマに思います。
・操作性ですが、シフトはミッションが6速 ロボタイズのハンドルシフト式 MTと自動モードを持っていますが、自動モードは絶対にお勧めしません。
元々、ミッションで乗るクルマをフェラーリのF355 F1マチックの機構を採用したので。

DB9からは信頼性が高いZF製トランスミッションですが。

私見ですが、クラッチが持ちません。半クラを続けてしまう設定です。
私はMT設定でしか乗りません。
急なシフトチェンジを続けると、センサが異常の信号を拾います。
2007年以降のアストンはシフトセンサを変更している様ですから、急なシフトチェンジにも追随する
らしいですが、普通に乗っていれば全く問題ありませんが、カチャカチャし過ぎると良く無いようです。
・扱いやすさは普通です。
注意点は、エンジン始動時の儀式(AMSポンプの圧力が正常になるまでエンジンをかけない)
運転には注意点はありませんが、坂道は出来る限り、坂途中で止まらないという事が鉄則かと思います。
故障はかならずします。日本のクルマの精度と故障思想ではないので、ボディもアルミから職人の手で叩き出しをしています。
ただ、全体バランスは良いクルマと思っています。









乗り心地

4

・硬めの方です。カチッとした設定なので、どんな状況でも足が負けるという事には出くわした事はありません。
・静粛性はこのクルマに求めるのは・・・。アストン乗りの方ではフロアマットの振動が気になる方も居られますので、2枚マットを敷いている方もいます。
・スポーツカーが好きな方なら気にもなりません。
積載性

4

・あまり良くないです。トランクにはゴルフバッグは積めません。
DB9も同じです。ドライバーが入りませんし大きなゴルフバックは入りません。
ただ、日常の買い物などには困ったことはありませんのでゴルフ以外では問題ないかと思います。
・2シーターは後部座席の位置にも積めます。
燃費

4

・V12気筒の6リッターで燃費を気にしていたら、乗ってはいけません。
一度、12気筒乗るともう最高です。

・周囲には値段高いでしょう?故障する?燃費悪そう?という3大ネガティブ質問が来ますので
記載するとしたら、大体、5KM/1リッターです。
・長距離を高速で走行すれば、7km程度かな。
5KM以下と思っていればそうそう、裏切られません。
アストン乗りで燃費を気にする人は少ないと思います。
価格

3

アストンは買取は期待してはダメです。
アストンは専用のテスターが無いと整備はフルには出来ませんから、販売店は故障を踏まえた価格で売ります。

現状渡しで100万円安いのであれば、100万円高くても整備済み、保証付きがオススメです。
三か月保証あれば、1000km走れば、大体の不具合判りますし。
あとは、どれだけ整備しているのかになると思います。

欲しい方は個人売買で購入して、きちんと整備したらショップで買うより納得行くかと思います。
故障経験
・エンジン熱が凄くて、運転席から見てフロントダクトから蜃気楼の様に湯気が上がります。
今まで見たクルマでこれほど、エンジン熱が高いクルマは見たことがありません。
エンジンオイル交換は半年に一度をお勧めします。
・熱が高いので、バキュームホースは経年劣化で交換は必要になります。
また、ダイレクトイグニションコイルは定番の故障でミスファイヤでエンジンチェックランプが点きます。コイルも熱と電圧・電流の関係でリーク不良になり、故障してしまうケースが多い様です。
出来れば、1本ダメになった際に12本を交換勧めます。
マニホールドを外すので、部品代とガスケットやプラグで工賃含めると90諭吉です。
バキュームホースやラジエターホースも熱で交換するとなると40諭吉程度。
あと、エンジンそのものは強いので、オイル交換さえすれば問題ないかと思います。
冷却性能もエアコンも良く効きますので不満は無いかと思います。

クラッチは3万キロで交換です。
費用は150諭吉、マグネテックセンサーに変えると更に30諭吉はかかると思います。
ASMポンプも故障しやすい。二回交換しています。

あとは、センサー類、電子部品搭載のエアマス、ストットルボディ、ECUは順次、経年の寿命故障しますから交換覚悟でいれば大丈夫ですが、パワートレインコントローラーは本国も新品が無く、リペア品を提供となります。
取り外したECUは1ヶ月以内にアストンに届かないと二倍の
価格になります。
また、ボディコントロールユニットも経年劣化で故障は覚悟必要です。
私はウィンカーとワイパーが急に動かなくなったり、ライトが急に点かなくなり、大事故になりそうな事象が発生しました。
今はこれらのECUを交換して電気系は不安はありません。

部品は殆どアストンは保有していますから、安心出来ます。
しかし、部品価格はこの5年でも上昇中です。
ECUも三桁しますし、クラッチはシングルなのに100万近くします。インフレです。

部品は大体が部品寿命なので仕方ありません。
20年選手になりますし。

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