2009年2月
■2009年2月
2004年9月のパリモーターショーで初公開されたC4は、ミドルサイズカー「クサラ」の後継モデルである。欧州では同年11月から販売が開始され、日本には2005年6月から導入されている。ボディタイプはサルーン(セダン)とクーペの2つ。サルーンが丸みを帯びたラインを特徴とし、クーペはよりシャープなラインを取り入れるなど、それぞれが個性のある別々のスタイリングを持つのが特徴だ。フロントシートを後方へ最大限下げた状態でも、リアシートにおいて17cmのニールームを確保するなど、余裕のある室内空間を誇る。運転席回りではセンター部分を固定式にしたステアリングホイールが特徴。固定された中央部に主要な快適装備、ドライビング補助機能のスイッチが設けられている。ハンドルを操作中でも、容易にスイッチを操作できる。インパネのセンター部分に設けられた透過式のデジタルメーターもC4ならではの特徴だ。リアシートは6:4分割式を採用し、乗員や荷物に応じたアレンジを可能とする。荷室に仕切りを作り、荷物を整然と積み込める折り畳み式パーティションなどを装備する。2009年2月のマイナーチェンジで搭載エンジンがターボ仕様(103kW)と自然吸気仕様(88kW)の1.6リッターになった。このときには同時にフロントマスクを中心にエクステリアデザインを変更して新デザインのアロイホイールを採用したほか、インテリア回りの質感を向上させている。各種エアバッグなど安全装備も充実。