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carview!編集部が“これぞ名車”と思う20モデルを紹介2016

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ホンダ 不夜城

まずそのインパクトのある漢字のネーミングで、忘れ得ないコンセプトカーとなったとも言えるホンダの「不夜城」。後年のマツダの「靭(SHINARI)」や「雄(TAKERI)」といった漢字シリーズとは違った、クルマからまったく連想できないネーミングセンスに、今では敬意すら感じてしまう。

というのは大げさだが、都会の若者をターゲットとし、「スケートボード感覚で都会を疾走するイメージを具現化したタウンボードヴィークル」との触れ込みそのままに、全身艶かしい濃いパープルのボディカラーで、スケートボードの上にキャビンが乗ったようなハイト&ショートのエクステリアは、ネーミングに負けないインパクトがあった。

インテリアは、クラブをイメージしたもので、シートに深く腰掛けるのではなく、座面が異様に高く、ちょこんと寄りかかるように座るセミスタンディングシートや、DJミキサーのターンテーブルのようなハンドルや操作パネル、そしてドア面いっぱいに設置された大口径スピーカーなど、とにかく何かが吹っ切れたように、異彩を放ちまくっていた。

一方、どう見ても運転に向かないと思われたセミスタンディングシートには、各シートに4点式のシートビルドイン・ベルトが採用されていたり、横開きのリアハッチを開けると専用のボードラックがあり、スケボーを取り出してすぐ遊べるなど、実用性(?)も一応考えられていたという事実が、更に見るものの戸惑いを助長させていた。

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