このページの先頭です このページの本文へ

東京モーターショー2019

現在位置: carview! > モーターショー特集一覧 > 東京モーターショー2019 > ニュース > 【価格/サイズ/内装/燃費は?】ホンダ新型フィット 2/14発売 ハイブリッド、ガソリン車を解説

ここから本文です
ニューモデル
2020.2.13

【価格/サイズ/内装/燃費は?】ホンダ新型フィット 2/14発売 ハイブリッド、ガソリン車を解説

4代目フィットとは RSは?

text:Wataru Shimizudani(清水谷 渉)

ホンダは、コンパクトカーのフィットをフル・モデルチェンジして、2月14日に発売する。昨年の東京モーターショーで実車は参考出品され、概要も発表されていたが、価格などを含めての詳細が明らかになったのでレポートしよう。

フィットは2001年6月にロゴの後継車として登場し、大ヒットモデルとなる。2007年に2代目、2013年に3代目にフルモデルチェンジし、今回のモデルは4代目となる。

フィットは日本だけでなく、タイ、中国、ブラジル、インドなどでも製造され、北米や中国での車名は日本と同じ「フィット」だが、それ以外の国では「ジャズ」となっている。

新型フィットは、歴代モデルが築き上げた優れた性能や機能をベースに、「心地よい視界」「座り心地」「乗り心地」「使い心地」という、数値で表せない4つの心地よさを提案している。また、ユーザーのライフスタイルに合わせて、「BASIC(ベーシック)」「HOME(ホーム)」「NESS(ネス)」「CROSSTAR(クロスター)」「LUXE(リュクス)」の5タイプを設定している。

一方で、従来型にも設定されていたスポーティ・モデル「RS」は、現在のところラインナップされていない。

新型フィット 外観

初代から2代目はキープコンセプト、3代目も顔つきなどは変わったがフォルムは踏襲していたフィットだが、新型はイメージを一新した。クルマ全体はシームレスなサーフェスが特徴的で、塊(かたまり)感のあるものだ。

フロントマスクは親しみを感じさせる顔つきで、クロスター以外のモデルはグリルレスとなっている。ヘッドライトはLED、ハロゲンとも優しいまなざしを思わせる。サイドビューはキャラクターラインなどを極力減らして、塊の造形美を表現。テールゲートは従来型より前傾させて、塊感を強調しながら軽快な印象を与えている。

テールランプが横基調になったリアビューは、厚みを持たせたバンパーとともに低重心なイメージを創出している。リア・ウインドウやテールランプは、ボディパネルと段差が少ないシームレス表現で、塊感をさらに強調している。

フィット・ベーシック(FF)の3サイズは、全長×全幅×全高が3995×1695×1515mm。ネスとリュクスは全高が25mmアップ。クロスター(FF)は全幅が1725mm、全高が1545mmとなる。

また、クロスターのフロントグリルやフェンダーアーチなど、一部の違いはあるがボディパネルは基本的に共通だ。

新型フィット 内装

室内は極細化されたフロントピラーや視覚的なノイズの少ないインパネ、車内から見えにくいヒドゥンワイパーなどの採用により、抜けるように心地よい視界が特徴的だ。

ステアリングはエアバッグモジュールの小型化によりセンターパッドの小さい2本スポークとして、水平基調を引き立てながら足元の爽快感を高めている。メーターはバイザーレスで全タイプ7インチの液晶式とし、シンプルで見やすいものになっている。

フロントシートは新世代フレームを初採用して、ホールド性と座り心地を高い次元で両立させたボディ・スタビライジング・シート。

リアシートはクッション厚を上げて前席下への足入れ性を向上するなどして、長距離ドライブでも疲れにくい快適な座り心地を実現している。タイプによってシートの素材やデザインは異なるが、基本的には大きく変わらない.

室内に収納スペースは多く、また前席間のフレキシブル・アタッチメントテーブルは用途に応じてアレンジできる。

ラゲッジスペースも従来型より開口部を広げ、従来型同様にリアシート座面はチップアップできるので、さまざまなシートアレンジで使い勝手が高いのは、フィットの伝統を踏襲している。

新型フィット パワートレイン

パワートレインは、ハイブリッドとガソリン・エンジンの2種。ハイブリッドは、1.5L DOHC i-VTECに2モーターを組み合わせた「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を採用。

いままではミドルクラス以上に採用してきたシステムを基本に開発したもので、発電用と走行用の2つのモーター(109ps/25.8kg-m)を搭載し、従来型の1モーターから大きく進化した。日常シーンのほとんどはモーターで走行し、高速クルージングなどエンジンのほうが高効率な領域はエンジンで走り、あらゆる領域で優れた燃費性能を発揮する。

組み合わされるエンジンは98psと13.0kg-mを発生する1.5LのアトキンソンサイクルDOHCで、i-VTECを採用して走りと燃費を高次元で両立させた高効率タイプ。ミッションは、2モーターに内蔵された電気式CVTの無段変速機となる。

WLTCモード燃費は、ハイブリッドのエントリーグレード「e:HEVベーシック(FF)」で、29.4km/Lを達成する。

ガソリンエンジンは、98psと12.0kg-mを発生する1.3LのアトキンソンサイクルDOHCで、これもi-VTECを採用。

ミッションは、全開加速ステップアップシフト制御やブレーキ操作ステップダウンシフト制御を組み込んだ新開発のCVTを組み合わせ、優れた燃費を実現しながら心地よいドライブフィールをも獲得している。ガソリン車のWLTCモード燃費は、エントリーグレードの「ベーシック(FF)」で、20.4km/Lだ。

なお、駆動方式はどちらも2WD(FF)と4WDを設定している。

新型フィット シャシー

心地よい乗り心地のために、新型フィットでは走りを支えるボディの軽量化・高剛性化・高強度化を徹底した。

980MPa級以上のハイテン材(高張力鋼板)の適用比率を従来型の10%から18%に拡大し、強度を高めながら薄板化を図り軽量化を実現した。さらにサスペンションダンパーの取付け点を効果的に補強し、重量の増加を抑えながら、曲げ剛性を6%、ねじり剛性を13%向上させている。

サスペンション形式は、フロントはマクファーソンストラット式、リアはH型トーションビーム式と、従来型を踏襲。

それでもフロントではダンパーへの横力最小化やボールジョイント揺動トルク低減などのフリクション低減技術により快適な乗り心地をもたらし、リアも入力分離ダンパーマウントの高性能化などにより乗り心地の向上とロードノイズ低減を実現している。

また、ステアリングには可変ステアリングギアレシオのVGRを採用し、高速での小舵角時はスムーズで安定感のあるステアフィール、街中ではキビキビとした旋回性、そして車庫入れなどの大舵角では取り回しをしやすくしている。

新型フィット 装備

前述した5つのタイプにより快適装備などの内容は異なるが、先進の安全運転支援システム「ホンダセンシング」は、全タイプに標準装備される。

車両前後に装着された8つのソナーセンサーと合わせて、前方を広角に検知するフロントワイドビューカメラを初搭載。従来までの機能に加えて、後方誤発進抑制機能やオートハイビーム、近距離衝突軽減ブレーキ(ホンダ初)を装備する。

また従来型同様のコンパティビリティ対応ボディの構造を基本とし、最高水準の衝突安全性能も実現している。

さらに、ホンダ車専用車載通信モジュールの「ホンダ・コネクト」を日本国内では初搭載。ユーザーのカーライフをより安心・快適にするコネクテッドサービス「ホンダ・トータルケア・プレミアム」を開始する。

この基本パックは初回申し込み月の翌月1日から起算し、12か月後の月末まで無料(以降、税込550円/月:解約しない場合自動購入)で、エアバッグ展開時に緊急サポートセンターに自動通報したり、緊急通報/トラブルサポートボタン、エアコンやドアロックのリモート操作、クルマを探すなどのサービスが受けられる。

新型フィット 価格

新型ホンダ・フィットの発売日は2月14日。

全グレードの価格(消費税10%込み)は、以下の通りとなっている。

ハイブリッド・モデル

e:HEVベーシック(FF/4WD):199万7600円/219万5600円
e:HEVホーム(FF/4WD):206万8000円/226万6000円
e:HEVネス(FF/4WD):222万7500円/242万5500円
e:HEVクロスター(FF/4WD):228万8000円/248万6000円
e:HEVリュクス(FF/4WD):232万7600円/253万6600円

ガソリンエンジン・モデル

ベーシック(FF/4WD):155万7600円/175万5600円
ホーム(FF/4WD):171万8200円/191万6200円
ネス(FF/4WD):187万7700円/207万5700円
クロスター(FF/4WD):193万8200円/213万6200円
リュクス(FF/4WD):197万7800円/218万6800円

新型フィット スペック

フィットe:HEVホーム(FF)

価格(10%税込み):206万8000円
全長×全幅×全高:3995×1695×1515mm
ホイールベース:2530mm
重量:1180kg
ドライブトレイン:直4 DOHC+モーター
排気量:1496cc
最高出力(エンジン):98ps/5600-6400rpm
最大トルク(エンジン):13.0kg-m/4500-5000rpm
最高出力(モーター):109ps/3500-8000rpm
最大トルク(モーター):25.8kg-m/0-3000rpm
トランスミッション:電気式無段変速機
WLTCモード燃費:28.8km/L
タイヤサイズ:185/60R15

フィット・クロスター(4WD)

価格(10%税込み):213万6200円
全長×全幅×全高:4090×1725×1545mm
ホイールベース:2530mm
重量:1180kg
エンジン:直4 DOHC
排気量:1317cc
最高出力:98ps/6000rpm
最大トルク:12.0kg-m/5000rpm
トランスミッション:無段変速オートマティック(トルクコンバーター付き)
WLTCモード燃費:17.4km/L
タイヤサイズ:185/60R16

(AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN)

PAGE TOP

本文はここまでです このページの先頭へ