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東京モーターショー2019

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ニューモデル
2019.12.02

全長5m超えの国内最大級ミニバン!トヨタ「グランエース」は620万円から

メルセデス・ベンツに負けない迫力のLサイズミニバン

 トヨタは、東京モーターショーでお披露目した「グランエース」を全国のトヨタ車両販売店を通じて12月16日から発売を開始する。

 グランエースは、セミボンネットのパッケージを採用したフルサイズワゴンで、上質な室内空間と静粛性や走行安定性など磨き抜かれた基本性能の高さを特徴としている。グレード展開は3列シート6人乗り仕様の「Premium(650万円)」と、4列シートで8人乗り仕様とした「G(620万円)」という2タイプとなる。

 グランエースをミニバンにカテゴライズした場合、アルファード&ヴェルファイアよりも遥かに大きく、国内では最大級のモデルとなる。

 しかも全長5300mm、全幅1970mmというサイズは、輸入ミニバン(正規輸入モデル)で最大となるメルセデス・ベンツ・Vクラスのエクストラロングと同等サイズで、東京モーターショーの会場で実車を目にした人は、その圧倒的とも言える存在感に驚いたはずだ。

 外形寸法をあらためて列記すると、全長5300x全幅1970x全高1990mm、ホイールベースは3210m。いわゆる全長5m以上ボディを持つ“フルサイズ”ミニバンで、車重は2740~2770kgとなる。

 車両価格が600万円超の高級ミニバンとあって、内外装の仕上げはじつにゴージャスだ。フロントまわりは金属調加飾のグリルとクロム加飾フレームで囲んだプロジェクター式2眼LEDヘッドランプによって、華やかさと先進性を表現。

 サイド、リヤにも金属調加飾モールやガーニッシュをあしらって品格を醸し出している。足もとには削り出しの質感と金属調塗装のアルミホイールを装着し、高級ミニバンとしての風格ある佇まいが強調されている。

“くつろぎ”を優先したシート

 5m超の全長と超ロングホイールベースを生かし、車内は室内長3290mm、室内幅1735mmという、フルサイズミニバンならではの空間を確保。そこに3列、あるいは4列シートを備えている。

 これほどの広さを持つなら、後席を3人掛けにしてさらに乗車人数を増やすことも可能だが、グランエースではあえて後席2列(または3列)を2人掛けとしている。しかも、2列目ならびに3列目の4席には、ゆったりとくつろげる専用のエクゼクティブパワーシートを採用。

 座り心地のよさはもちろん、ロングスライド機構やパワーリクライニング機構、パワーオットマン、快適温熱シート、格納式テーブルといった機能を備え、利便性や快適性のよさがとことん追求されている。

 4列シート仕様では、3列目にレバー操作でシート調整可能なリラックスキャプテンシートを設定。4列目にはワンタッチで座面が跳ね上がる6対4分割チップアップシートを採用するなど、乗車人数や手荷物の量にフレキシブルに対応できる配慮がなされている。

力強さに定評がある2.8リッターディーゼル

 ボディサイズが大きく、車重もかさむフルサイズモデルとあって、走りの能力がどれほどか、さらに走行時の快適性は気になるところ。まず動力性能だが、エンジンは最高出力177馬力、最大トルク46.1kg-mを発生する2.8リッター直4クリーンディーゼルエンジンを搭載。

 この1GD-FTVエンジンは、次世代高断熱ディーゼル燃焼や小型高効率可変ジオメトリーターボチャージャーによって、世界トップレベルの熱効率44%を達成した高性能ユニットで、ランドクルーザープラドをはじめとしたトヨタの現行ディーゼル仕様に搭載されている。

 力強さに定評がある2.8リッターディーゼルに6速ATを組み合わせることで、高級車に求められる滑らかさや静粛性に加え、低回転からトルクフルな走行を実現している。燃費は10.0km/L(WLTCモード)という、車格を考慮すれば優秀な能力を発揮する。ちなみに後輪駆動のみとなっている。

優れた走行安定性を実現

 足まわりは、フロントにマクファーソンストラット式独立懸架、リヤはトレーリングリンク車軸式を採用。各ピラーをアンダーボディと結合した環状骨格構造を用いて実現したボディ剛性の高さ、さらにサスペンションジオメトリの最適化やストロークの確保したことも相まって、接地感ある上質な乗り心地と優れた走行安定性を実現している。

 また、あらゆる路面環境で優れた静粛性を追求するべく、エンジンルームと室内を隔てるダッシュパネルにサンドイッチ鋼板を使用するなど、制振材・吸遮音材を効果的に配置している。乗員をもてなすことに注力したクルマらしい、乗り心地のよさ、走行中の静かさを味わえるというわけだ。

最新技術で車両周辺の状況確認をサポート

 安全面では、歩行者(昼夜)や自転車運転者(昼間)を検知対象に加えたプリクラッシュセーフティ採用の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備している。

 大柄なクルマだけに、車両周辺の状況確認をサポートする能力は必須だ。この点についても、静止物を検知して衝突被害の軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]、駐車場での後退時に左右後方から接近する車両を検知し衝突の可能性がある場合にブレーキを制御するリヤクロストラフィックオートブレーキ[パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)]を備え安全と安心をサポートする。

 ほかにも、DCM(専用通信機)と8インチディスプレイオーディオを標準装備し、スマートフォンとの連携によって安心・便利なコネクティッドサービスを提供する。

 乗る人をもてなすことに徹底してこだわった作りがなされたグランエースは、温泉旅館などの送迎といった用途を想定したモデルと言われている。だが、それだけではない。その大きな存在感は、アルファード&ヴェルファイア以上の迫力と豪華さを求める人たちの琴線に触れるクルマでもあるといえるだろう。

(Auto Messe Web 『Auto Messe Web編集部』)

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