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東京モーターショー2019

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ニューモデル
2019.8.07

三菱パジェロ 8月末で生産終了 英国、すでに販売終了 最終車は記念保管

37年にわたる歴史に幕

三菱ショーグンが37年にわたる英国での販売を終了した。あとは8月中に日本で第4世代モデルの最終バージョンが生産される。

日本などの市場ではパジェロという名前で知られているこのハードコア・オフローダーは、1982年に初代が英国でも発売された。それから今までに11万4164台が同国で登録されている。4代目にあたる現行モデルは2006年に登場した後、何度かフェイスリフトを受けながら生産が続けられてきたが、それも8月いっぱいで終了する予定だ。

今までに11万4164台が英国で登録されているショーグンは岐阜県の坂祝町で生産されてきたが、欧州向けとなる最後の車両は既に生産終了。現在は日本向けに700台が限定販売される「ファイナル・エディション」の生産を行っている。

後継モデルは日産パトロールと兄弟に?

ミツビシUKによって英国に輸入された最後のショーグンは、ショートホイールベースの「バーバリアン」トリムだった。このクルマは同社の歴史的記念車両の1台として保管される。ミツビシ・モーターズUKのロブ・リンドレイ社長は、ショーグンについて「わたしたちにとって非常に重要なモデルでした。このクルマのお陰で、わたしたちは1980年代初期から長い間、4WDとSUVのセグメントをリードするメーカーの1つでいられたのです」と語っている。

さらにこの先のパジェロの将来については未だ不明だ。三菱の首脳陣は以前から後継モデルを望んでいるものの、ハードコア・オフローダーのプラットフォームを新規開発するには多額のコストが掛かるわりに、それほど多くの販売台数は見込めない。それが今のところ、第5世代モデルの開発を妨げている。同じ理由で、ランドローバーも新型ディフェンダーの開発に苦心した。

三菱L200三菱は現在、ルノー・日産・三菱アライアンスの豊富なプラットフォームを利用できる立場にあるが、ルノーや日産が揃える車種の中に同じようなクルマはない。報道によると、パジェロの後継モデルは、日産パトロール(かつての日産サファリの後継)の次世代型とプラットフォームを共有する、あるいは同アライアンスで新規開発するピックアップトラックのシャシーがベースになると言われている。三菱L200の次世代型となるこのピックアップトラックの開発は、三菱の主導で行われている。

初代はジープの後継として登場

三菱パジェロはダカール・ラリーの覇者としても有名だ。1980~90年代には、この過酷なラリーレイドで12回も総合優勝を達成している。1981年の東京モーターショーで初公開された初代は、三菱の本格的なオフロード車として、ライセンス生産されていたジープの実質的な後継モデルという位置づけだった。最初は3ドアのショートホイールベース・モデルのみだったが、1982年に5ドアのロングボディが追加された。

1991年に発表された第2世代のパジェロの重要な特長は、「スーパーセレクト4WD」と呼ばれる四輪駆動システムを搭載したことだ。1999年にモデルチェンジした第3世代では、ラダーフレーム・ビルトイン・モノコックボディに移行し、四輪独立懸架式サスペンションが採用された。

2代目と現行の三菱ショーグン(日本名:パジェロ)。2006年発売の第4世代は、英国では3.2Lディーゼル・エンジンとオートマティック・ギアボックスの組み合わせのみが販売されていた。

ショーグン・スポーツ(市場によってはパジェロ・スポーツ)は今後も販売が継続されるが、車名に「ショーグン」(あるいは「パジェロ」)と付くものの、プラットフォームはまったくの別物だ。

(AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN)

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