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東京モーターショー2017

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ニューモデル
2019.6.16

画像で紹介 奇抜なインテリアのコンセプトカーたち 22選 後編

プジョー806ルナボート(1997年)

プジョーは1997年にタイヤのついた高級ボートのような806ルナボートを製作した。このコンセプトはキャンバストップでウッドデッキを持ち、さらにジェットスキーも搭載可能なカーゴスペースが用意されていた。フロアおよびステアリングにもウッドが用いられ、よりボートらしさを表現した。

ただし、806ルナボートはプジョーのヨット市場への参入を表明するものではなかった。このモデルに用いられたつり目のヘッドライトは今後のデザインの方向性を示すものであった。

シボレー・ノマド(1999年)

シボレーが1999年に発表したノマド・コンセプトは、1950年代のノマドのインテリアをベースにプラスティックを多用しモダンにしたものであった。スイッチ類は最低限に抑えられた。視覚的な重さを減らすため、半透明のプラスティックが用いられている。

ノマドはコンセプト止まりとなったが、よりクリーンなダッシュボードのデザインを実現するのにはここからさらに数年を要した。

トヨタHV-M4(1999年)

トヨタは「将来のクルマの予想像」とされるHV-M4コンセプトを1999年に発表した。外装はやや未来的でプレヴィア(エスティマ)にも似たものであった。しかし、その内装は夜空のようなバックライトを持つメーターパネルや、センターコンソール上のクリスタルの半球に覆われたスクリーンが特徴だ。

このダッシュボードのレイアウトは2代目プレヴィアにも引き継がれたが、半球やバックライトについてはコンセプト止まりとなった。ハイブリッドのパワートレインはプレヴィアでも使用されている。

フォード24/7(2000年)

フォード24/7コンセプトには3つのバリエーションが存在するが、そのいずれもが同じ前衛的インテリアを持つ。フォードによれば、そのキャビンに用いられた先進的技術を強調するため、エクステリアはあえて可能な限りベーシックなものとなっている。

ダッシュボードに埋め込まれたスクリーンに車両の情報やメディア関連の機能が丸いアイコンで表示される。これは2019年現在のスマートフォンに近い形態だ。しかし、スクリーンはタッチ式ではなく、音声により操作を行う。

トヨタPOD(2001年)

クルマと消費者家電の中間として位置付けられるPODコンセプトは、トヨタとソニーの共同プロジェクトだ。混み合った日本の都市部に適したサイズだが、その内部は4人の乗車が可能で、それぞれに大型スクリーンが取りつけられる。ドライブ・バイ・ワイヤが採用され、ステアリングの代わりにおもちゃのようなコントローラーにより操作を行う。

PODは乗員の音楽の好みなどの情報を収集し、それに合わせた車内空間を演出する。顔認識機能により、ドライバーが眠くならないようサポートすることも可能だ。トヨタはこのクルマを市販化することはなかったが、このクルマに使われる技術の多くが実用化されることになりそうだ。

ホンダIMAS(2003年)

ホンダが2003年東京モーターショーで展示したIMASコンセプトは、初代インサイトにも似たデザインだ。ダッシュボード、ステアリング、センターコンソール、ドアパネルなどは人間の骨格からインスパイアされたという。

興味深いデザインだが、万人受けはせず、コンセプトの段階から抜け出すことはできなかった。

ベルトーネ・キャデラック・ヴィラ(2005年)

ベルトーネがデザインしたキャデラック・ヴィラ・コンセプトはクロスオーバーのSRXのプラットフォームをベースに設計されている。外装はキャデラックというよりもクライスラー・タウン&カントリーに似ている。

車内はソファーのようなリアシートやほぼ完全に透明なドアパネルによる良好な視界が特徴だ。前席の乗員はダッシュボードに取りつけられたBOSE製の23インチ・スクリーンにより車両の情報にアクセスすることができる。

多くの自動車メーカーやデザインハウス同様、ベルトーネもタッチスクリーンが中心となるインテリアデザインを予想した。しかし、テスラですらこれほど大きなスクリーンは採用していない。

三菱CT-MiEV(2006年)

2000年代半ばにはマルチファンクション・ステアリングは特筆すべき装備ではなくなっていた。しかし三菱はさらに多くの機能をここに搭載したのだ。2006年に登場したCT-MiEVは、ステアリングホイール左側にハイブリッド・ドライブトレインのダイアグラムやメディア関連のボタンが配置された。一方右側には警告灯類が取りつけられている。

三菱はこの技術を市販車に取り入れることはなかった。多くのひとはステアリング中央部には警告灯類ではなくエアバッグが取りつけられるべきだと考えたのだろう。しかし、中国のバイトンはステアリングホイールにタッチスクリーンを搭載するクルマを2020年代前半に市販化する計画である。

シトロエン・ヒュプノス(2008年)

シトロエンが2008年に発表したヒュプノス・コンセプトは、お菓子のスキットルズを溶かしたようなインテリアを持つ。4人の乗車が可能だが、シトロエンはこのビビッドなインテリアについて詳細な説明をしていない。

ヒュプノスは同社のラインナップに大きな影響を与えている。そのデザインは2012年に発売されたC4エアクロスに引き継がれ、ディーゼル・エレクトリックのパワートレインはDS5やプジョー3008に搭載された。

キア・イマジン(2019年)

キアが2019年ジュネーブ・モーターショーで発表したイマジン・コンセプトはふたつの側面を持つ。ひとつはキアがフラッグシップとして打ち出すEVのプレビューだ。もうひとつはスクリーンに支配されるダッシュボードの未来を面白く表現している。ダッシュボードには21枚もの高解像度ディスプレイが取りつけられ、インフォテインメントシステムや車両情報を表示している。

キアはイマジンを市販化することはなかった。SUVファストバックのようなプロポーションや電動パワートレインは市販車にも活かされるかもしれないが、21枚のスクリーンのうち19枚はコンセプトに留まるだろう。

シトロエン19_19(2019年)

電動の19_19はシトロエンが100周年を記念して発表した2台のコンセプトカーのうちの1台だ。走るリビングルームをイメージして設計されたと言い、リアのベンチシートはソファーのような形状だ。本棚まで取りつけられていることから、シトロエンは紙媒体の書籍は今後も存在し続けると考えているようだ。

大理石のように見えるステアリングの中央に搭載されたスクリーンから各種情報を得ることができる。ハンモックのような助手席の前方にはインフォテインメントシステムが装着されている。AIによるパーソナルアシスタント機能も持ち、ドライバーの心理を読み取ってレストラン、休憩所、ホテルなどの案内も行う。

19_19の見た目は今までにない斬新なものとされ、今後の発展が期待される。

(AUTOCAR JAPAN 編集部)

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