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東京モーターショー2019

現在位置: carview! > モーターショー特集一覧 > 東京モーターショー2019 > バイク・その他 > kiekert(キーケルト) > ほとんどの人が通り過ぎる? 忍者のようにマニアックな展示のサプライヤーを発見

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かっこいいね!(4pt)

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kiekert(キーケルト) ブース

日本語も説明もないブースに中国車? の謎

東京モーターショーでは完成車メーカーのみならず、様々なパーツメーカー(サプライヤー)が展示を行っていますが、プロ向けor素人向け、ブランド認知狙い、記念に出てみた(?)など、目的も展示方法も、温度感はそれぞれだったりします。

そんな中、編集部の目に留まったのは、西展示場4のコーナーに陣取った「キーケルト(Keikert AG)」というドイツのサプライヤー。まずは白い看板にブランドロゴと英字のみ、日本語はおろか、説明もほぼ見当たらないストイックなブースデザインが強気です。通りがかった編集も「いったい何の展示?」という印象。

さらにブースに置かれた白い大型ミニバンは、日本人にはまったく馴染みのない中国メーカーのクルマ。広州汽車の「Trumpchi(トランプチ)」というブランドで、モデル名は「GM8」とのこと。

セールスアカウントマネージャーの藤田さんに伺ったところ、キーケルトは世界最大手・シェア約20%のラッチ(トランクやドアなどのロック機構)メーカーで、ルノーや日産、メルセデス・ベンツなどにドアラッチやトランクリッドラッチを納品しているんだとか。ミニバンのドアやエンジンフードに貼られたメカの画は、貼られた場所に使われるラッチのモジュールを描いたものでした。

高級車は「コトっ」、安いクルマは「カチャ」でわかる?

キーケルトが得意とするのは高級車用で、最大の違いは音に現れるんだとか。安物は「カチャ、ガチャ」、高級品は「コトッ」という抑えたごく控えめな音がします。

前出の藤田女史曰く、話題のEVメーカーの音は開閉音に気を使わない「カチャ」。デザインへのこだわりで知られる某国産メーカーは「いちばんいいのを持ってこい!」と要求が超厳しい等々、なるほどと思わされる違いがあったのでした。

藤田さん曰く、素人には何の展示か想像もつかないこのブースはディレクター氏のこだわりなんだとか。出す意義はあったんでしょうか? の問いには「プレスデーには事前に招待していた国内メーカーさんがたくさん来てくれました」とのご回答。実は親和性が高そうな、春に開催されたビジネス向け展示会の「人とくるまのテクノロジー展」には間に合わなかったらしいんです。

他にもマニアックなメーカーが盛りだくさんのサプライヤー系展示フロア。時間が合えば担当者からじっくり話を聞くこともできそうだし、新型車やコンセプトカーは見飽きたという猛者から、ごった返していない展示や体験をのんびり楽しみたいファミリーまで、意外に幅広いニーズがありそうです。

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